私の勤務先は休日が少ないので、平日を楽しんでいくのが吉。 平日限定で、よかったことなどを書いていく。 水曜日 すいかひとたま抱えて帰った。職場でおやつに出して、…
本番の日の短歌。 連作「休日演奏家」
今までの人生の、自分で決めたことの中で、これは正解だった!と言い切れることがたった一つある。それは「中学の吹奏楽部でトロンボーンを選んだ」ということ。 歯列矯正…
昼過ぎまで1人ファッションショーをするなどしてだらだらしていたが、職場の同期と夜ご飯を食べる約束をしていたので、いちばん日差しが濃いと思われる時間に家を出た。 場…
ケーキってほんとうに素敵。 たとえ身に災難が降りかかっていても、食べてる間の数分は周りをヴェールに包まれて、かりそめでも幸せになれるから。 やわやわで、幸せの象…
さいきん、仕事で1人のおばあちゃんの食事介助をしている。 ミキサーにかけた料理をひとさじずつ口に運び、かすかに喉が動いたのを見計らってつぎの一口を用意する。 私の…
人の心って、くだものみたいだと最近思った。 真ん中に種があって、それを覆う柔らかくてあまい果肉がある。種は食べられないからそれを避けてかじったりする。 種をかじ…
日常のなかで、もう言葉にするほどでもないくらい自分のなかに馴染んでいる記憶がある。 何かにつけて思い出すけれど、いま自分これを思い出してるなあ、というのを自覚す…
死の気配をぬぐうように、桜の下をくぐった。 いまの仕事は、看取りまでの時間を安らかに過ごす方たちと接する機会が多い。 命が終わることを待つ、その空間は言い表しが…
プレゼントは、人の心を形にする。
出町ろろろのランチに行った。 京都の今出川らへんにあり、カテゴリーとしては「和食店」。 学生時代、食べることが大好きな大学の教授がおすすめしてたお店。 もう本当に…
なんやかんやあって、歳時記を読んだので感想を書く。 歳時記は、俳句をつくる人のために季語が季節毎にたくさん載っているものである。 言葉の趣を説明しているの…
見返したら去年もこれくらいの時期にやってた。これから1年ごとにしよう。 Xで呟いたものから。 エチュード弾いたときだけ生き返る美しい思い出たち ずっと行きたかった…
母も私も餃子が大好きである。 ちょうど昨日、家で餃子パーティーをしたのでその様子を記していきたい。 この先、餃子の足りていない日々を過ごすことになったとき、これ…
通勤中の地下鉄のホームで歳時記を開いた。 春 だった。 ぶわっと風が吹き上げたみたいに感じた。 というわけで、好きな曲第二弾。 世界の終わり/THEE MICHELLE GUN EL…
素敵な友達がいた。 名をマキちゃんという。 とてもお世話になった。 高校の時から、お世話になりっぱなしだった。 就活激病み期の私を深夜花火大会に連れ出したり、あ…
ポエマム
2024年8月23日 22:17
私の勤務先は休日が少ないので、平日を楽しんでいくのが吉。平日限定で、よかったことなどを書いていく。水曜日すいかひとたま抱えて帰った。職場でおやつに出して、余ったやつ。まあまあ大きかったから翌日普通に筋肉痛になった。バスでは膝に乗せてたけど、チューバ乗せてるくらいの重さあった気がする。切った。夏の心臓。スイカってちょっと怖い赤さしてる。土曜日(勤務日)6連勤終了やったね散
2024年8月13日 08:09
本番の日の短歌。連作「休日演奏家」
2024年7月14日 20:41
今までの人生の、自分で決めたことの中で、これは正解だった!と言い切れることがたった一つある。それは「中学の吹奏楽部でトロンボーンを選んだ」ということ。歯列矯正をするから金管楽器がいいし、マウスピースが大きめの方が痛くないらしいということで選んだのだが、こんなに長く続けるとは思っていなかった。そして中学1年生のときに買ってもらった楽器をずっと使っているので、この楽器とは人生の半分を共にしているこ
2024年6月14日 08:13
昼過ぎまで1人ファッションショーをするなどしてだらだらしていたが、職場の同期と夜ご飯を食べる約束をしていたので、いちばん日差しが濃いと思われる時間に家を出た。場所は京都駅で、銀行に払い込みにいく予定もあったので、用事を済ませてふらふらしつつ同期を待とうと思ったのだった。私は人と会う時も会わない時も、基本的に自分の着たい服を着る。相手がどう受け取るかとかは、マッチングアプリとか大勢の飲み会でな
2024年5月31日 21:00
ケーキってほんとうに素敵。たとえ身に災難が降りかかっていても、食べてる間の数分は周りをヴェールに包まれて、かりそめでも幸せになれるから。やわやわで、幸せの象徴としてその傍らにいる、ケーキ。家にちょうどいいフライパンがなかったり、布団カバーが破れていたりして買うべきものはたくさんあるはずなのに、私たちはかわいいケーキ皿やそのお供のティーカップばかり眺めて、思わず買っちゃったりしている。私は
2024年5月25日 10:35
さいきん、仕事で1人のおばあちゃんの食事介助をしている。ミキサーにかけた料理をひとさじずつ口に運び、かすかに喉が動いたのを見計らってつぎの一口を用意する。私の担当しているおばあちゃんは、まったく喋らないから声を知らない。たまに少し咳き込んだときに声帯がふるえて、声らしきものを聞いたりするくらいで、どんな話し方をする人なのかは分からない。今日は晴れてますねえとか、緑がきれいですねえとか話しか
2024年5月9日 16:42
人の心って、くだものみたいだと最近思った。真ん中に種があって、それを覆う柔らかくてあまい果肉がある。種は食べられないからそれを避けてかじったりする。種をかじってしまわないように気をつけながら果肉を味わう。それが会話だ ともいえると思う。種が大きくてあんまり食べるところのないビワみたいなのもあるし、スイカみたいに種が散らばってて常になんとなく気を張って食べないといけないものもあるし、りんご
2024年4月14日 10:02
日常のなかで、もう言葉にするほどでもないくらい自分のなかに馴染んでいる記憶がある。何かにつけて思い出すけれど、いま自分これを思い出してるなあ、というのを自覚することも難しいくらいの何か。二つの石鹸をだんだんくっつけていくみたいに、いつのまにか自分の一部になっている記憶の断片。それは友達との会話だったり、テレビで見聞きしたことだったりする。そういうことって、思い出さなくなっても気づかない。今
2024年4月5日 20:39
死の気配をぬぐうように、桜の下をくぐった。いまの仕事は、看取りまでの時間を安らかに過ごす方たちと接する機会が多い。命が終わることを待つ、その空間は言い表しがたい独特の雰囲気がある。言い方はあれだが、その気配を背負ったまま退勤している気がする。最寄駅から自宅までに、3本の桜がある。ひとつは警察署の濃いピンクの桜、ひとつはごみ置き場の前にそびえる桜、もうひとつはT字路のつき当たりで、どうだ
2024年3月29日 22:12
2024年3月5日 08:14
出町ろろろのランチに行った。京都の今出川らへんにあり、カテゴリーとしては「和食店」。学生時代、食べることが大好きな大学の教授がおすすめしてたお店。もう本当にね、とてもとてもとてもおいしかった………。ぜひ長々と語らせてもらいたい。まずお店の雰囲気がよい。落ち着いたマダムもいらっしゃったし大学生のカップルもいた。予約の時点でお弁当かミニ懐石か選ぶ。今回はミニ懐石にしてみた。まず出て
2024年2月25日 11:29
なんやかんやあって、歳時記を読んだので感想を書く。 歳時記は、俳句をつくる人のために季語が季節毎にたくさん載っているものである。 言葉の趣を説明しているので、執筆者の主観もところどころ入っていて笑ってしまう。 (俳句はほとんど触れたことがなく、的外れなことを書いていたらすみません)歳時記の魅力①いろいろな言葉の由来が載っている 手頃な雑学の本みたいだなと思った。 いちばん印
2024年2月4日 07:41
見返したら去年もこれくらいの時期にやってた。これから1年ごとにしよう。Xで呟いたものから。エチュード弾いたときだけ生き返る美しい思い出たちずっと行きたかったところ、ずっと欲しかったものがあるっていうだけで素敵ですよ私はなーひとりで見た世界になー救われるしかないんだぜーそうだろいまニックネームでLINEを登録してる人がそれを本名に変える時がいつか来ると思うと、怖いハ音からへ音
2024年1月22日 20:44
母も私も餃子が大好きである。ちょうど昨日、家で餃子パーティーをしたのでその様子を記していきたい。この先、餃子の足りていない日々を過ごすことになったとき、これを読んで心の穴が満たされることを願って…(むしろ広げそう)まず、「餃子」は買い出しに行くところから始まる、というのが私のポリシー。買い出しに行き、野菜を切り、タネをこね、包み、焼く。そして食べる。この一連の流れを「餃子」と呼ぶ。私の中
2023年12月19日 22:00
通勤中の地下鉄のホームで歳時記を開いた。春 だった。ぶわっと風が吹き上げたみたいに感じた。というわけで、好きな曲第二弾。世界の終わり/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT世界の終わりだけど、青空のような印象がある。伴奏は派手なのに、静かな午後が頭にイメージされる。世界が終わりそうに赤い夕焼け とか言うけれど、快晴の昼下がりに世界が終わるような気がする。というか、
2023年11月24日 23:24
素敵な友達がいた。名をマキちゃんという。とてもお世話になった。高校の時から、お世話になりっぱなしだった。就活激病み期の私を深夜花火大会に連れ出したり、あわやペーパードライバーになりかけの私を無理矢理運転席に座らせたり。でも急に消えてしまった。多分生きてはいる。LINEもSNSも、電話もなんも通じない。かなしい。よく夢に見る。マキちゃんが何食わぬ顔で帰ってくる夢。か