いつかの、8月31日の私へ。

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

今日で８月も終わりですね。

今年の夏は、いつもと違うことばかりで、多くの人が、心身をすり減らしつつも、生活をされていることと思います。

「いつも」はいつもあるわけではなく、ある日突然なくなってしまうもの。

このことが、身に染みて実感した夏でもあります。

今日は８月３１日ですね。

私は小学校～高校生のこの日に、苦痛だった思い出しかありません。

わざわざ、自分の「人格」や「生き方」を否定される場所に行くのは、「地獄」以外の何者でもありませんでした。

先の未来が暗すぎて、怖くて、ただ「こんな未来があればいいな・・・」と、淡く消えかかりそうな希望だけを、胸に抱いて過ごした日々がありました。

そんないつかの、８月３１日の私へ、私は伝えたいことがあります。

💌

この日のあなたは、いつも浮かない顔をしているね。

嫌なのよね？

誰かを蹴落とすような、環境が殺気立つような、テストの答案だけで自分の価値を決めつけられるような場所に戻るのが、嫌なのよね。

周りは言うわ。

「この夏にちゃんと勉強しなきゃ、受験に合格できない」

「夏から計画を立てないと、後で酷い目に遭う」

「他の人に差をつけるのは、この夏だ」

その言葉に逆らえなくて、私はとりあえずシャーペンを走らせる。

この苦痛から少しでも解放されたくて、形だけを取り繕う。

私は思っていた。

「なんて無駄な時間を過ごしているのだろうか。・・・私は、もっとやりたいことがたくさんあるのに。」

でも、それは許されない。

「学校」にいる限り、周りが自由になることを許してくれない。

自由でいることは許されない。

一人では、どうにもできない。

せっかく、やっと、一緒にいられる友人を見つけたのに、クラスでも頑張って馴染めているのに・・・。

・・・なのに、なんでこんなに虚しいの？

蹴落とされてもいいから、殺気立つ餌食になってもいいから、自分は「ダメ人間」だという烙印を押されても構わないから、みんなといたい。

一緒にいたいだけなのに・・・一緒にいるために、私は私を否定していないと、周りの眩しすぎる光に、焼き潰されてしまいそう。

私は、本当はどうしたいのだろう・・・。

それすらも分からない私は、生きていて何の意味があるのだろうか・・・。

そうして、夏の終わりを迎えては、人知れず、自分で自分を絶望にたたき落としていたのよね。

それしか、自分が救われる方法を知らなかったから。

自分を諦めていれば、外から傷付けられても「ほら、やっぱりね」って、見切りがつくから。

自分を見限ることに、救いを見出していた。

それが例え、自分で自分の命を絶つことになっても、それでいいと思っていたのだから。

「自分はダメ」という言葉に、安心して乗っていられるもの。

・・・よく、頑張っていたわね。

💌

いつかの私よ、聞いて欲しい。

キミは「夢に生きたい」と思っているけれど、そんな大それたことは、自分にはできないと思っている。

夏の終わりの虚しい気持ちが、いつまでも続くと思っている。

苦痛を、我慢しろとは言わない。

ただ、キミが味わったその「悲しさ」「辛さ」「苦しさ」は、自分の底知れぬ闇を、真っ直ぐに見ることのできる「力」に変わる。

キミが今、「悲しい」「辛い」「苦しい」と思っているのも、時々無性にやって来る「虚無感」から伝わってくる。

悲しかったでしょう、辛かったでしょう、苦しかったでしょう。

そんなことを顔にも出さず、壊れそうな笑顔で耐えているキミを、私は必ず、未来で救うから。

誰がキミを責めようが、虐げようが、私はいつもあなたの味方だ。

”今”のキミには、私の姿は見えないけれど、とっさに出た言動で、もしかしたら、つながれるかもしれないね。

もしキミが、普段しないような言動や、考えないことが出てきたら、それは私の意志が働いてるかもしれないことを、思い出して欲しい。

自由に生きたい。

他人に迎合したくない。

夢を見たい。

・・・そのために、死にたくない。

だから、どうか私よ、ほんの少しでもいい。

「死にたくない」って、思っていて。

私がその思いを受け止めて、キミを死なせないから。

私は、キミが思っている「淡く消えかかりそうな希望」の未来から、この文章を書いているの。

すべては、キミを生かすため。

「・・・死にたくない」

そう、それでいい。

私は未来のキミなのよ。

だから私は、キミに掴んでもらうために、この手を精一杯に伸ばす。

ずっとずっと、待っているわ。

そして、一緒に生きましょう。

キミは、今の私を形作ってくれた「宝物」。

待っているからね！

８月３１日を越えた先で・・・！

💌

トップ画像は Tamotsu Matsui様 からお借りしました！

ありがとうございました。

みなさんからの、スキやコメントやフォローは、私に生きる勇気を分けてくれます！

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。

それでは、今日はここまでです。

みなさん、また明日、お会いしましょう🌺