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創業110年 「新しい老舗」の進化レポート

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#経営

『感謝と称賛が巡る組織』づくりの、1.5歩目~Uniposトライアル導入を終えて~

『感謝と称賛が巡る組織』づくりの、1.5歩目~Uniposトライアル導入を終えて~

KOBIRAがバリューの浸透を図るために、導入を予定している『Unipos(※)』。トライアル期間が終了したのですが、改めて素晴らしいサービスだなと実感しました!

※Uniposは、超簡単に言うと「日々の感謝やバリュー体現エピソードをタイムラインで共有できて」「ハッシュタグでバリューを簡単に紐づけられて」「ポイント制などで感謝を贈りあう仕組みも充実している」みたいなツールです。

先日Unipo

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これからの時代の教科書 『理念経営2.0』のススメ

これからの時代の教科書 『理念経営2.0』のススメ

親友の佐宗さんが、4年の歳月をかけて書き上げた『理念経営2.0』。
身内(友人)びいきを抜きにしても、良き「問い」にあふれた素晴らしい本でした!
これは、これからの経営における一つの教科書(絶対解じゃないけど明確なモノサシ)になる。
経営に携わる人だけではなく、企業や組織に所属して働く人が、あまねく読んでおいたらよい本。
そう感じさせてくれる名著。

もちろん、
「これから企業理念を言語化したい」

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『内省と祝祭』の全社集会 ~対話とアートとアワードと~

『内省と祝祭』の全社集会 ~対話とアートとアワードと~

KOBIRAは、第4創業期の取り組みの中でも、ビジョンミーティング(全社集会)に大きく力を入れています。「全社集会やアワードって、時間とお金もかかるけどやる価値があるよ」ということが、一人でも多くに伝わったら嬉しいなぁ。3回目の開催となる今回も、やり切ったし良い場でした!

■前提:KOBIRAは、創業111年目を迎えた鹿児島の地域商社。

2022年~2024年を「第4創業期」と置き、人的資本経

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『Awe Effect(オウ エフェクト)』と出会ったことが、このGWのハイライトかもしれない

『Awe Effect(オウ エフェクト)』と出会ったことが、このGWのハイライトかもしれない

積読になっていた、これ。
なんとなく手に取り開いたら、そこから1時間ちょっとで一気に読み終わってしまった。体感時間は一瞬。それほど素晴らしい本。今の自分にも、KOBIRAにも、必要なピースだったと思う。

自然の中に身を置くことを主なトリガーとして、人は、
感動・畏怖・驚きといったものがまじりあった「Awe(オウ)」を味わう。

トリガーとなるできごとは、「美しい夕焼けを見る」という小さなことから

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【京大元総長から世界のこんまりプロデューサーまで、超レアセッション山盛りの 『薩摩会議』。オススメです!】

【京大元総長から世界のこんまりプロデューサーまで、超レアセッション山盛りの 『薩摩会議』。オススメです!】

日本中の実践者が集結して「150年後の世界に、私たちは何を遺すのか」を語るカンファレンス、薩摩会議。自分自身参加が超楽しみですが、相当レアなセッションだらけなのでちょっとだけご紹介!

★「文明×Transformation」

京都議定書の時ですら現地参加されなかった?という京大元総長の山極壽一さんが、「面白そうだ」と登壇してくれて、「文明×Transformation」のテーマで語ります&しか

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「シャッター温泉街」が、世界に誇れるウェルビーイングタウンに生まれ変わるまでの物語。

「シャッター温泉街」が、世界に誇れるウェルビーイングタウンに生まれ変わるまでの物語。

日置市とウェルビーイングタウン作りの連携協定を結んでから、半月ちょっと。ありがたいことに、テレビや新聞など35を超えるメディアに掲載してもらえました(^^)。

「市長と社長が裸で温泉につかって協定を結ぶ」というインパクトもあったし、

浴衣で並んで歩いている姿が「『西郷隆盛グランプリ』の決勝戦みたい」という声も聞かれましたが(笑)、

ただのインパクト狙いの協定ではなくて。

課題先進国日本の、

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『戦略人事の郷中ゼミ』で語った、右腕採用/MVV/定量化できないもの

『戦略人事の郷中ゼミ』で語った、右腕採用/MVV/定量化できないもの

参加者というか、サブ登壇?みたいな形で参加した『戦略人事の郷中ゼミ』。迷ったけどリアル会場で参加してよかった!
この1年KOBIRAでやってきたことは大体以下のnoteにまとめたつもりだったけど、

今回の質疑や対話を通じて、新たに話したり気づいたりしたことも色々あったので、以下メモ。

▼どうしたら「右腕」と呼ばれる存在を採用できるのか?「どうしたら右腕と呼ばれる存在を採用できるのか?」というテ

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創業110年企業が、組織を生まれ変わらせるためにやったこと全部【2022年】

創業110年企業が、組織を生まれ変わらせるためにやったこと全部【2022年】

大げさではなく、人生の節目となった2022年創業110年の小平社にCHRO(chief human resource officer)として参画したことが、人生のターニングポイントレベルで大きな出来事だったので、振り返りつつやった事を全部出してみます。

年始に、4代目社長のかんちゃんからポンっと届いたメッセンジャー。

ここから始まり、あれよあれよという間にジョインすることに。色々なピースが、カ

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創業110年の会社が、自己負担ゼロで「昇降デスク&デュアルディスプレイ」環境を作れちゃう、福利厚生制度を導入してみた!

創業110年の会社が、自己負担ゼロで「昇降デスク&デュアルディスプレイ」環境を作れちゃう、福利厚生制度を導入してみた!

経営改革に取り組んできたこの一年。色々と新しいサービスを導入してきましたが、その中でも大満足&おススメしたいのがリモートHQ!!

個人的にもいつか欲しいと思っていた昇降デスク&デュアルディスプレイ環境が実現して嬉しかった(しかも自己負担ゼロで!)ので、導入までのプロセスをレポートします!!

リモートワーク環境ほぼゼロからのスタートCHROとして参画することになった小平株式会社は創業110年とい

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日本のビジネス現場では、英語の前に「日本語力」が求められているのでは?という話

日本のビジネス現場では、英語の前に「日本語力」が求められているのでは?という話

創業110年の老舗企業人事としての悩み。(悩みというか、「対処が必要かつ、興味深いテーマ」かな)

英語もSTEAM教育も大事だと思うんですが、リモートワークも増えチャットツール全盛の環境だからこそ、もっとベーシックなところで「日本語力」の底上げが求められていると思うんですよね。大半のビジネス現場では。

内容が正確に伝わりやすい「論理構成」「文章構成」

相手が受け取りやすいよう、情理にも配慮さ

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\ビジョン作りのプロセスがくれるエネルギー/

\ビジョン作りのプロセスがくれるエネルギー/

会社の新しいミッションを言語化した役員合宿から一ヶ月半。次のステップをどう設計するか話し合う役員会があったんですが、楽しかった!
話題は全社共有会だけではなく、その先まで見据えた時間軸の内容に。

来年の本社ビル移転という大きなイベントまで視野に入れたプロセスをどう設計するか。

並行して走る人事制度作りについても、大きな変化を社員一人ひとりにどう受け取ってもらうか。

どんなメッセージを、どうい

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\バーチャルオフィス導入しました!いい感じ!/

\バーチャルオフィス導入しました!いい感じ!/

創業100年超えの会社でも、本気でやればリモートワーク化を進められることを実証するぞ!ということで、バーチャルオフィスソフト「Remotty」を導入しました(^^)

業務を合理的に進めるという視点ではSlackなどでも十分なんですが、リモートワーク化を進めていく上では、情理の部分(「孤独の解消」や「雑相(雑談できる関係性があるからこそ気軽に相談できるよね)的風土づくり」とか)も、とても大事だと思

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● 創業110年の企業の、CHROになりました! ●

● 創業110年の企業の、CHROになりました! ●

このたびご縁がありまして、小平株式会社のChief Human Resource Officer(兼 総務執行役員)になりました!

小平社は鹿児島で創業110年(!)を迎える地域商社ですが、4代目社長の小平勘太君が同い年で、大学時代のAIESECの同窓だったりもします。

コーポレートアイデンティティーとして「新しい老舗」を掲げ、

“時代を先取り変化しながらも、世代を超えた老舗として存続し続け

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