戦後日本

〈沖縄〉からの問い――「東北の春」に向けて(05)

〈沖縄〉からの問い――「東北の春」に向けて(05)

若者支援の実践者や研究者が集まって交流する全国フォーラム「第10回全国若者・ひきこもり協同実践交流会inおきなわ」が2月に那覇で開催され、それに参加するため、四泊五日の日程で沖縄に出かけてきた。筆者にとって、はじめての沖縄だ。 もちろん主目的は、全国各地の支援者や研究者たちとの実践交流だが、はじめて〈沖縄〉という場所を体験できるということもあり、ついでにあちこち観光してこようと思いながら現地入りした。 この機会にまず観てこようと思ったのが、ひめゆり平和祈念資料館である。2

狐はどこに行ったのか(2)

狐はどこに行ったのか(2)

 1965年頃を境にして、人が狐にだまされなくなったのはなぜか。この問いに対する人々の回答として、哲学者の内山節さんが挙げている二つの説に僕は興味をもった。その二つめがこれ。 〈人々が語る第三の説は、情報、コミュニケーションの変化を問題にする。一九六〇年代に入るとこの分野ではふたつの大きな変化があった。ひとつは電話、第二はテレビの普及である〉(『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』・講談社現代新書・p43)  かつての農村の暮らしには、二種類の情報があった。一つは

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狐はどこに行ったのか(1)

狐はどこに行ったのか(1)

『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社現代新書)という本がある。著者は哲学者の内山節さん。  その「まえがき」で、内山さんはこう述べている。 〈山村に滞在していると、かつてはキツネにだまされたという話をよく聞いた。それはあまりにもたくさんあって、ありふれた話といってもよいほどであった。キツネだけではない。タヌキにも、ムジナにも、イタチにさえ人間たちはだまされていた。そういう話がたえず発生していたのである。  ところがよく聞いてみると、それはいずれも一九六五年

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米国はタリバンと共闘するか?

米国はタリバンと共闘するか?

先日、アフガニスタンで帰国直前のアメリカ人を狙ったテロが起きた。 ISによる犯行と見られる。 これを受けて、米国がタリバンと協力してISと戦う可能性が出てきた。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/is-29.php 実現するかは不明だが、共通敵を介した協力体制はアフガンの安定にとって有効かもしれない。 共産主義諸国を共通敵とした日米安保体制が、戦後日本の安定に寄与したように。 何かの弾みでタリバンも

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皇族である眞子の役割
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皇族である眞子の役割

(ひとこと言いたい。3日後には消します) 皇族である眞子の役割 眞子の結婚で 日本人の意識が大戦前と少しも変わってないということを炙り出した。 皇室の為にとか 日本人の為にとか 明治、大正、昭和(大戦前)とその皇族は日本を牛耳っていた。今も形を変えて牛耳っている。 その一員である眞子が、「結婚は私の勝手だ。何が悪い?」と言っているだけだ。 一時金を貰うのは当然だ。牛耳っている中で生まれたお金だから。だから、「生活が苦しくなる。分け前をもっと多くしてくれ。」と言っても

ジブリの「風立ちぬ」、初めて観たけどきれいな映画だ。
ヴァレリーと、トルストイの「魔の山」の世界観があるんだね。
サバの骨は、精密で美しい。自然から着想を得るのは、天才だ。

ジブリの「風立ちぬ」、初めて観たけどきれいな映画だ。 ヴァレリーと、トルストイの「魔の山」の世界観があるんだね。 サバの骨は、精密で美しい。自然から着想を得るのは、天才だ。

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戦争の真意を知りたくて。

戦争の真意を知りたくて。

コロナ禍の今、なぜかこのタイトルが響き読みました。 学生時代は歴史が苦手で、うっすらしか頭に入っていなかったから、読み応えありすぎだし、自分の無知ここまでか!と気づけて、衝撃的でした。読めて良かったです。 当時の世界の情勢、国同士の摩擦や交渉、国民の様子など細かく書かれていて面白かった。 しかし難しいので調べながら夜な夜な読みました。 まだまだ未熟だし偏っていると思いますが、自分目線で気になったところを出してみます。 ・日本人は、データを元にした作戦立てが苦手 「その

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終戦記念日と私の毒祖母
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終戦記念日と私の毒祖母

おこんばんわ。今日はふとしたメモになります。 今年の8/15は76回目の終戦の日でした。正午から一分間の黙祷が行われたかと思います。 その日曜日の夜。特攻隊に関してのドキュメンタリーをBSで放送していたので、2時間見てしまいました。 未来ある有能な若者が自ら国のためにと相手戦艦に突っ込んでいく様子を想像するだけでなんとも言えない感情になります。約4000名近く亡くなったと思われます。 特攻隊も含め、命をかけて日本のことを考えて守ってくれた先人たちには感謝しかありません

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青空は始まりの合図 / 「仰げば青空」 秦基博

青空は始まりの合図 / 「仰げば青空」 秦基博

青空は始まりの合図 いかにとやせんの春の名残も 蒸した真夏の夜のジャスミンの匂いも 秋の秋桜のはかなさも 冬に音もなく降り積もる雪の冷たさも その時間をともに過ごした君との思い出も 思い出は過去の記憶 過去はこれから進む時間の先には無い 時間は過去から未来に向かい、さらにその先へと流れていく 未来の道がどこに向かうかは決まっていないし、誰にも決められない ならば時間の先に何をデザインするかは自分次第 1945年8月16日からのあゆみを考える 過去や現在にはお

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戦争体験者の語り部

戦争体験者の語り部

 いきなりセンセーショナルなタイトルで書かれたブログだが、内容としては戦争体験者の語りを子供たちに聞かせるのはもはや意味がない、というものと解釈している。詳しくはブログを読んでいただけると幸いである。  これを読んで私も共感した。確かに、戦争でも自然災害でも、時と共に記憶は風化していくし、生々しい体験談ではなくなっていく。まったくその出来事を知らない子供たちにとっては、遠い過去、あるいは実感を伴った経験ではない出来事を聞かされたところで、ありふれた感想しか持てないだろうし、

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