記事一覧
「カプコンがMODをチート扱いしている」という言葉が独り歩きしてしまった件について―タイトルだけで拡散される哀しみ
メディアとは罪深い。記事のタイトルだけで印象を操作することができ、場合によってはおろかな人間を煽りたててしまうことすらある。
本稿では、上記の記事について、いちゲームライターである私の思ったことを記しておきたい。
例の記事は、カプコンが技術者向けに公開したチート・海賊版対策の動画の一部を切り抜いて発信したものである。この動画の本筋は、カプコンがチート・海賊版対策を内製化し、外部ソフトと組み合わ
UNISON SQUARE GARDEN -TOUR 2023 "Ninth Peel"感想
UNISON初参戦の感想です。
音がでかくて良かった!!!!!
MC無くて(90分ずっとデカい音に浸れて)よかった!!!
「歌え」とか「飛べ」とかなくて(勝手にこっちが楽しんでる感が)良かった!!!!
知ってた曲
・シュガーソングとビターステップ
・Phantom Joke
・徹頭徹尾夜な夜なドライブ
・カオスが極まる
知らんけどすげえ良かったやつ
・他全部
以上!
CD1枚のために茨城県まで行った話
俺、東京に住んでる髭男ファンなんすよ。
あるCDの1曲が聞きたくて、茨城県まで行った話。
【なんのCDを借りに行ったの?】「FM802×TSUTAYA ACCESS! SPECIAL EDITION 2019」
https://www.barks.jp/news/?id=1000166493
というCD。詳しくはリンク先を見てほしい。
その中の「メロンソーダ」という曲が死ぬほど聞きたかった。
【批評】モンスターハンターは死んだ
はじめに長らく、モンスターハンターワールドに対する評価を下しかねていた。
一旦は、時代についていけず、「私は懐古主義者だったんだ」というネガティブな自己嫌悪に陥ったりもしたが、アイスボーンの発売を経て、合計約500時間に渡ってプレイした今、もう一度、このゲームに決着をつけたいと想い、筆を執った。至って冷静に、時間をかけて考え抜いた、モンスターハンターワールドと私の決着を付ける、大切な文章だ。
ひと
セトリで振り返るヒゲダンフェス
2020年8月10日
TBS「CDTVライブライブ」で前代未聞の「ヒゲダンフェス」が開催されました。4時間の特番で1時間を髭男に割いてくれるの、ファンとしては嬉しすぎるでしょ。
というわけで今回は、セットリストと共に見どころを振り返っていこうと思います。
1.HELLOこの放送の数週間前のMステでも披露された「HELLO」めざましテレビのタイアップ曲です。
2Bメロの「人生に迷うたびに~」の「
アクションゲーマーが見た対馬の大地:Ghost of Tsushimaレビュー
「刀」と「地」。
私はこのゲームに「アクション」を求めてプレイした。
時代劇ゲームだとか言われているが、時代劇に興味はないし、黒澤明監督の作品も一本しか観たことがない。日本語のはずなのに耳馴染みのない言葉回しは私の興味を削ぐし、剣戟も血が飛ばないし、あまり魅力を感じなかったからだ。
刀を用いたアクションゲーム自体は、そこまで珍しくはない。GOTYに輝いたSEKIROも記憶に新しく、Ghostr
もしPart3があっても、私が手に取ることはないだろう。
※この記事には「The Last of us Part2」のネタバレを含みます
肉を抉り、脂を侵す刃の音、血が滲む水辺、吐瀉物か、血液か、何かしらの液体が古びた床に叩きつけられる音。耳鳴りを誘う銃声、この情報の濁流を、地獄と呼ばず何と呼ぶ。
ゲームに対して求めるものは人それぞれあるだろう。私の場合は「人生の糧」だ。
「やってよかった」と思える体験を、ゲームに求めている。
苦痛に顔を歪めながら
FF7Rレビュー:アクションはダメだが、体験としては素晴らしい
35時間程度でクリアした直後のこと、オフゲーとして数年ぶりに「隅々まで味わいたい」と思うことができた。やりこみを初めて合計60時間を経た今でも、その気持ちは変わらない。「分作だから」という理由だけでこのゲームをスキップするのはあまりにも勿体ない。
発売前、FF7Rに大きな期待を寄せていた。
何故なら、RPGであると共に、アクションの要素も兼ね備えているからだ。
私の好きなゲームは、モンスターハン