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#コーチ

「指導してはだめ!」と言われたら見えたもの

「指導してはだめ!」と言われたら見えたもの

「傍目八目」という言葉がある。
意味は「第三者のほうが当事者たちよりも物事をよく見ることができる」というものだ。

これと同じことがバスケットの指導現場にも言える。
そして、そのことをつい最近痛感した出来事があったので、記事にしておく。

その出来事とは「クラブの練習」だ。
私は現在、中学校でバスケを教えているが、外部コーチと協力して指導にあたっている。

外部コーチはとても素晴らしい方で、ヘッド

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よりよいコーチングスタイルを求めて

よりよいコーチングスタイルを求めて

バスケットの指導者なら誰しもが思うこと。
それは「チームを強くしたい」というもの。

私も例にもれず日々このことを考えて仕事に励んでいます。

ただ、チームというのはとても難しく、ただバスケットを教えられるだけではチームを強くすることはできません。

なぜなら、選手一人ひとり抱えている悩みや性質、特徴は全く異なりそれがチーム内で対立することが多くあるからです。
この傾向は女子チームによく見られます

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ワクワクが最強

ワクワクが最強

昨日は3年生の練習試合で今日は1年生だけの練習がありました。
同じチームの選手だが、この2つの集団は何から何まで違いました。

3年生が沈んだ雰囲気でダラダラやっているのに対して、1年生は生き生きと明るい雰囲気でバスケットをしていました。
3年生は沈んだ雰囲気でやっているからミスが続き、さらに雰囲気が悪くなる。それに対して、1年生はミスが起こっても互いにフォローし合おうとする。
3年生が浮かない顔

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部活再開後の展望

コロナによる活動停止期間の終わりが見えてきました。そろそろが始まります。

部活が再開してからどんなことをやるのか。自分の考えを整理するためにここにまとめておきます。

重視してやるべきこと①1on1(OF、DFともに)

②スペーシング(4アウト)

結局、1on1の能力を高めることが勝利につながる近道だと私は考えています。特に、1on1のDF、ストップ動作、スペーシングの判断力。これらは継続し

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バスケコーチの本の読み方

今日は「Get Better Now by ELPS」というYouTubeのチャンネルで「本の読み方」というのが紹介されていたので、その内容をまとめようと思います。

ちなみに、このチャンネルは東頭さんという方が運営しており、Bリーグのコーチやコーチ向けの講習会などを行っている方です。

バスケットのコーチでなくとも、どのように本を読み、どのようにして自分の生活に生かすのかは知っておいて損のない情

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新年の目標

新年の目標

あけましておめでとうございます。
かえもんです。

いよいよ2022年が始まりましたね。
今年は教員生活5年目、バスケットのコーチとしては4年目となる年です。

そんな年が始まるにあたってまた目標を立てようと思います。

2022年の目標1.「3回戦まで連れて行く」
 はっきり言って今のチームは強くはありません。しかし、一生懸命頑張る選手が集まっています。なんとかして勝たせてあげたい。つまり、結果

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初めのうちはまずパクる方が良い

初めのうちはまずパクる方が良い

こんばんは。かえもんです。

札幌の夜は特に冷え込みが強くなり、5℃を下回るようになってきました。タイヤ変えないと…。

さて、今日は仕事やコーチングの話です。

結論から言えば、
「成功している人の真似をすることは多くの学びがある」
となります。

例えば、授業。

教師になりたての頃はどんな授業をしたら良いのか、どうやって準備したら良いのか全く分かりませんでした。

考えても分からなかった私は

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指導者の役割とは?

指導者の役割とは?

こんばんは。かえもんです。

最近呟きばかりでしたが、久しぶりに記事でも書こうかなと思い、徒然なるままに書いています。

さて、今日は「指導者の役割とはなにか。」について書こうと思います。

指導者の役割って何でしょうか。

チームを強くすること。バスケを教えること。

様々な答えが出てくるはずです。

しかし、とある指導者は次のように言っています。

「指導者の役割は課題を選手に与えることだ。課

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