苔の大森林。ミクロの世界の壮大な風景。国立能楽堂の中庭にて。最近よく能を観に行くようになった。霊的な世界と通じ合おうとする物語、象徴的で洗練された仮面劇。音楽もいい。コマーシャライズされていない素のままの民族音楽、日本中世の貴族社会に由来する静寂をたっぷりと含んだ古楽ともいえる。
古楽アンサンブル「アントネッロ」濱田芳通さん、カウンターテナー彌勒忠史さん、ソプラノ中山美紀さんへのインタビュー記事を、WebマガジンONTOMOに書きました。初期バロックから、ヘンデルやバッハのスリリングな演奏の秘密について。 https://ontomo-mag.com/article/interview/rinaldo/