記事一覧
#32 北野生涯教育振興会〜中間報告〜
先日、北野生涯教育振興会の中間報告書の提出が終わりました。
奨学生の応募をする前までは4000字程度の報告書なんて書けるのかと不安でしたが、実際はそれほど書く内容に困る事は感じませんでした。
というよりも、この1年で文章を書くという事に対して、随分と慣れてきたなと感じます。
中間報告では特に学んだ事として、放送大学大学院を通して様々な人がいる事、また研究に取り組むという事がどれだけ難しい事か
#31 漠然とした、しかし着実に
修士論文を書いている傍ら、考えている事があります。
その前に、まず修士号を取る事に、どのような意味があるのかという点です。
知る事や、新たな知見を手にする事が好きである事もそうですが、研究の方法を学ぶ事、次のステップに繋げていく事にあります。
それは、ひいては博士後期課程への進学、高等教育機関へのキャリアチェンジというものに繋がっていきます。
私が現職の公立学校教員となろうとした理由は、とに
#29 放送大学大学院〜奨学金について〜
この度、北野生涯教育振興会より、修士全科生給付型奨学金の決定通知がきました。
非常に嬉しい気持ちと、自身の研究に対する責任の大きさを感じるものです。
私自身、現在も大学の奨学金を返済しながら生活している身であり、今回の給付型奨学金の決定で研究意欲がより向上しました。
さて、本記事の本題についてですが、
放送大学HPの「奨学金制度について」では、「日本学生支援機構」と「北野生涯教育振興会」の2
#28 心理検査に関する疑問
中学校の就学相談の資料として用いられる心理検査にはWISC-IVが用いられることが多いです。
しかし、WISC-IVは適用年齢が5〜16歳程度となっており、児童によっては計測ができない場合があります。
その場合、ビネー式やK式といった適用年齢がより低いものが用いられることもあります。
これらの検査は数値的な結果だけでなく、所見が記載されており、総合的に判断されるものです。
しかしながら、心理
#26 「障害受容」から「自己理解」へ
本記事は、先日の記事「#24 「障害受容」というテーマ」を掘り下げた内容となります。
ある方と、「障害受容」というテーマについて話をしたときのことです。
「現在は「障害受容」というワードが使われなくなりつつある」という言葉を聞いて、ハッとし、自身の理解が不十分だったことを痛感しました。
「障害受容」という言葉は確かに世間一般ではよく用いられるものですが、突き詰めていけば「自己理解」であり