『スタジオジブリ映画』の原作をすべて紹介!【長編全作品網羅】
こんにちは!
「noteの本屋さん」を目指している、おすすめの本を紹介しまくる人です。
今日は、スタジオジブリ・長編アニメーション映画の原作となった本や、関連する書籍を、公開順に徹底的に紹介していきます。
長いので早速いきましょう!
風の谷のナウシカ
『風の谷のナウシカ』の原作は、宮崎駿による同名の漫画です。1982年から1994年にかけて雑誌「アニメージュ」に連載されました。映画版は、この漫画を元に1984年に公開されましたが、映画では原作のストーリーの一部しか描かれていません。原作漫画では、映画よりも壮大な世界観や深いテーマが展開されています。
天空の城ラピュタ
『天空の城ラピュタ』には、宮崎駿さんによる原作となる漫画や小説はありません。宮崎駿によるオリジナル映画作品として、1986年に公開されました。
映画公開後に、亀岡修さんによって小説版がアニメージュ文庫から刊行されていますが、これは映画を元にしたノベライズ作品です。
また、映画のシーンを漫画化したフィルムコミックも出版されています。
となりのトトロ
『となりのトトロ』は、宮崎駿さんによるオリジナルの映画作品として、1988年に公開されました。原作となる漫画や小説はありません。
おそらく一番有名な作品で、ジブリのアイコンになっていることで有名ですよね!
映画公開後に、いくつかの書籍が出版されています。
『小説 となりのトトロ (アニメージュ文庫)』宮崎駿監修、久保つぎこ共著によるノベライズ作品。映画の内容を文章で楽しむことができます。
徳間書店から出版された絵本もあります。映画のシーンを元に作られた絵本です。
いずれも映画を元にした作品であり、原作ではありませんが、映画の世界をより深く楽しむことができます。
火垂るの墓
『火垂るの墓』の原作は、野坂昭如による同名の短編小説です。1967年に発表され、野坂自身の戦争体験をモチーフにした作品です。この小説を原作として、1988年にスタジオジブリによりアニメ映画が制作されました。どちらも戦争の悲惨さ、特に子供たちへの影響を強く訴える作品として広く知られています。戦後闇市派を自称する野坂は代表作『骨餓身峠死人葛』(兄妹の近親相姦で妖しい花が咲き誇る)など、エログロナンセンスが持ち味ですが、『火垂るの墓』はそうした描写を捨象し、読みやすい作品となっています。
原作小説とアニメ映画には、ストーリーや登場人物の設定に若干の違いがありますが、冒頭部分はほぼ同じです。両方をご覧になることで、より深く作品の世界観を理解できるかもしれません。改行を省いた戯作調の語り口で繰り広げられる野坂の文体は、映画とは全く違った雰囲気を醸します。
魔女の宅急便
『魔女の宅急便』の原作は、角野栄子の児童文学作品。1985年から2009年にかけて全6巻が出版されました。スタジオジブリのアニメ映画は、この原作の第1巻をもとに制作されています。
原作とアニメ映画では、ストーリーや登場人物の設定などに違いがあります。原作は、キキが成長していく様子や、様々な人々との交流を通して成長する姿が丁寧に描かれています。アニメ映画では、キキの冒険や、コリコの街での生活を中心に描かれています。
どちらも、キキの心の成長や、人とのつながりの大切さを描いた心温まる作品です。両方を見比べてみることで、より深く作品の世界観を楽しめるでしょう。
おもひでぽろぽろ
『おもひでぽろぽろ』の原作は、岡本螢と刀根夕子による漫画作品。1987年から1991年にかけて「週刊明星」で連載されました。スタジオジブリのアニメ映画は、この漫画を原作としていますが、ストーリーや設定にいくつかの違いがあります。
漫画版は、主人公のタエ子が過去と現在を行き来しながら、自身の経験や感情を振り返るという構成になっています。一方、アニメ映画版では、タエ子が都会から田舎へ旅行する中で、幼少期の思い出と向き合い、自分自身を見つめ直すというストーリーになっています。
どちらも、ノスタルジックな雰囲気の中で、主人公の成長や心の変化を描いた作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
紅の豚
『紅の豚』の原作は、宮崎駿監督自身による漫画作品「飛行艇時代」です。1989年から1990年にかけて雑誌「モデルグラフィックス」に連載されました。プラモデル愛好家に知られている雑誌ですね。
漫画版は、より短く、シンプルなストーリーで、アニメ映画版では深く描かれなかった登場人物たちの背景やエピソードも含まれています。一方、アニメ映画版は、より壮大なスケールで、美しい風景描写や空中戦の迫力などが魅力となっています。
どちらも、宮崎駿監督の飛行機への愛情や、自由な生き方への憧れが感じられる作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
平成狸合戦ぽんぽこ
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、スタジオジブリのオリジナル作品であり、特定の原作はありません。高畑勲監督が、日本の民話や伝説に登場するタヌキをモチーフに、現代社会における自然破壊や開発問題をテーマとして描いた作品です。
宮崎駿監督が企画原案を担当していますが、原作となる小説や漫画作品は存在しません。
耳をすませば
『耳をすませば』の原作は、柊あおいによる少女漫画作品。1989年に「りぼん」で連載されました。スタジオジブリのアニメ映画は、この漫画を原作としていますが、ストーリーや設定にいくつかの違いがあります。
原作漫画では、主人公の雫が、ヴァイオリン職人を目指す聖司との出会いをきっかけに、自分の夢を見つけ、成長していく姿が描かれています。一方、アニメ映画では、雫が物語を書くという夢に向かって努力する姿や、聖司との恋愛模様がより丁寧に描かれています。
また、アニメ映画では、雫が書いた物語「バロンのくれた物語」が劇中劇として登場し、重要な役割を果たしています。この物語は、原作漫画には登場しません。創作の苦悩と映像美を意識して盛り込んだという説が有名です。
どちらも、思春期の少女の心の動きや、夢に向かって努力する姿を描いた心温まる作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
もののけ姫
『もののけ姫』は、スタジオジブリのオリジナル作品であり、特定の原作はありません。宮崎駿監督が、構想16年を経て脚本・監督を務めた作品です。
宮崎監督は、日本の歴史や民俗学、環境問題などをテーマに、独自の物語を創造しました。
ただし、宮崎監督は、制作中にさまざまな作品からインスピレーションを得たと語っています。例えば、アイヌ民族の文化や、中国の少数民族であるミャオ族の衣装などが、作品の世界観に影響を与えていると言われています。
また、漫画家の白土三平の作品『カムイ伝』や、アメリカの作家アーネスト・トンプソンの『The Wolf That Changed America』などからも、影響を受けているとされています。
これらの作品を参考にしながらも、宮崎監督は独自の解釈と創造性によって『もののけ姫』という壮大な物語を作り上げました。
自然と人間の共生を説き、大絶賛される一方で説教くさいと賛否両論あるこの作品。みなさんはどう解釈しますか?
公開時期は阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件から2年後、完全バブル崩壊の1997年です。同年にヒットした映画作品は『失楽園』(渡辺淳一のエロ小説で、バブル崩壊後の夢も希望もない日経新聞に掲載された)等、時代考察などをしてみると面白いと思います。この時期に『もののけ姫』がヒットしたことは同時代性を考えるにあたってはずせない社会現象だと個人的にはおもっています。
ホーホケキョ となりの山田くん
『ホーホケキョ となりの山田くん』の原作は、いしいひさいちによる4コマ漫画『となりの山田くん』です。1991年から朝日新聞で連載されており、日常の何気ない出来事をユーモラスに描いた作品です。
スタジオジブリのアニメ映画版は、この4コマ漫画を原作としていますが、ストーリーは映画オリジナルとなっています。原作のエピソードを繋ぎ合わせたり、アレンジを加えたりして、一つの物語として再構成しています。
映画のタイトルに「ホーホケキョ」が追加されたのは、高畑勲監督の「ほ」の字が入ったタイトルの作品はヒットするというジンクスにあやかったためと言われています。
原作漫画とアニメ映画、どちらも家族の温かさや日常の大切さを描いた心温まる作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
千と千尋の神隠し
『千と千尋の神隠し』は、スタジオジブリのオリジナル作品であり、特定の原作はありません。宮崎駿監督が、脚本・監督を務めた作品です。
宮崎監督は、友人である10歳の少女を喜ばせたいという思いから、この物語を構想しました。主人公の千尋は、その少女をモデルにしています。
宮崎監督は、日本の伝統的な文化や信仰、現代社会の問題などを織り交ぜながら、千尋の成長と冒険を描きました。
ただし、宮崎監督は、制作中にさまざまな作品からインスピレーションを得たと語っています。例えば、日本の民話や神道、ギリシャ神話などが、作品の世界観に影響を与えていると言われています。
また、小説家の荻原朔太郎の作品『猫町』や、アメリカの作家ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』などからも、影響を受けているとされています。
これらの作品を参考にしながらも、宮崎監督は独自の解釈と創造性によって『千と千尋の神隠し』という魅力的な物語を作り上げました。
猫の恩返し
「猫の恩返し」の原作は、柊あおいさんによる漫画「バロン 猫の男爵」です。この漫画は、スタジオジブリの映画「耳をすませば」に登場する主人公の月島雫が書いた物語という設定で描かれています。つまり創作からの派生で、ひとつのサーガとなっています。
宮崎駿監督のリクエストを受けて柊あおいが描き下ろしたこの漫画を原作として、『猫の恩返し』は制作されました。映画では、原作のストーリーをベースに、新たなキャラクターやエピソードが加えられています。
原作漫画とアニメ映画、どちらも猫の世界を舞台にしたファンタジー作品であり、それぞれ異なる魅力を持っています。両方を見比べてみると、より深く作品の世界観を楽しめるでしょう。
ハウルの動く城
『ハウルの動く城』の原作は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによるファンタジー小説『魔法使いハウルと火の悪魔』。全3巻のシリーズで、日本語版は徳間書店から出版されています。
スタジオジブリのアニメ映画は、この原作の第1巻をベースに制作されていますが、宮崎駿監督によって大幅にアレンジが加えられています。
原作小説とアニメ映画では、ストーリーや登場人物の設定、物語のテーマなどが大きく異なります。原作は、魔法や呪い、異世界などが登場するファンタジー要素が強く、ハウルの過去や心の葛藤などが深く掘り下げられています。一方、アニメ映画は、戦争や環境問題など、より現代的なテーマが盛り込まれ、ハウルのキャラクターもより魅力的に描かれています。
どちらも、愛や勇気、自己犠牲といった普遍的なテーマを描いた作品であり、それぞれ異なる魅力を持っています。両方を見比べてみると、より深く作品の世界観を楽しめるでしょう。
ゲド戦記
『ゲド戦記』の原作は、アメリカの作家アーシュラ・K・ル=グウィンによるファンタジー小説『ゲド戦記』シリーズです。全6巻で、日本語版は岩波書店から出版されています。
スタジオジブリのアニメ映画は、この原作の第3巻「さいはての島へ」をベースに制作されていますが、宮崎吾朗監督によって大幅にアレンジが加えられています。
原作小説とアニメ映画では、ストーリーや登場人物の設定、物語のテーマなどが大きく異なります。原作は、魔法使いゲドの成長と冒険を描いた壮大な叙事詩であり、善悪や生と死、光と闇など、哲学的なテーマが深く掘り下げられています。一方、アニメ映画は、少年アレンの心の葛藤や成長に焦点を当て、原作にはないオリジナルのストーリーが展開されます。
どちらも、ファンタジーの世界を舞台に、人間の心の奥底にある闇や葛藤を描いた作品であり、それぞれ異なる魅力を持っています。両方を見比べてみると、より深く作品の世界観を楽しめるでしょう。
崖の上のポニョ
『崖の上のポニョ』は、スタジオジブリのオリジナル作品であり、特定の原作はありません。宮崎駿監督が、脚本・監督を務めた作品です。
しかし、宮崎駿監督は、アンデルセン童話「人魚姫」から着想を得て、この物語を創作したと語っています。
「人魚姫」の物語をベースに、宮崎監督は、海と陸、人間と魚の交流、そして少女の成長といったテーマを、独自の解釈と創造性で描き出しました。
また、宮崎監督は、制作中に瀬戸内海の鞆の浦を訪れ、その美しい風景や人々の暮らしからインスピレーションを得たとも語っています。これらの要素が、『崖の上のポニョ』の世界観に大きな影響を与えていると言われています。
原作はありませんが、「人魚姫」や鞆の浦の風景などを参考にしながら、宮崎監督は『崖の上のポニョ』という、子供から大人まで楽しめる魅力的な物語を作り上げました。
借りぐらしのアリエッティ
『借りぐらしのアリエッティ』の原作は、イギリスの作家メアリー・ノートンによる児童文学作品『床下の小人たち』です。全5巻で、日本語版は岩波書店から出版されています。
スタジオジブリのアニメ映画は、この原作の第1巻をベースに制作されていますが、舞台をイギリスから日本に移し、登場人物の設定やストーリーもアレンジされています。
原作小説とアニメ映画では、小人のアリエッティと人間の少年翔の交流を中心に物語が展開されますが、それぞれの視点や心情描写に違いがあります。原作は、アリエッティの家族の視点から、小人たちの生活や人間との関係を描いています。一方、アニメ映画は、アリエッティと翔の心の交流に焦点を当て、友情や成長を描いています。つまり、舞台を変えただけでテーマそのものは通底しているわけですね!
どちらも、小人たちの秘密の生活と、人間との交流を描いた心温まる作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
コクリコ坂から
『コクリコ坂から』の原作は、1980年に少女漫画雑誌「なかよし」に連載された、佐山哲郎原作、高橋千鶴作画による同名の漫画。
スタジオジブリのアニメ映画は、この漫画を原作としていますが、ストーリーや設定に大きな違いがあります。
原作漫画は、主人公の海と俊が、古い建物の取り壊しをめぐる騒動を通して、お互いの気持ちを確認し合っていく青春物語です。一方、アニメ映画では、海と俊の間に血縁関係の可能性が浮上し、それを乗り越えていく過程が描かれています。
また、アニメ映画では、時代背景が1963年の横浜に設定され、東京オリンピックを控えた日本の様子が描かれています。
原作漫画とアニメ映画、どちらもノスタルジックな雰囲気の中で、高校生たちの青春模様を描いた作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
風立ちぬ
『風立ちぬ』の原作は、以下の2つを組み合わせたものと言えます。
堀辰雄の小説『風立ちぬ』(1936)
いわゆる同時代に流行した結核文学の代表作。宮崎駿監督はこの小説のタイトルと、主人公が結核を患う女性と恋に落ちるという設定を参考にしています。なので原作小説か?と問われたら違います。1923年の関東大震災や、主人公が絵を描くということの意味、結核とサナトリウム、死と生の意味を問う点は、映画にも盛り込まれていますね!
宮崎駿自身の漫画『風立ちぬ』 2009年から2010年にかけて雑誌「モデルグラフィックス」に連載された漫画で、零戦の設計者である堀越二郎の人生と、堀辰雄の小説「風立ちぬ」の世界観を融合させた物語です。
スタジオジブリのアニメ映画『風立ちぬ』は、この漫画版を原作としていますが、ストーリーや設定にいくつかの違いがあります。
漫画版は、堀越二郎の半生と、彼が空想の中で堀辰雄の小説の主人公と出会う様子を描いています。一方、アニメ映画版では、堀越二郎の恋愛(こちらは堀辰雄が主体になっているので「堀」同士でわかりづらいです笑)や、飛行機設計にかける情熱がより丁寧に描かれています。
どちらも、美しい風景描写や繊細な心理描写が魅力の作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
かぐや姫の物語
『かぐや姫の物語』の原作は、日本最古の物語といわれる『竹取物語』です。平安時代初期に成立したとされています。作者不明ですが、当時の貴族社会の様子や価値観が描かれています。
『竹取物語』は、竹の中から生まれたかぐや姫が、美しく成長し、多くの求婚者たちを退け、最終的に月に帰っていくという物語です。高畑勲監督は、この『竹取物語』を原作として、スタジオジブリのアニメ映画『かぐや姫の物語』を制作しました。
映画では、原作の物語をベースに、かぐや姫の心情や、彼女を取り巻く人々の姿がより深く掘り下げられています。また、美しい自然描写や、繊細な感情表現が特徴的です。
原作の『竹取物語』と、アニメ映画『かぐや姫の物語』、どちらも日本の古典文学を代表する作品であり、それぞれ異なる魅力を持っています。両方を見比べてみると、より深く作品の世界観を楽しめるでしょう。
『思い出のマーニー』の原作は、イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学作品『思い出のマーニー』です。1967年に出版され、日本でも1980年に翻訳版が出版されています。
スタジオジブリのアニメ映画は、この原作をベースに制作されていますが、舞台をイギリスから北海道に移し、登場人物の設定やストーリーもアレンジされています。
原作小説とアニメ映画では、主人公の杏奈と謎の少女マーニーの交流を中心に物語が展開されますが、それぞれの視点や心情描写に違いがあります。原作は、杏奈の視点から、マーニーとの不思議な出会いや別れを描いています。一方、アニメ映画は、杏奈の心の成長や、家族との関係性にも焦点を当てています。
どちらも、孤独な少女が心の傷を癒やし、成長していく姿を描いた感動的な作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
レッドタートル ある島の物語
『レッドタートル ある島の物語』は、スタジオジブリが初めて海外のクリエイターと共同制作した長編アニメーション映画です。オランダ出身のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が手掛けた作品で、特定の原作はありません。
監督自身のオリジナルストーリーであり、セリフのない映像で、無人島に漂着した男と巨大な赤いカメとの交流を描いています。自然の美しさや生命の神秘、人間の孤独と愛といった普遍的なテーマが、美しい映像と音楽で表現されています。
『アーヤと魔女』の原作は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる児童文学作品「Earwig and the Witch」。日本語版は『アーヤと魔女』というタイトルで徳間書店から出版されています。
この作品は、スタジオジブリで初めて全編3DCGアニメーションとして映画化されました。映画は原作をベースにしていますが、ストーリーや設定にいくつかの違いがあります。
原作小説とアニメ映画、どちらも魔法使いの家に引き取られた少女アーヤが、持ち前の賢さと図太さでたくましく生きていく姿を描いた作品です。両方を見比べてみると、それぞれの魅力をより深く味わえるでしょう。
君たちはどう生きるか
『君たちはどう生きるか』の原作は、吉野源三郎による同名の小説。1937年に出版され、15歳の少年コペル君が、叔父との対話を通して、人生や社会について考えていく物語です。
この小説は、2017年に漫画化され、さらに2023年にはスタジオジブリによってアニメ映画化されました。映画は、原作とは異なるオリジナルストーリーとなっていますが、タイトルとテーマは原作から受け継いでいます。
原作小説、漫画版、アニメ映画版、それぞれ異なるアプローチで『君たちはどう生きるか』という問いを投げかけています。ぜひ、それぞれの作品に触れて、自分なりの答えを見つけてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
原作や関連書を読むことにより、より深く、より一層、スタジオジブリ作品を理解できるのではないでしょうか!
みなさんのお気に入りの作品はどれですか?
ぜひコメントで教えてください!
そして、好きな作品の原作を見るのも忘れないようにしてくださいね。
目次で作品に飛べるようにしてあるので、もう一度チェックしてみてください!
原作を知らずして映画を語ることなかれ!
【編集後記】
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