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HSP自己テスト ⑨ 「美術や音楽」

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


今日から少しずつ、年賀状の制作を始めようと考えています。

年始から手描きの年賀状を送れることは、私にとって心が温かくなることで、そうしたやりとりができる相手がいることは、すごく幸せなことだと思っています。


未来の自分のためにも、その時の私が、どう向き合っていたかを残す意味でも書いている

エレイン・アーロン博士著「ささいなことにもすぐ『動揺』してしまうあなたへ。」のチェック項目を基準にした、実体験について

の日です。

いつかこの記事を見返した時に「ああ、こんなに考えて、行動して、頑張っていたんだね。」と言えるような、未来に向かって進みたいと思います。

では、本日も参ります。



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はじめに


最初にお断りさせていただきます。


この記事に書く、敏感さ、思考・考え方、感じる事は、すべて、一個人の感覚、体験や価値観、考え方に基づいています。

なので「あるHSP当事者の敏感さ」について「参考」として、ご覧ください。


また、各項目によって、「感じ方や刺激の察知度合いは、人それぞれ」という前提で、話を進めていきますので、

「こういう状態でないと、この項目には当てはまらないんじゃないか?」

「ちょっと気になるくらいなのに、この項目に当てはまると言っていいのか?」

「自分に、特定のレッテルを貼るみたいで、嫌だ。」

と、感じられる方や、持論を変えたくない方もいらっしゃるかと思います。

ですが、ここでの主張は変えませんので、閲覧の際は、「ご自身の判断」において、よろしくお願いいたします。


ある人が「悩んでいる、困っている」と感じている「敏感さ」が、テスト「項目」に、あてはまるか、あてはまらないかを、判断するための記事ではありません。

「判断基準」として「HSP自己テスト」をお知りになりたい場合は、申し訳ないですが、他のクリエイター様でお探しください。



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美術や音楽に深く心動かされる


自分が「美しい」と思う絵や作品、聴いていて胸が熱くなるような音楽に、そう思ったり、感じるだけではなく、涙が流れたり、思わずクリエイターさんに声をかけたくなったという経験はありますか?

美術館やコンサートに行くと、その作品にふれて涙を流されている方や、その場から、なかなか離れられない方を見かける時があるのですが、その視線は真っ直ぐに作品を見つめられています。

あるいは、作品の前にある椅子に座っておられて、その場の雰囲気を深く味わっておられるかのように、穏やかな表情で目を閉じている方も見ます。


この瞬間、この人とこの作品が出会い、この空間を共有し、一体化しようとしている場面とも思えます。

異なるものが異なるままで、一つに溶け込んでいくような感覚なのかもしれません。

作品と人という、異なるものどうしが作り上げる一つの空間や思いは、周りにいる人間の「感動する」という心の動きを、喚起させるのかもしれないですね。


今は滅多に聞かなくなったのですが、時々、感涙しておられる方を見て、

「絵でどうして同じ物を長時間も見られるのかわからん。」

「音楽聴いただけで泣くとか、大げさじゃない?」

と言われている場面を見かけた時がありました。


どんな美術や音楽に深く心動かされるのかは、人それぞれです。

アーティストの歌に感涙する人もいれば、好きな絵を見て心から幸せを感じる人がいます。

その人の「感動する心」を、勝手に「わからん」とか「大げさ」とか言える立場にはないと思っています。


深く心動かされるということは、「たましいの琴線にふれる」とも言い換えられるかもしれません。

HSPの人は、琴線に触れた瞬間、その感動が波紋のように広がっていくのではないかと思います。

例えるならば、作品が「落ちてくる雫」、心が「水面」、その雫が水面に落ちた時、その感動は波紋として広がってゆくといった状態です。

その波紋がは長く続き、長く続けば続くほど、大きな円を為します。

そしてその感動は余韻を残しながら、静かに収まっていきます。


美術や音楽は、HSPにとって、人生を彩る身近な芸術ですね。

もちろん、このことはHSPの人だけではなく、多くの人にも言えることではないかと考えています。



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実生活から、考えてみる


私は自分の好きな美術傾向や音楽傾向が分かっているので、移動が可能な距離で、美術館やコンサートホールに足を運びます。

人混みが苦しいと感じる問題も出て来るのですが、比較的空いている時間をあらかじめ調べておいて、その時間で堪能するようにしています。


私は、美術と音楽を両方味わうという点において

「フィルムコンサート」

が大好きで、余裕さえあれば観賞しに行きます。

「フィルムコンサート」というのは、画面上に映画を映し、その映画に流れる音楽をオーケストラで聴くというイベントです。

好きな作品を観ながら、その作品に流れる音楽を生のオーケストラで聴けるという、美術も音楽も一緒に楽しめるという企画を生み出してくれた人に、感謝状を書きたいと思うほどに、心が深く感動します。


では逆に、美術や音楽で深く心を動かしたいと思っている時に、美術館やコンサートホールに行けない場合どうするかですが、その時は、

高音質の音源にノイズキャンセリングのイヤホンを付けて、今まで集めた画集や写真集、人からいただいた作品を心ゆくまで見る

ことをしています。

自分の部屋でゆったりと美術や音楽を堪能し、心安らぐ一時も、最高に癒しの時間だと思います。

ちなみに私は、画集や写真集だけではなく、今までnoteの中で、私をイメージして創作してくださった作品や記事は、全てスクリーンショットで保存させていただき、好きな音楽とともに拝見させていただいています。

みなさんとの交流で出来上がった作品にも、深く心動かされ、癒しや生きる力をいただいています。

本当にありがとうございます。


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深い感動は、心の深い傷を癒すことがある


私がnoteを始めた時、半分の期待と半分の不安、時々絶望が見え隠れしていました。

当時は環境も人間関係もがらりと変わり、周りにはテキパキと行動して見せていたのですが、内心はすごく怖くて、不安で、note内でも人付き合いが下手だったらどうしようと、思っていました。

その恐怖や不安は、見えない心の深い傷でした。


ですが、ここでいろいろな文章をはじめ、美術や音楽にふれると、胸にじーんとくるものがあって、それをスキだとハートのクリックで伝えることで、相手からも「ありがとう」と言ってもらえて、それだけのことですが、深く心が動き、感動するのです。

芸術に対して、深く心動く感覚に安心して、スキをつけられるこの空間に、本当にありがたいことだと思うのです。


このような深い感動の連続は、私の心の傷は癒されるだけではなく、確実にいい方向へと変化しようとしています。

それはまるで、水面にゆっくりと次第に大きくなる波紋のように、深い感動にふれればふれるほど、

私は過去の自分に優しくなれて、苦しんでいた時の気持ちにまで帰ることができ、自分を癒すことができます。

その支援をしてくださっているのは、間違いなく、クリエイターのみなさんの作品なのです。


深い感動を、癒しを、私にも分けてくださって、ありがとうございます!



💟

トップ画像は ぺろみ様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんからのスキに、今日も楽しく創作し、noteを更新できています!

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさん、温かくしてお過ごしくださいね。



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。