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関ケ原古戦場記念館
岐阜・関ケ原古戦場記念館に行ってきた(随分前ですが)。お目当ては、重田佑介氏のインスタレーション『関ケ原山水図屏風』。40年くらい前に流行った喫茶店のインベーダーゲームや、初代ファミコンのマリオやドラクエの画面のあの粗い画素・ピクセル画像でつくられたアニメーション。これ↓
https://youtu.be/cW4EQePf2Iw?si=2h5hjOltOSoWutW2
期間限定で中部セントレア
デュファイ:ミサ「私の顔が青いのは」聴きどころ
★3/23演奏会【聴きどころ】
デュファイのミサ「Se la face ay pale(私の顔が青ざめているのは)」は、カトリックのミサのための祈りの曲なのですが、デュファイ自身の作った同名のシャンソン(世俗曲)を引用して作ったミサ曲なのです。これは当時大流行した(今で言う、超バズった)シャンソンで「私の顔が青いのは恋にやつれているから。彼女を好き過ぎて死にそうだ!(歌詞大意)」という歌です。
初めての歌舞伎「名古屋平成中村座」2024
名古屋市「中村区」の名称は中村屋・初代勘三郎の出生地であることから、というのを知らなかった。中村公園豊国神社には氏の銅像がある。
――18代目勘三郎が2006年に「縁(ゆかり)のある地で襲名披露公演を」と望み、中村区にある同朋高校が会場となったらしい。それから18年ぶりの同校での開催とあり、校舎の窓には生徒たちによる「お帰りなさい」のメッセージが一行を歓迎。また彼の13回忌の追善公演でもあり、会
モーツァルトとフォーレのレクイエム
グリーン・エコーさんの公演を聴いてきました。フォーレのレクイエムとモーツアルトのレクイエムです。
自分は通奏低音を弾くので、どうしてもオルガンに耳がいってしまいます。奏者は室住素子さん。モツレクのほうは数字付きバスなので、右手はどんなふうに入れるのかなと興味を持って聴いていました。フォーレクはオルガンパートがありますが、足鍵盤のパートはないのでこういう場合は足鍵盤でバスを足すのでしょうか?(オル
デュファイ:ミサ「私の顔が青ざめているのは」
演奏会のご案内です。
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スコラ・ポリフォニカ名古屋 第2回演奏会
デュファイ:ミサ「私の顔が青ざめているのは」
15世紀ルネサンス音楽の巨匠ギョーム・デュファイ。今年は没後550年になります。
――長らく17世紀以前の音楽は未開の分野だったわけですが、古楽復興の動きでこの30年ほどでかなり研究が進みました。音大・芸大の西洋音楽史の授業でもほとんど上澄みをするっと通り過
大島真寿美トークショー【文学×音のチカラ】
9/18大府市主催【文学と音のチカラ】。ゲストは名古屋出身の作家・大島真寿美さん。前半はセントラル愛知交響楽団のアンサンブルによるコンサート、曲目は著書にちなんでヴィヴァルディの作品や沖縄民謡など。
後半は元・東海テレビアナウンサーの稲葉寿美さんによる大島作品の朗読(映像とヴァイオリンの生BGMも交えた構成)と、大島さんと編集者の加古淑さん(大府市出身)、MCが稲葉さんという鼎談のような形でのトー
鷹来女声コーラス・エッレ第6回演奏会
春日井市の鷹来(たかき)町で発足、活動している女声コーラスグループ、今年で30周年を迎えられました。第5回演奏会は2011年で、コロナ禍経て12年ぶりの単独コンサート。
今回【第6回演奏会】は日本のうたを中心に。振付やフォーメンション、また衣装で目を楽しませる愉しいステージあり、また民謡では男性2名のゲストによるその地方の舞いをご覧に入れます。また、春日井市市制80周年記念事業のイベントということ
そのレクチャー動画、本当?バッハの装飾の弾き方
あるピアニストさんがYouTubeでJ.S.バッハ「インベンション第4番」の装飾法について解説しているのを目にしました。
Ⓐ「プラルトリラー(長いトリル)の場合、音が減衰したら途中でまたトリルを入れ直したりする」(動画の4分30秒あたり)と言っていますが、そのような入れ方は聞いたことがなかったです。
また、Ⓑ「短いトリルの前後は音を切る(アーティキュレイションする)ことが多い」(動画の1分03秒
「グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽を歌う」ワークショップ in 名古屋2023
【名古屋 合唱講座のご案内】グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽を歌う
声楽家・合唱指導者をされているプロの方から~初めての方まで大歓迎!
よくある現代譜に書き替えられたものでなく、ネウマや計量記譜法など当時の写本(楽譜)で歌ってみることでいろいろな発見があると思います。すでにヨーロッパではこの時代の音楽は当時の楽譜を使う、という流れになってきており、またラテン語も作曲家やその地域での言語のラテン語読
【戦争を拒否せよⅡ】-Life&War- 新実真琴リサイタル30th
「”歌”で伝えたいこと―」
前半は、アルゼンチン、ドイツ、日本の民謡より、日々の暮らしのなかの喜びや、恋…私たちの身近にある暮らしに寄り添う歌の数々を。
後半は、現代の作曲家・詩人による反戦の思いを込めたプロテスト・ソング。
また、新実徳英作曲の
・戦争で死んだ兵士のこと(詩 小泉吉宏)
・滄海(うみ)よ、うたって(詩 車木蓉子)
は、神戸市役所センター合唱団の委嘱作品ですが、このたび独唱版を初演
中世・ルネサンス音楽の発表会(3年ぶり)
3/21東京・大森福興教会にてフォンス・フローリス発表会。花井哲郎先生ほか講師の方々のもと中世・ルネサンス音楽を学んでいる方たちの、3年ぶりの集い。
前半は東京の中世音楽のクラス。今年は、典礼劇や「最古のミュージカル」といわれる中世フランスの牧歌劇があったのが興味深く面白かった。当時の写本にもト書きで小道具を持つなどの動きの指示があるそうで、台詞(芝居)やゴシックハープやプサルテリも入って楽しい
【建築と音楽】-17世紀イタリア編‐神戸公演 PR動画
昼夜公演ともお席ご用意できます。当日券で入場できますので予約なしで当日会場にお越し下さいませ。
【建築と音楽】ー17世紀イタリア編ー神戸公演
日時:2023年2月11日(土)
①14:30開場/15:00開演
②18:00開場/18:30開演
※2回公演。①②は同内容です。
出演:河辺泰宏(建築のお話)
木村恵理(チェンバロ)
La voce del Seicento
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【建築と音楽】-17世紀イタリア-神戸公演
”バロック芸術のドラマツルギー(演出法)“
それまでのルネサンス時代(15-16世紀)の音楽や建築は「均整と調和」でしたが、17世紀に入り、光と影の強いコントラストを打ち出した表現など「劇的」へと変わりました。
それはどこから生まれたのでしょう?
・どこまでが彫刻でどこからが絵画?驚異的な教会の天井画
・オラトリオは教会内の”ある場所”から生まれた。
・しのぎを削りあった2人の建築家(対照的な作