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#21 放送大学大学院〜オリエンテーションを終えて〜

放送大学大学院のオリエンテーションを受けてきました。
午前は全体のオリエンテーション、午後は個別での自己紹介等となっており、ともにオンラインによる実施。

指導担当教員は言うまでもなくですが、ゼミ生の方々についても専門分野に特化した一流の方々ばかりで、私自身恐れ多い気持ちになりました。

全体のガイダンスでは、主なところで

・大学とは異なり、学生は研究者としての意識をもつこと
・常に時間を意識して、研究に着手すること
・研究の新規性、独創性を大切にすること
・指導担当教員等との情報共有を密にとって研究を進めること
・修士論文のページ数は50ページ程度(研究内容によって前後)
・修士論文の参考文献数は20件程度(研究内容によって前後)


といったお話を受けました。


修士論文の作成については、数字的な目安はあるものの、注意しなければならない点があります。
私自身は、入学までの間に参考文献は30件ほど目を通していましたが、知れば知るほど情報が不足している事に気づき、現在もなお文献数は増え続けています。
ただ、この活動は自身の研究の本質を見極め、必要十分なものに絞っていかなければならない事にも気づき始めています。
そうでなければ、参考文献の数は無限に増え、闇雲に調べても研究の本質を捉える事ができません。
また、闇雲に調べていく内に、自身の研究テーマを見失う事に繋がる恐れもあります。

修士論文の作成までの期間に関しては、2023年4月に入学、修士論文提出期限が2024年12月なので、1年8ヶ月となります。
簡単なイメージとしては、

1年目…研究計画の再考・具体化、修士論文の骨子完成
2年目…実証研究や開発へ着手、分析、修士論文の作成

となります。
私は今回が初めて修士論文を作成する立場ではありますが、入学から口頭試問までの道筋を視覚化できるよう、オリエンテーションを聞いた後に簡易的な論文執筆ロードマップを作成しました。
これについては、

・研究は自分自身が理解するだけでなく、それを他者に伝える事が必要であること
・いつまでに、何を、どうする、といったスケジュール管理が必要であること
・思考を視覚化させた時、自身の思考と表現されたものに相違がないか確認する必要があること


といった点から行うべきと個人的に判断しました。

私自身の今後の方向性としては、

・アカデミックスキルの獲得
・研究テーマにおける先行研究レビューの精選
・具体的な実証研究方法の検討

の3点が焦点となると考えています。
研究テーマ自体は具体的な事例を取り扱っていることからブレにくいものの、大学院生としてのアカデミックスキル、本質的な問いを自分自身にし続ける、より具体的かつ説得力のある実験方法といった点では、不十分さが顕著です。
限られた時間の中で、まずは上記について乗り越えていきたいと思います。

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