2006年に読んだ漫画(自分用メモ)

ますむら・ひろし
アタゴオル1〜10
メディアファクトリー
家の片付けをしている時、ふと置いてあった文庫を手に取り「これは風の気持ち良い春のうちに読みたいな」と思い立った。
宮沢賢治のユーモラスな部分にハチャメチャさをプラスした感じの物語。前半は社会や人間への嫌悪、後半は子供心を失う恐怖感や友人の死の影が裏側にあるのだけど、その「マイナスの雰囲気」をほとんど残さず綺麗にファンタジー世界に変換しているのがすごい。
私も、ヒデヨシのように幼児性を保ち、パンツのようにあらゆる研究に励み、唐あげ丸さんのような情熱で創作活動をしつつ、ヒデ丸のような面倒見の良い人に世話をされ、テンプラのような寛容さも忘れずに、生きていきたいな~ と思った。

杉浦日向子
二つ枕
ちくま文庫
色っぽい~!! 私に一番無い要素なので憧れる。

杉浦日向子
とんでもねえ野郎
ちくま文庫
江戸版ヒデヨシ。軽~いお話。マスコットに大ウケ。

杉浦日向子
合葬
ちくま文庫
重たい話。見開き二ページを使ったシーンがどれも美しくて良かった。

水木しげる
のんのんばあ物語
ちくま文庫
おめかしするのんのんばあが可愛い。

岩明均
寄生獣1〜8
講談社
思わず読み直してしまった。ストーリーをすっかり忘れてて、初めてのように楽しめた。やっぱりミギーが可愛い!

岩明均
七夕の国1〜4
小学館
閉鎖的で秘密めいた村が舞台。設定だけでかなり好みだ。最後の方の「世界中のことテレビでざっと見て、わかった気になったって! そんなのウソだぜ!!」というセリフが良い。

きた☆そうきち(他多数)
NML3
名古屋妄想科学研究所
夏コミでもらった。

萩尾望都
この娘うります!
白泉社文庫
萩尾望都とは思えないストーリーだなぁ。面白かったけど。

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