バスケコーチの本の読み方


今日は「Get Better Now by ELPS」というYouTubeのチャンネルで「本の読み方」というのが紹介されていたので、その内容をまとめようと思います。

ちなみに、このチャンネルは東頭さんという方が運営しており、Bリーグのコーチやコーチ向けの講習会などを行っている方です。

バスケットのコーチでなくとも、どのように本を読み、どのようにして自分の生活に生かすのかは知っておいて損のない情報です。

まず、全ての本を4つの分類に分けます。分け方は以下の通りです。

・上級本(専門書など読むのに時間がかかるし、内容を解釈するのも難しい本。)

・中級本(各章の内容が4ページほどにまとめられており、ある程度の時間があれば読める本。)

・初級本(見ただけで内容がすぐ分かる読みやすい本。)

・その他(小説、写真集など)

その他のジャンルの読み方は他の方に説明を譲るとして、ここでは「上級本」と「中級・初級本」の読み方についてまとめます。

「上級本」の読み方

まず、上級本は非常に分量が多く、読むのに時間がかかります。したがって、休日やオフシーズンなどある程度まとまった時間のあるときに読むと良いです。

そして、「上級本」は「重読」といって何度も繰り返し読むことが必要です。そして、読んだ内容を自分の指導や生活に取り入れることも必要です。つまり、「上級本」は「読む→行動する→読む→行動する」をひたすら繰り返すことが重要であるということです。

ちなみに、上級本とはどんなものかというと下のリンクにある本が動画内では紹介されていました。


「中級・初級本」の読み方

「中級・初級本」の読み方は「多読」です。とにかくたくさんの本を読みましょう。そして、「多読」していくときにポイントが3つあります。

①同じテーマの本を3冊は読む

 例えば、「バスケットの戦術」について学びたいと思ったときには別の人が書いた本を合計3冊は読むようにします。中級・初級本は比較的読みやすいので、そこまで大きな負担になることは少ないはずです。同じテーマの本を複数冊読むことによって、「共通点」というものが見つかります。別々の人が書いているので、細部はきっと違うはずですが、本当に大事なことは皆共通しているはずです。その部分を見つけるためにも、同じテーマの本を3冊は読みましょう。

②スキマ時間を使う

 中級・初級本は読みやすいことが長所です。その利点を生かして、スキマ時間を有効活用して、どんどん読んでいきましょう。動画のなかでは、トイレで読む、移動時間に読む、退社前の混雑を回避する待ち時間に読むなどが挙げられていました。5分あれば、1章は読める本もあるので、スキマ時間を有効活用しましょう。

③記録して読み返す

 中級・初級本は「多読」が推奨されていますが、「多読」がゆえに読んだ内容を整理するのが難しいです。どんどん読むことはできるが、読んだ内容を整理できずに結局忘れる。私もこの経験はめちゃくちゃあります。そういった事態を防ぐために有効なのが、「メモを取る」「アウトプットする」です。メモを取るとは、本を読んでいて大事だと思ったところを紙に書き出しておくということです。この書き出した紙を時々眺めれば、その本の要所がだいたい分かるはずです。そうすれば、紙を見るだけで内容を復習することができます。結果、忘れるということが減るはずです。そして、「アウトプットする」とはブログやノートなどにまとめるということです。いまこうやって記事に書いているのも私にとってひとつのアウトプットです。

 この「アウトプットする」というのは読書法について書かれたどの本にも書かれています。ということは、アウトプットすることは非常に重要だということです。

コロナで部活が止まったりするこの時期だからこそ「効率よく」自己研鑽をしていきたいです。

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