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家族の在り方 / 家族関係改善へ向けて

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私にとって大好きだった家族は、実は従属関係による繋がりでした。依存しあって、補い合うための、集団を家族と信じていました。 そんな私が、本当にお互いを尊重し合える家族関係を求めて…
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#子育て

人の特性

人の特性

私はアスペルガーという発達障害の症状がとても多く当てはまる。『ああ、私も発達障害なんだな』そう認めると、今までの辛かったことに、納得と安心がやってくる。
『私という人間が間違っていたんじゃなかったんだな』って。

この2年ほど、保育園でのお仕事をさせていただいてきた。
複数の園に在籍して、いろんな園を見られるので、保育園の実態というか現状がよく分かる。

今は発達障害ということを早々に診断として、

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責任を知らずに生きている不自由人

責任を知らずに生きている不自由人

『自由に生きたい・自分らしく生きたい』そんな欲求を持つ人は多いだろう。

私もそうで、いつもどこか不自由さがあって、周りが気になって自分が維持できなかったり、人といることに疲れてしまったりしていた。
だけど、その自由を得たり、自分らしさを維持するためには、自分で自分に責任を持つ必要があるのだということに気付かされたのは、ほんの数ヶ月前くらいのことで、それまで本当に責任を持つってどういうことかわから

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信頼を知らない母と娘

信頼を知らない母と娘

最近、母と怒鳴り合った後に、怒りの意味を説明して、お互い納得して前に進むということがあった。
こんなこと、普通のことなのかもしれない。
だけど、私と母の間にはずっとなかったこと。

私は自分の気持ちを言葉にすることがとても苦手だった。
パッと感情を出して表現したり、自分の思いのままに主張をしたりが出来なくて。
笑える程度のことは話せるけど、真剣なことほど伝えられなかった。

私の母親もそういう人だ

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自分の役割

自分の役割

人には役割というものがある。

それが自分の特性にあったものの場合、
適職という形になって、誰かの役に立てる。
また、自分が心から望んでいるものの場合、
天職として自分の生きがいを感じられるうえ、
誰かに対しても大きな影響を与えられるのかも。

私は女だから、家事をしたり看護師として人の
お世話をすることは割と得意な方で。
そういうことは適職にあたるのだろう。
だけど、本当に人にとって大切なことは

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大切すぎること

子育てをしている時、私は3回手術を受けた。

病気ではないけど、手術が必要なほどの怪我で。

怪我をした時の自分は、結構追い詰められていたなと思う。

私は、完璧主義ということはないけど、
周りからしたらちょっとしたことでも、
不安が拡がりやすい。

自分の行動が未熟な初めてのことをしていると、
その行動自体や順序に間違いがないのか、
非効率的すぎるのではないかーと、考えすぎたり、

自分の判断に

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子供のことを見ない母親、見れない母親

私は、気持ちを表現するコトが苦手だ。

状況の説明と気持ちの説明は全然違っていて。
思ったことや感じたことを人に伝えるというのが、
すごく難しい。
だから逆を言えば、人の気持ちを汲み取ることも苦手なのだ。

だけど、気持ちがないわけではなくて、
相手の気持ちをどうでもいいと思っているわけでもない。
そういう『気持ちや心を大切にできない人なんだ』
という誰かの捉えられ方に、傷つかないわけではない。

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3世代

私は小学校まで祖父母と一緒に暮らしていました。
祖父母とは本当にいろんな話をしたし、
いっぱい遊んでもらいました。
だから、看護師になってからも高齢者の方と
接するのが好きでした。

私の知っている高齢者というのは、
祖父母世代なので、戦争経験者の方たち。
大変な時代を生きてきた人たちで、
時に戦争時代のことを話してもらうと、
実際に経験された人たちからの話なので、
『またそんなことが起こったらど

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