- 運営しているクリエイター
記事一覧
弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった
高校から帰ったら、母が大騒ぎしていた。
なんだなんだ、一体どうした。
「良太が万引きしたかも」
良太とは、私の3歳下の弟だ。
生まれつき、ダウン症という病気で、知的障害がある。
大人になった今も、良太の知能レベルは2歳児と同じだ。
ヒトの細胞の染色体が一本多いと、ダウン症になるらしい。
一本得してるはずなのに、不思議ね。
「良太が万引き?あるわけないやろ」
ヒヤリハットを、そういう帽子
高校の卒業式で遺書を読んだ話
3月1日でございます。もう2週間もすれば福岡は桜が咲き始めるようです。わたしは今日も足先を冷やしながらパソコンデスクに向かっていて、どうも春になりきれずにいます。
みなさんこんにちは。村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。
今日は高校の卒業式だった方が多いのでしょうか。ツイッターのタイムラインでもちらちら見かけたような気がします。
ご卒業おめでとうございます。3年間高校
「スカートめくり?なんだそれだけのことか」のすりこみ
「Stop it at the Start」…そんなタイトルのTVCMがオーストラリアで反響を呼んだ。
セリフはこうだ。
Father: C’mon then, what happened?
(父:さあ、何があったんだ?)
Son: I got detention just for flicking up a girl’s skirt.
(息子:居残りさせられた。女の子のスカートをめくっただ
美意識のある経営を。
「美意識のある経営」というのを、生涯のテーマに掲げていきたいと思っています(大げさですが)。それはもちろん「自社」もそうだし、「他社」に対しても普及していきたいテーマです。
「美意識のない企業」の仕事はしないし、「美意識のない提案」はしないようにしていきたい。そして「美意識のない企業」は淘汰されていくような社会になればいいなと思っています。
ここでいう「美意識」とは、「物理的な審美眼」だけでは
ママを探す、お父さんとの冒険。
妻はぼくのことをお父さんとよび、ぼくは妻をお母さんと呼んでいる。
でも息子の生きる世界では、だれかにぼくたちのことをパパママと呼ばれることが圧倒的におおい。だから息子はぼくのことをおとーさん、妻のことをママと呼んでいる。
ぼくのことをパパと呼ばないのは、だれかにパパと呼ばれる回数よりも、妻が息子にぼくの話をしている回数がおおいからだとおもう。
この日は職場の食事会が夜にあり、18時す
【私は私を幸せにする】
旦那と入籍をして、今年で13年目を迎える。5年ほど付き合って結婚したので、トータル18年も一緒にいる。私が実家で過ごした年数を越すくらい一緒にいたんだなぁ、と感慨深くもある。
当たり前だが、好きで結婚した。愛し合ったうえで一緒になった。おそらく旦那の側も、そのときの気持ちに偽りはなかっただろうと思う。
どこですれ違ったのか、思い返せば行き当たるのは、やはり妊娠がきっかけだった。入院するほど酷い
死ぬかもしれないから、言っておきたいこと。
ガン患者になってちょうど一年がたつ。
この一年はまさに激動だった、充実していたともいえるのであっという間に過ぎたようにも感じた。このペースで進んだらあっというまに人生が終わってしまいそうだ。
去年とおなじように今年も病院でクリスマスと年末年始も過ごすことになった、じつは肺炎で入院している。肺炎ってはじめてなったけどけっこうヤバい。
いつもの仮病とは明らかにちがう様子に妻が異変を感じ、大学病
とあるダメな新米コピーライターの昔話。
先日、博報堂の先輩と飲みながら「昔話」をした。とある「コピーのかけないコピーライターの話」だ。
そのコピーライターは、本当にダメなコピーライターだった。広告のイロハもわからず、きちんとした文章を書く訓練もされていない。出身が理系だったからか「間違ってはいないが、おもしろくもない」そういうやつだ。
そんな中、新規プロジェクトが始まった。上司のCDが言った。「この仕事はお前がメインのコピーライター
最愛の母に「死んでもいいよ」と言った日
「ママ、死にたいなら死んでもいいよ」
大好きな母に、私が放った言葉です。
高校2年生の時でした。
ひどい娘だと思いますよね。
私もそう思います。
でも、母を救う唯一の言葉でした。
それしか見つからなかった。
話は少しさかのぼりまして。
私が中学2年生の時、父が突然死しました。
働きすぎによる、心筋梗塞でした。
父は建築系ベンチャー企業の経営者で、めちゃくちゃカッコいい存在でした。めちゃく