発達障害に向いている仕事はあるのか
近頃は発達障害の認知度も上がり、診断される方も増加しています。今では全体の10%前後が何らかの発達障害(ASD、ADHD、LD)と診断されています。
そして就職活動や転職活動で「適職」があるのか悩んでいる大学生なども多いはず。在学中のアルバイトで仕事で失敗を繰り返し自己嫌悪になってしまう方もいるのではないでしょうか?
ではそんな発達障害者に「適職」はあるのでしょうか?よくネットやテレビでは「ルールやマニュアルがしっかりある仕事」や「専門知識を生かせる仕事」がASDやADHDには向いていると紹介されています。
そんなわけあるかー!!
おっと語気が荒くなってすみません。しかし発達障害はいくら「ルールやマニュアル」がしっかりしていてもミスをしてしまいます。いやそれらがあってもミスをしてしまうのが発達障害者なのです。
あと発達障害者は「専門知識」を生かせる仕事に就くべきなのも甚だ疑問です。もしかしたら世間一般では「発達障害は一点突破型の特異な才能」を持っていてその才能を開花させれば適職に就けるはずと思っている方もいるかも知れません。
そんなわけあるかー!!!(2回目)
おっとまた語気が荒くなってしまいました。発達障害でギフテッドを持ってる者はほぼゼロです。ほとんどの発達障害者は何の才能も持たずただただコミュニケーションや仕事でミスを繰り返す無能なのです(←オレ)。そんな才能を探されても困ります。無いんですから。
では発達障害者に就業は無理なのか。まだ諦めるのは早いです。今では企業や官公庁に一定の割合で障害者を雇用することが義務づけられています。これを活用しない手はありません。ではどんな企業に就職すれば良いのか?
大企業 or 官公庁です。
大企業や官公庁は従業員数(職員数)も多く、多少障害者が入ってきてもダメージ(生産性の低下)は少ないです。ちょっとした事務や雑用を任せられることもできます。大きな組織になれば仕事も細分化されており、発達さんのキャパシティを超える心配も(中小・零細企業と比べて)少ないです。
あと、大企業は自社のイメージアップとして障害者雇用の割合をアピールしますので一応Win-Win(?)かも。。。
それに対し中小企業はもともと少なく貴重な人手を発達障害者に割り振るのは無理です。従業員10人の企業に1人の発達障害者を採用したら下手したら倒産してしまいます。
えっ?大企業に入るのは難しい?でもこの道しか無いんだ。。。
長くなりましたが、まとめると
1、発達障害者には「適職」はない
2、もし就職したかったら大企業を狙え
の2点になります。(当たり前の内容)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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