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放送大学大学院

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放送大学大学院の授業から試験、入学理由まで。
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記事一覧

#33 大学に訪問して

#33 大学に訪問して

 先日、大学でお世話になった先生に現状報告と修士論文についての助言を頂きに行きました。
当初は1時間程度のお話ができればと考えていたのですが、話したい事が多すぎて、気づいたら2時間半も話をしていました。
在学生でもないのに、これだけのお時間を取らせてしまった事は大変恐縮ではあります。しかし、非常に有意義な時間を送らせていただく事ができました。
いや、いくらでも時間があるなら、2時間半どころか、1日

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#30 大学院1年目が終わりに近づき

#30 大学院1年目が終わりに近づき

 久しぶりの投稿です。

 大学院に入学してから、1年が経とうとしています。
結論から言うと、この1年間、本当に困難だらけでした。

 研究のテーマや方法がある程度は定まった状態でスタートした大学院生活でしたが、いざ研究を始めるとなると、本当に上手くいかない事だらけです。
研究テーマを深堀りしていくほど、「いや、これはどうなのだろう(これを以て自身が他者に説明したとは言えないのでは。根拠としてこの

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#29 放送大学大学院〜奨学金について〜

#29 放送大学大学院〜奨学金について〜

 この度、北野生涯教育振興会より、修士全科生給付型奨学金の決定通知がきました。
非常に嬉しい気持ちと、自身の研究に対する責任の大きさを感じるものです。
私自身、現在も大学の奨学金を返済しながら生活している身であり、今回の給付型奨学金の決定で研究意欲がより向上しました。

 さて、本記事の本題についてですが、
放送大学HPの「奨学金制度について」では、「日本学生支援機構」と「北野生涯教育振興会」の2

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#22 専修免許状の取得について

#22 専修免許状の取得について

以前、放送大学大学院にて所定単位を修得し、専修免許状を取得しました。

私は現在、小学校一種、中学校専修、高等学校一種、特別支援学校二種(知的・肢体・視覚・聴覚)の免許状を所有しています。
様々な大学や大学院で教育職員免許状の取得に必要な単位を取ることが可能ですが、私の場合、中学校教諭専修免許状と特別支援学校教諭二種免許状については「教育職員検定」による方法で取得しました(下図)。
なお、小学校・

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#23 大学院入学から1ヶ月が経過して

放送大学大学院に入学してから1ヶ月が経ちました。
本記事では、この1ヶ月で起こった思考の変化、行動について書いていきます。

大学院生の立場を利用した情報収集

大学院に入学する前は実現不可能だったというものではありませんが、「私は研究を行う立場だ。」という意識は確かにもつようになりました。

その中で起こしたアクションとしては、

・学会への入会
・関連機関へのインタビュー
・文献リサーチの手段

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#21 放送大学大学院〜オリエンテーションを終えて〜

#21 放送大学大学院〜オリエンテーションを終えて〜

放送大学大学院のオリエンテーションを受けてきました。
午前は全体のオリエンテーション、午後は個別での自己紹介等となっており、ともにオンラインによる実施。

指導担当教員は言うまでもなくですが、ゼミ生の方々についても専門分野に特化した一流の方々ばかりで、私自身恐れ多い気持ちになりました。

全体のガイダンスでは、主なところで

・大学とは異なり、学生は研究者としての意識をもつこと
・常に時間を意識し

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#20 放送大学大学院「アカデミック・スキルズ」を受講して

#20 放送大学大学院「アカデミック・スキルズ」を受講して

本日より、放送大学のオンライン授業が受講可能となりました。

今年度より修士全科生として入学し、今期はオンライン授業で「アカデミック・スキルズ」を履修しています。

アカデミック・スキルズは1単位の科目となっており、全8回の構成。
シラバスは放送大学HPで確認できますが、第1〜6回は動画視聴と小テスト、7〜8回はレポート課題となっており、レポート課題は指導教員による評価となっています。

1〜6回

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#16 放送大学大学院〜入学者選考について〜

#16 放送大学大学院〜入学者選考について〜

放送大学大学院では第1次選考の問題がHP上に毎年アップされており、誰でも見ることができます。

第1次選考については、公開されている通りの内容ですので特に言及の必要はありませんが、強いて言うならば、事前に修士科目性・修士選科生として科目履修を行う方が良いと考えられます。
受験するプログラム、履修する科目にもよると思いますが、私の場合は授業科目と密接に関連する内容が出題され、事前に学んでいたからこそ

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#5 社会人大学院生として歩みを進めるにあたっての、家族の理解について

#5 社会人大学院生として歩みを進めるにあたっての、家族の理解について

私は現在、妻と子供2人と暮らしています。
大学院の進学を考えたのは1人目の子が生まれた後のことです。

過去の記事でも書いた通りで、そういった経緯もあって放送大学大学院という選択をしました。

周囲の反応

親からは、素直に「そんなにやって本当に大丈夫なのか。」というものでした。
修士号を取得した先輩からは、「あなたなら大丈夫だから、ぜひ頑張って。」といったもの。
恩師からは、「とても良い事だと思

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#3 放送大学大学院での科目履修と成績

#3 放送大学大学院での科目履修と成績

結論からですが、私は放送大学大学院の修士選科生からスタートし、修士全科生となるまでに26単位を修得しました。

修士選科生の時に修得した単位は修士全科生になってからも引き継がれるため、修士選科(修士科目)生から始める人が多いという情報が多かったです。
臨床心理学プログラム以外は、修了するための最低単位が22単位+研究指導8単位の計30単位が必要になります。

私の場合は最低単位数より4単位多いワケ

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#2 放送大学大学院という選択

#2 放送大学大学院という選択

放送大学大学院に進学することが決まったところですが、そもそもなぜ数ある大学院の中から放送大学大学院を選んだのか。
それは次の4つが理由です。

放送大学大学院を選んだ理由

①自分のペースで学習を選択できるから
②場所や時間の制約が少ないから
③履修したい科目だけ取ることも可能だったから(修士選科生・科目生)
④学費が非常に安いから

場所や時間に捕らわれず、自分のペースでできることは最低条件でし

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#1 大学院進学のきっかけ

#1 大学院進学のきっかけ

まずnoteを始めた理由は3つあります。

①自分自身の歩んだ道を記録し、留めておきたかった。
②将来、自分の子供に、親がなぜそのような選択をしたのか。
 それを知らせることができると思ったから。
③交流ツールとしての役割。

2023年度4月より、放送大学大学院文化科学研究科への入学が決まりました。

社会人大学院生としての歩みを進めることになったワケですが、
そもそも、なぜ大学院に進学しようと

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#15 放送大学大学院〜修士課程を通して何を得たいのか〜

#15 放送大学大学院〜修士課程を通して何を得たいのか〜

放送大学大学院への入学まで約1ヶ月に迫っています。

そもそも、私自身が修士課程を通して何を得たいのか。
院試を受ける前から考えてはいましたが、再度振り返ってみます。

学び続けたかった

学部時代から大学院への進学に対して、やってみたいという気持ちはありました。
しかし、手に職をつけると同時に、現場での経験を積む事の方が優先すべきと考え、大学院進学はしませんでした。

これは、学部時代の恩師の、

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