ねむろT

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私の記事はすべて無料です。高齢独身のオタクなオッサンですが、時々インテリぶったネタを書くことも。SNSはやっていません。ご感想はコメント欄をご活用ください。「スキ」も大歓迎。トップ画像は趣味の旅行で撮ったもの。アイコンは訳あって大鉄人17を使用しています。

マガジン

  • 岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」動画付き講読資料

    岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」は名著です。とは言え「CD/DVD をそんなに揃えるのは無理!」。……と思う方のための講読支援記事です(代替になりそうな動画の紹介付き)。

  • 吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援

    吉田秀和の名著「LP300選」(「名曲三〇〇選」)に選ばれた300曲を、演奏動画と共に確認していくことを狙った記事です。

  • 国立国会図書館デジタルコレクション活用記事

    「国立国会図書館デジタルコレクション」の書籍を活用するために作ったリンク集記事を登録。また、「リンク集」ではないが、同コレクションに強く頼った記事も含めました。

  • トルストイの日露戦争論/「汝ら悔い改めよ」

    当初この一連の記事を作るのに使っていたものより良いテキストを見つけてしまい、どうしたものかなぁと考えてます。第一回冒頭を参照(2023.9.13)(^_^;)。でも以下はとりあえず従来どおりの説明を。 * * * * * * * * トルストイが日露戦争に当たって書いた反戦論文「汝ら悔い改めよ」(爾曹悔改めよ)=いわゆる「トルストイの日露戦争論」。 平民社による、その(正直、古めかしい)訳文を文字起こしして、若干の解説を付したものが前半パート。 平民社訳ではカットされているエピグラフ部分を機械翻訳(といっても、それなりに手直しはしましたが)してみたのが中間パート。 その他、関連の論考などを文字起こししたのが後半パート……というような感じです。 ただ、「工事中」の場所も多々残っています。

  • WWII,参戦各国の対日戦勝演説など

    第二次世界大戦の終了時の演説というと日本では『玉音放送』のことばかりが取り上げられる傾向にあると思うのですが。他の参戦各国の(英語で言うところの "counterpart" な)演説を知ることも大切なのではないかと思います。こちらの記事がその手助けになれば幸いです。

最近の記事

グレート・ゲーム、ビゴーの戦争風刺画、中国分割の風刺画など

(承前) 先に前回の記事で扱ったブラーケンシークの風刺画を再掲しておきます。 さて、ここで一旦話は横道にそれます。 「グレート・ゲーム」 19世紀以来の英国とロシアの勢力圏争いを「グレート・ゲーム」などと呼びます。 Wikipedia にも「グレート・ゲーム」の項目が立っているのですが。 これが随分と「偏った」(?)内容なのです(2024年8月現在)。 なんというか、19世紀の英国の国家主義者が、その世界観を「当然のもののように」開陳したというような筆致の記事。 し

    • 日露戦争の「あの風刺画」(火中の栗)の出典を探してみたら……

      タイトルに用いた画像、日本人なら教科書などで一度は見たことのある風刺画なのではないかと思います。 (正確にはトレース画の形で。後述。) この絵はしばしば「ビゴーの絵」と勘違いされることがあるようなのですが、それは正しくありません。 この絵の作者はヨハン・ブラーケンシーク(Johan Braakensiek)です。 (ビゴーの同趣向の絵については、もし余力があれば「次回」に書きます。) → 書きました! コチラを参照。 さて、今回の話は、この絵を出典元で直々に読めないかと

      • 京城日報に見る金日成関連の報道:普天堡襲撃と死亡記事

        北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)関連のことを調べていると、「普天堡(ポチョンボ)の戦い」(보천보전투/普天堡戰鬪)の話に時々出くわします。 金日成率いる部隊が「日帝強占勢力」を相手に大勝利をおさめた戦い……ということで今日の北朝鮮では「神格化」されている事件です(この名にちなむ有名な楽団なども存在します)。 この事件に関しては、日本語のWikipedia記事も存在します。が……。 どうもその日本語版Wikipedia 記事の内容が、あからさまに低クオリティでありまして(2

        • 岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」の参考書籍

          吉田秀和『LP300選』の企画記事を書いた際、「書籍中に登場する参考資料の一覧」の記事も作りました。(下のリンク) 同様に、岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」についても、参考書籍一覧を作ってみることにしました。 また、当該書が「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジコレ」)にあれば、そのリンクを貼ってみようと思います。 ただ、そちらの方はおいおいにという感じで……(いつものごとく「工事中」ということです。) p.17 (ボエティウス「音楽教程」の理論

        グレート・ゲーム、ビゴーの戦争風刺画、中国分割の風刺画など

        マガジン

        • 岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」動画付き講読資料
          7本
        • 吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援
          20本
        • 国立国会図書館デジタルコレクション活用記事
          10本
        • トルストイの日露戦争論/「汝ら悔い改めよ」
          36本
        • WWII,参戦各国の対日戦勝演説など
          5本
        • バレエ鑑賞超入門
          5本

        記事

          第一次世界大戦時のドイツ軍の暴虐行為の報道

          古い新聞に目を通していたら、第一次世界大戦時のドイツ軍の暴虐行為の報道を見つけ。 思うところあって、以下に書き出してみることにしました。 先に書いておきますが、これは現在のドイツ国、あるいはドイツ軍のイメージを低下させようという意図によるのではありません。 では、どういう意図で?……ということについては、引用のあとにまとめて書きます。 まずは記事の引用から。 大正4年(1915年)1月10日づけ朝日新聞https://dl.ndl.go.jp/pid/12229238

          第一次世界大戦時のドイツ軍の暴虐行為の報道

          アニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』4話までの感想

          すごーく久々にアニメの感想です。 (本来はこういう話がここのメインになるはずだったのに、このところ全然でした。) 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』 (以下、「ロシデレ」。) この作品のアニメが、現時点で第4話まで放送されています。 で、本作を見てるかどうか人から聞かれ、むしろそれで視聴をはじめました。 (筆者はある程度ロシア語が分かるので。補足を一番下に。) 以下は、その(主にアニメ版についての)「ざっくりな感想」ということになりますが。 どちらかとい

          アニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』4話までの感想

          夢の話

          今日、昼にうとうとととして、いかにも夏の昼下がりらしい(?)、だらだらと時間ばかり長い「昼寝」をしました。 なんだか、「うっとうしい」出来事の夢をだらだらと長く見ました。 と、書けるのは、起きてからも、そこそこその夢のことを覚えていたからです。 ******** 大学時代のサークルの後輩さん(女性)に「どんな夢を見たか、起きたあとすぐに書いている」という人がいました。 いわゆる『夢日記』というやつですね。 面白そうな気もしたのですが「そんなマメなことは自分にはとて

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第34話〜45話)

          (承前) ※記事内に貼っている演奏類は、楽団公式動画、著作権切れの録音、著名CDレーベルの公式アップロードなどに限っています。 ※まだ著作権が生きている近現代の作曲者などの作品(本記事内で具体的に言えばストラヴィンスキーの曲、アニメ「鉄腕アトム」)については《日本国内の著名な企業・団体が公式で上げている動画のみ、例外として、紹介可とみなす》という暫定基準で運用することにしました。 当面は《工事中》です。 おいおい、動画を増やしたり、見た目をリファインする「かも」しれま

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第34話〜45話)

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第23話〜33話)

          (承前) ※記事内に貼っている演奏類は、楽団公式動画、著作権切れの録音、著名CDレーベルの公式アップロードなどに限っています。 当面は《工事中》です。 おいおい、動画を増やしたり、見た目をリファインする「かも」しれません。 第23話 26 カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団『ヨーロッパ国歌集』 (ハイドンの交響曲への言及。ザロモン・セットなど。済) (ハイドンの曲について、名演奏家の紹介。交響曲=ジョージ・セル、コリン・デイヴィス、クイケン。弦楽四

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第23話〜33話)

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第12話〜22話)

          (承前) ※記事内に貼っている演奏類は、楽団公式動画、著作権切れの録音、著名CDレーベルの公式アップロードなどに限っています。 当面は《工事中》です。 おいおい、動画を増やしたり、見た目をリファインする「かも」しれません。 第12話 15 ガーディナー指揮/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ『モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》』(LD / DVD) 作品としては次のもの。 (上記曲について、「映像がなくてよいなら」アントネッロ&ラ・ヴォーチェ・オルフィ

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第12話〜22話)

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第1話〜11話)

          はじめに 岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」については、先に一度、簡略な形で取り扱いましたが、改めて細かく見ていくことにします。 記事の趣意は次のようなものです。 ※記事内に貼っている演奏類は、楽団公式動画、著作権切れの録音、著名CDレーベルの公式アップロードなどに限っています。 一連の関連記事(第1話〜45話分)をマガジン(書棚的なもの)にまとめました。以下にリンクを貼っておきます。 また、先行して書いた、吉田秀和『LP300選』についての一連の記事は、姉

          代替動画で読む:岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(第1話〜11話)

          岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」用の動画(未整理稿)

          (記事内に貼っている演奏類は、楽団公式動画、著作権切れの録音、著名CDレーベルの公式アップロードなどに限っています。) 吉田秀和「LP300選」が一区切りついたので、岡田暁生先生の「CD&DVD51で語る西洋音楽史」にも少し手を出してみます。 といっても、例によって整理が悪く、この本も家の中のどこかにあるはずですが、見つかりません。 ただ、同書中でピックアップされている音楽作品は、公式サイトや関連ブログ(?)で見当がつきます。ある程度は記憶も残っていますし……。 いず

          岡田暁生「CD&DVD51で語る西洋音楽史」用の動画(未整理稿)

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)関連の振り返り

          とにもかくにも。 「吉田秀和チョイス」の300選を動画コミで見ていくという当初目標は、前回までの記事である程度達成したと思います。 この記事は、その振り返りと言うか、思いついたことを、思いついた時に書き足して行くスタイルの記事にするつもりです。 だから「完成形」みたいなことは考えません。どこまでも未完成な記事です。 ※こちらにも念のため。記事内に貼っている演奏類は、楽団公式動画、著作権切れの録音などに限っています。 スペシャルサンクス的に:まず、次の5つのYouTube

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)関連の振り返り

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援(No.81〜100)

          81 バッハ 〜 100 モーツァルト (お断り) 今回もだいぶ簡略な感じで作っています。 一種の「工事中」ということでお願いします。 書いた順からはこれが「300選」の最後の部分。パスもありますが、これで最低限の枠組みだけは作れた感じかと。 ※「201〜220」の回にも書きましたが、古典派〜ロマン派ぐらいの曲については、パッと見つかった動画をそのまま貼るくらいの感じでいこうかと思っています。 (ただ、個人的好みからピリオド楽器による演奏があれば、そっちを優先したい

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援(No.81〜100)

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援(No.101〜120)

          101 モーツァルト 〜 120 モーツァルト (お断り) 今回もだいぶ簡略な感じで作っています。 一種の「工事中」ということでお願いします。 ※「201〜220」の回にも書きましたが、古典派〜ロマン派ぐらいの曲については、パッと見つかった動画をそのまま貼るくらいの感じでいこうかと思っています。 (ただ、個人的好みからピリオド楽器による演奏があれば、そっちを優先したいというのはあります。) この回ではモーツァルトの主だった曲が登場します。 ここでは Brillia

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援(No.101〜120)

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援(No.121〜140)

          121 モーツァルト 〜 140 ベートーヴェン (お断り) 今回もだいぶ簡略な感じで作っています。 一種の「工事中」ということでお願いします。 ※「201〜220」の回にも書きましたが、古典派〜ロマン派ぐらいの曲については、パッと見つかった動画をそのまま貼るくらいの感じでいこうかと思っています。 (ただ、個人的好みからピリオド楽器による演奏があれば、そっちを優先したいというのはあります。) ※今回のラインナップに多く含まれているベートーヴェンの交響曲。これに関して

          吉田秀和「LP300選」(「名曲三〇〇選」)講読・鑑賞支援(No.121〜140)