柳屋文芸堂

埼玉県民。記事に時々出てくるDちゃんは、一緒に住んでいる好きな人です。

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最近の記事

2007年に読んだ本(自分用メモ)

いとうせいこう ノーライフキング 新潮社 ちょっと難しかったけど面白かった。自分たちの世代について色々考えさせられた。最後の一行がかっこいいなぁ。 サルヴァトーレ・クオモ/ジローラモ・パンツェッタ パスタは陽気に 柴田書店 知りたかったレシピがあって嬉しかった。 ジェームス・D・ワトソン アンドリュー・ベリー DNA(上) 講談社 めっちゃくちゃ面白かった! 遺伝学を基礎からおさらいしつつ、そこに関わって来た人間のドラマも楽しめる。「優生学」がナチスに利用されるまでの流れ

    • 2000年~2002年に読んだ漫画(自分用メモ)

      2001年1月2日,新井理恵,×-ペケ-1~7,小学館,781円くらい 借りた。毒ばりばり。でも因幡兄弟が可愛くて良かった。 2001年11月30日,岡田あーみん,こいつら100%伝説,集英社,390円くらい 2002年9月23日,いがらしみきお,ぼのぼの21,竹書房,533円 古本屋で100円だった! 最新刊なのに・・・。14巻,15巻,18巻,19巻,20巻をまだ読んでいない。抜かし過ぎ! 2001年6月25日,高河ゆん,アーシアン1~5,新書館,490円くらい ス

      • 2003年に読んだ漫画(自分用メモ)

        2003年1月21日,岡村道雄・吉村武彦(監修),学習漫画日本の歴史2~5,集英社,850円 放送大学のテストのため。 2003年1月21日,木村尚三郎(監修),学習漫画世界の歴史4・8・10,集英社,850円 放送大学のテストのため。 2003年2月1日,高河ゆん,完結版アーシアン1~3・別巻,集英社,?円 借りた。裁判の場面が良かったなあ。 2003年3月30日,しりあがり寿,コイソモレ先生,ちくま文庫,840円 ひたすら脱力。 2003年5月27日,佐々木倫子,

        • 2004年に読んだ漫画(自分用メモ)

          2004年1月4日,岩明均,寄生獣1~8,講談社,857円 借りた。最後の方が面白かった。ミギーが可愛い。しかし、正月からこんなに沢山惨殺シーンを見る事になるとは。 2004年1月12日,川口市(企画・編集)・麻生はじめ(作画),学習マンガ川口ものがたり(上)(下),川口市,?円 小説書きのために借りた……のだが、欲しかった情報はあまり得られなかった。 2004年4月6日,真子,いのせんとわーるど1,MIXピザ,200円 オリジナル蘭で買った。メイホアの来た理由や「おじい

        2007年に読んだ本(自分用メモ)

          2005年に読んだ漫画(自分用メモ)

          2005年1月25日,萩尾望都,A-A’,小学館文庫,562円,私好みな物語だった。わーい、と萩尾望都をザクザク読んだら、もったいないと叱られた。 2005年1月25日,萩尾望都,とってもしあわせモトちゃん,小学館文庫,581円,こういう漫画も描くのか~ とびっくり。 2005年1月25日,萩尾望都,スター・レッド,小学館文庫,800円,ザクザク読み過ぎて理解が追いつかなかった…… 2005年3月17日,佐々木倫子,Heaven? 6巻,小学館,905円,相変わらず面白

          2005年に読んだ漫画(自分用メモ)

          2006年に読んだ漫画(自分用メモ)

          ますむら・ひろし アタゴオル1〜10 メディアファクトリー 家の片付けをしている時、ふと置いてあった文庫を手に取り「これは風の気持ち良い春のうちに読みたいな」と思い立った。 宮沢賢治のユーモラスな部分にハチャメチャさをプラスした感じの物語。前半は社会や人間への嫌悪、後半は子供心を失う恐怖感や友人の死の影が裏側にあるのだけど、その「マイナスの雰囲気」をほとんど残さず綺麗にファンタジー世界に変換しているのがすごい。 私も、ヒデヨシのように幼児性を保ち、パンツのようにあらゆる研究に

          2006年に読んだ漫画(自分用メモ)

          2007年に読んだ漫画(自分用メモ)

          しりあがり寿&西家ヒバリ いっしょぐらし! 光栄 夫婦本。面白かった! 浦沢直樹 プルートウ1〜5 小学館 面白い~ ロボットたちが切ない! トビオ(として振る舞うアトム)と、天馬博士の会話がすごく好き~ 鬼頭莫宏 ぼくらの1〜7 小学館 まあまあ。 荒川弘 鋼の錬金術師1〜8 スクウェア・エニックス 病院で途中まで読んだ。けなげだーっ! 坂口尚 石の花1〜5 講談社漫画文庫 面白かった! 手塚治虫 鉄腕アトム7巻 講談社 プルートウの原作が入っている。浦沢

          2007年に読んだ漫画(自分用メモ)

          アニメ「ばらかもん」感想

           東京で問題を起こした書道家が、長崎県五島列島の福江島で生活し、自分を見つめ直すお話。  確かに書道は、字の形を整えると個性が消えていくから、考えれば考えるほど正解が分からなくなりそう。  島民と交流したり、美しい自然を見たりして、何かを掴み取ろうとする姿が切実で良かった。  そして何より、島の方言を話す子供たちが可愛い!!  真の主人公は彼らなんじゃないかと。  五島列島行ってみたいな~  書道家役は小野大輔さんで、勇ましいキャラのイメージが強かったのですが、今回はかな

          アニメ「ばらかもん」感想

          アニメ「ユーリ!!! on ICE」感想

           想像していたよりコメディ寄りで楽しかったです。  まだ自宅にテレビがあった頃(20年程前)家族でご飯を食べながら、フィギュアスケートの中継放送を眺めたのを思い出し、懐かしかった。  今も昔もフィギュアスケートの知識は皆無ですが、 「ミスを全くしないのに、心をつかまないスケート」  と、 「転んだのに、オオッと思わせるスケート」  があって、オオッと思わせたスケートの方がちゃんと点数高く出るんですよね。  ど素人の感覚にも沿う採点システムすごい。 「ユーリ!!! on

          アニメ「ユーリ!!! on ICE」感想

          【創作BL掌編小説】真綿のはんてん

           木枯らし一号が吹いた次の日、七瀬さんから大きな荷物が届いた。 「何だろう」 「衣類って書いてある」  包装を解き、司と一緒に箱を開けた。黒くてつやつやした布の上に、和紙の手紙が載せてあった。  翼へ  最初、久留米絣にしようと考えていたのだが、それだと目つきの悪い男に似合わないと思い、黒の正絹にした。中も真綿だから、クリーニングに出す時にはそのことを伝えて欲しい。  耕一 「この『目つきの悪い男』って、俺のことだよね」  司が手紙をにらみつけて言う。眉毛がぴくぴくしてい

          【創作BL掌編小説】真綿のはんてん

          アニメ「ペンギン・ハイウェイ」感想

           スタニスワフ・レムの小説「ソラリス」の、すごーく可愛らしい翻案として見ました。 「ソラリス」を読んでない人には意味不明なのでは? と他の人の感想を検索したところ、少年の憧れや夏の日々を楽しむ見方もあるようですね。  小説「ソラリス」では主人公の「過去」が現れ、不可解な物事を究明する虚しさが描かれる。 「ペンギン・ハイウェイ」の「お姉さん」は主人公の希望か理想か未来か、とにかく前向きな存在で、謎を解くための行動も、全てワクワクして楽しい。  小説「ソラリス」が投げかけたもの

          アニメ「ペンギン・ハイウェイ」感想

          映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」感想

           前作の「この世界の片隅に」より原作に近い話になっていました。  原作より分かりやすくなっているところもあって、 「原作は、読者の想像に委ねている部分が沢山あったんだな~」  と改めて思った。「読み返す」ということが出来ない映画でそのまま表現すると、多くの人が大事な点を見落としてしまうのだろうな、と。  前作と今回で、私にも変わった点がありました。  アニメを見まくったおかげで、声優の知識がついた!  哲さんが小野大輔さんだったんですね~  広島弁のせいか、あまり承太郎やエ

          映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」感想

          映画「翔んで埼玉」感想

           さりげなくBLなんですね。  東京都民でありながら埼玉県民を愛するのは大問題だけど、男同士なのは本人も親も全く気にしない、という世界観が良かったです。  二階堂ふみさんが演じる男の子、壇ノ浦百美が可愛かった。  ある特定の地域に住む人を差別する、というのは普通、冗談にできない問題で、埼玉だからやれたのだろうと思う。埼玉すごい。  割と気軽にからかったり自虐したりする空気が、実際にあります。  自分が住む場所のことで傷付いた経験を持つ埼玉県民もいるはずだけれど、多数派ではな

          映画「翔んで埼玉」感想

          映画「AKIRA」感想

           今見ても格好良いー!!  映像のリズム感が素晴らしい。  芸能山城組の音楽とよく合っていて、見ている間、ずっとドキドキし続ける。  最初に見た子供の頃には、何が何だか分からなかった。  説明や紹介をする場面が少ないんですね。  登場人物たちの生きている場所が、いきなり観客に投げ出される。  なんだ、なんだ、彼らは誰なんだ?  何が起きているんだ?  と思いつつ、映像のリズムに乗せられて作品世界に入っていく。  優しいけれど独善的なところのある金田と、いじめられっ子の鉄

          映画「AKIRA」感想

          Dちゃんに髪を切ってもらった

           ネットで髪用のハサミを買い、髪が服に付かないよう風呂敷をマントのように肩にかけて切ってもらった。私は髪の量が多く、美容室では「髪の海」が出現するのだが、自宅の風呂場には「黒い山脈」が現れた。湯船やら石けんやら、何もかも髪まみれになってしまい、後片付けに手間取った。  切っている最中、Dちゃんが時々ポンポンと軽く頭をたたくのが気持ちよくて、眠くなってしまった。好きな人に髪を切ってもらうのはなかなか幸福な体験だった。 「最終兵器彼女」にもシュウちゃんがチセの髪を切るシーンが

          Dちゃんに髪を切ってもらった