#23 大学院入学から1ヶ月が経過して

放送大学大学院に入学してから1ヶ月が経ちました。
本記事では、この1ヶ月で起こった思考の変化、行動について書いていきます。

大学院生の立場を利用した情報収集

大学院に入学する前は実現不可能だったというものではありませんが、「私は研究を行う立場だ。」という意識は確かにもつようになりました。

その中で起こしたアクションとしては、

・学会への入会
・関連機関へのインタビュー
・文献リサーチの手段の多様化

などが挙げられます。

学会自体はこれまでも教育に関連する学会に入会こそしていましたが、研究する領域が明確となり、それに合致する学会への入会もしました。
その学会もまた、指導教員等からの推薦が必要だったため、大学院入学によって進めることができた部分でもあります。

関連機関へのインタビューに関しては、大学院生という立場を利用する必要は必ずしもありませんが、個人的には目的を明確に伝えられ、コンタクトが取りやすくなった印象です。

文献リサーチの多様化については、放送大学付属図書館や国立国会図書館デジタルコレクション、Springerを利用してきましたが、基本的に全文PDFのあるものが中心でした。
そこから、ERICや実践に取り組む機関のHPなど、情報収集の幅が広がったことに加え、リサーチ方法も見直しました。
これまでで調べきれていなかった部分について、新たな発見がありました。

自身が取り組む研究とは

指導担当教員からの指導を受け、基本的な知識や技能について学び直しをしました。
また、自身の研究において「何を確かめたいのか」、「どのような方法をとるのか」、「そして、どのように評価するのか」、といった部分の見直しに入っています。
大学院に入学する前から、研究計画についてある程度の具体性をもって院試に臨んだと考えてはいましたが、入学後にその甘さを痛感しています。

私の研究は「デザイン研究」に該当するものであり、それを行うために何を考えるべきかを、現在は学んでいるところです。

修士論文を書き上げるまでの計画を立てる

以下の記事と内容は重複しています。

約1年8ヶ月という制限時間の中で修士論文を作成する必要があります。
そこで、常に時間を意識し、計画に沿って取り組むことが必須だと考え、口頭試問をゴールに据えて、いつまでに何をやるかを自身でまとめました。

これを行った理由としては、

・研究は自分自身が理解するだけでなく、それを他者に伝える事が必要であること
・いつまでに、何を、どうする、といったスケジュール管理が必要であること
・思考を視覚化させた時、自身の思考と表現されたものに相違がないか確認する必要があること


といった点から行うべきと個人的に判断しました。

【再考】修士課程を通して何を得たいのか

詰まるところは、「学ぶこと、調べること、確かめることが好き」であるから取り組んでいるところです。

大学院修士課程への入学から1ヶ月が経過した今、さらにその先を見ようとした時に、博士過程への進学、研究機関へのキャリアチェンジといった方向性もあるのではないかという考えが強まってきています。

その上で、自身が大学院修士課程で何を学び、何を得るべきなのか、という問いは、より具体的に、かつ明確にされてきたようにも思います。

道は急がず、常に自身に問い続けることを忘れず、歩みを進めていきたいと思います。

連休中に恩師に挨拶しに行くことになったため、これまでの学びと自身の考えを報告できそうです。

それでは、良いGWを。

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