見出し画像

餃子をした日


母も私も餃子が大好きである。
ちょうど昨日、家で餃子パーティーをしたのでその様子を記していきたい。

この先、餃子の足りていない日々を過ごすことになったとき、これを読んで心の穴が満たされることを願って…(むしろ広げそう)


まず、「餃子」は買い出しに行くところから始まる、というのが私のポリシー。買い出しに行き、野菜を切り、タネをこね、包み、焼く。そして食べる。この一連の流れを「餃子」と呼ぶ。私の中では食べ物の名前ではなく、イベント名である。
と言いつつ今回は母が買い出しに行ってくれたしキャベツも切ってくれたので、私は7割餃子くらいしかできていない。

そのあいだに犬のさんぽに行っていた。
せっかくなのでさんぽ中に見つけた、微妙に変わったラインナップの自販機を見てほしい。

下の段の「あめゆ」が気になる…
キャッチフレーズもない


家に帰るとキャベツとニラとにんにくと生姜が切られていたので、タネをつくるところから参加する。
このとき、肉と野菜のバランスは非常に重要だ。野菜に肉がまとわりついているな、くらいがベスト。タネをこねてる途中は野菜多すぎでは?となるが、焼いてみれば全然そんなことない。あっさりめでパクパク食べれる仕上がりになる。
なぜか家にニラがめっちゃあったのでレシピの2.5倍のニラを入れる。にんにくと生姜も、多いほど美味しいので3倍くらい入れる。

次は餃子を包んでいく。
いつもは私1人で60個くらい包むが、これを黙々とやるのがけっこう楽しい。今回は2人で90個包んだ。母はこの作業が苦しいらしいので、人によるみたい。「100均で簡単に餃子包める機械売ってるらしいから欲しい」と言っていたが、それでは「餃子」が3割くらい減ってしまう。包むために餃子してるまであるのに。

前までヒダヒダを端から順に作っていく方法でやっていたが、真ん中から、中心に寄せるように包む方法をテレビでやってたのでそちらに変えてみた。中に入るタネの量がめちゃくちゃ増えたのでおすすめ。
あと、餃子の皮には片栗粉がついているが、片栗粉が多い面を外側にすると焼くときに羽ができやすい。気がするので私はそうしている。

かまいたちのバラエティ見ながらやってたらすぐにできた。

次はいよいよ焼いていく。
焼くのは母がうまい。

こんな綺麗に並べられないよ

油多めで焼くのがコツらしい。この前作った時は私が焼いたが、皮がフライパンにくっついてベロンベロンに剥がれて半泣きになった。

そして、完成。

餃子💕

お皿に綺麗にひっくり返そうと思ったけど無理だった。雑め。すみません。
そしてこれはウエッジウッドのお皿である。
びっくりしただろうなウエッジウッドも。
我が家はお皿へのこだわりが極端にないので、どのお皿もいろんな経験ができる。スタートアップ企業か?

餃子につけるのはポン酢、ハリッサと決まっているが、今回は新顔としてパクチーも足した。
ちなみにハリッサというのはスパイスが効いているペーストみたいなもの。赤くてねっとりしているけど、そこまで辛くはない。爽やか〜程度のスパイシーさ。
私はハリッサとポン酢は分けて入れるけど、母は混ぜている。
あとふだん家ではお酒飲まないけど、餃子の日だけはビールを用意する。


そして実食。


めっっっっっちゃうまい。普段うまいとかあんま言わないけど、おいしい より うまい って感じだこれは。
ひそかにエビ入り餃子にしてたのだけど、それもあってパクチーとめっちゃ合う。ハリッサも乗せたらもうポン酢で食べるのとはまったく別の料理みたい。
ハリッサとパクチーをたっぷり乗せた餃子を噛みしめながら流しこむビールは本当に最高。
もちろん、オーソドックスにポン酢で食べてもすんごいおいしい。ポン酢にさらにゆずを絞ってもおいしそうだな。

このおいしさは、自分で作った ってのもかなりあると思うので、やっぱり時間があれば作るに越したことない。

うますぎる!と何回も言いながら、けっきょく2人で50個近く食べた。
餃子でお腹がふくれることは、3本の指に入る幸せではなかろうか。

ごちそうさま〜おいしかったね〜となって、だらだらして、お風呂に入って、寝る前に水を飲みにリビングに行くと、まだ餃子のにおいが残っている。
これも私すごい好きなんだよな…余韻も楽しませてくれるなんて本当に素晴らしいよ餃子は。


我が家ではこのようにして餃子を楽しんでいる。

ぜひ、参考にして全力餃子をしてみてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?