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英語習得に必要なだらしなさ

私は英語で仕事をしている。

チームメンバーは全員海外のエンジニアですべてのコミュニケーションが英語だ。最初は英語の壁に圧倒され、仕事自体を続けていけるか不安になったが、今は自分のペースで仕事ができるようになった。

1年以上英語環境に浸かりながら英語を習得していった過程で、英語習得に必要な重要な考え方があることに気づいた。
この記事ではそれについて紹介していこうと思う

わからないをデフォルトにする

英語学習を始めたばかりの頃は本当に辛い。

海外ドラマだろうが、海外のYoutubeチャンネルだろうが、Podcastだろうが、流れてくる英語の半分以上がわからない。

理解できない言語が流れてくるというのは気分のいいものではない。
人間は不快な状態が続くとその環境から逃げ出したくなる。それは生命として当たり前の行動なので、英語学習が継続できないのは当たり前だ。

しかし、私のように英語で仕事をしている人や海外留学をしている人はたとえ入ってくる情報の半分以上が理解できないような不快な状況だったとしても逃げることはできない。
そして、2ヶ月・3ヶ月も経つとわからないことがデフォルトになり、不快に感じることはなくなる。

この状態になることが英語学習の重要なステップだと思っている。

たとえ、耳に入ってくる言語の30%しか理解できなかったとしても、それが当たり前なんだと思って生活しているとストレスになることはない。そして、その状態で生活していると理解できる30%の情報を頼りに少しずつ相手が言っていることがわかるようになってくる。

30%が40%に、40%が50%に、50%が60%になっていく。

このように、わからない状態をデフォルトにして、その環境で生きながら少しずつ自分のわかる量を増やしていくのが正しい英語学習のステップになる。

大学受験や資格試験のような勉強に慣れてしまうと、間違っているか合っているかの0, 100の世界で生きることになる。英語学習とはもっと曖昧なもので、白黒はっきりしていない状態に慣れないといけない。

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