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2022年2月の記事一覧
人生を楽しみ尽くすこと。自分を生きること。 【21世紀版 少年少女古典文学館4 枕草子(大庭みな子 筆)】
え…めっちゃ…
めっちゃ面白い…枕草子…
今更ながら児童書を借りて読んでみたのですが(私児童書大好きマンなのでよく読むのですが本探してると図書館で心配そうな目で見られることがよくあります)めっちゃ面白い。
何かを感じるということ、思うことって、自分と向き合うことだってすごく思います。
自分はどんな時にどんな気分になるのか、どんなものを見た時にどんな感情が生まれるのか、日々何を思うのか。
思った時
でも、諦めないのです、私だから。 【日本語を味わう名詩入門19 谷川俊太郎(荻原昌好 編)】
孤独で寂しい。
何歳になっても、どんな経験を乗り越えても。
試練に終わりは無いし、悲しいことや苦しいことは今までもいっぱいあったし、この先にもいっぱいあるのでしょう。
(もちろん、楽しいこともこの先にいっぱいあると思います、自分が臨めば…あるよね!??!?)
でも、同時にいつだって、自分が孤独なことを忘れたい。
自分は孤独じゃない、今の状況がベストなんだって、思いたい。
自分が孤独じゃないって思え
生態系から切り離された街で生きる私が今、さらに考えていきたいこと 【「狩猟始めました 新しい自然派ハンターの世界へ」(安藤啓一・上田泰正 著)】後編
たとえ私が動物を食べないようになっても、動物由来の製品を使った製品を買わないようになっても、
人間の生活で動物を傷つけてしまうという仕組みから抜け出せる訳では無いことが分かりました。
大切なのは、自然界と関わろうとしない、ということではなく、
適切な距離感と緊張感を保つこと、適切に関わっていくこと、なんだと、
「狩猟始めました 新しい自然派ハンターの世界へ」(安藤啓一・上田泰正 著)を読んで気付か
生態系から切り離された街で生きる私が今、さらに考えていきたいこと 【「狩猟始めました 新しい自然派ハンターの世界へ」(安藤啓一・上田泰正 著)】前編
私はなんて無知なんでしょうか!
頭を鈍器でぶん殴られた想いで「狩猟始めました 新しい自然派ハンターの世界へ」(安藤啓一・上田泰正 著)を読み終えました。
本書は、東日本大震災によって放射能で汚染されてしまった広大な土地や川、海をきっかけに、食料品の流通がブラックボックス化していることに気がついた著者が、
命をいただく、ということに関わりたいという気持ちで狩猟を始めた経緯、その想い、ノウハウ、経験
自分こそ、世界で最も未知で不気味な、何をしでかすか分からない存在 【「息子のボーイフレンド」(秋吉理香子 著)】後編
他人の苦しみは、自分には決して分からない。
苦しみとか孤独は、誰かと分かち合うことはできない。
それと同時に、他人から奪い取ってしまおうとしてもいけないって、思います。
「息子のボーイフレンド」(秋吉理香子 著)の続きになります。
優美は、職場のクリニックで、自分が同性愛者であることを隠しながら、妊活に励む男性患者に出会います。
その人に与えられたものは、その人にしか味わえず、経験できず、語
自分こそ、世界で最も未知で不気味な、何をしでかすか分からない存在 【「息子のボーイフレンド」(秋吉理香子 著)】前編
私は、私の考え方をアップデートしたい、っていつも思ってます。
思ってるんですけど、自分の身を持って体験したことでなければ、
アップデートはできるかもしれないけど、インストールはできない、って思うんです。
(例え分かりにくっ!全然うまいこと言えてないやん)
外で起きていることに対して第三者の立場で目にしたり、耳にしたり、他の人と議論を交わしたりして、考え方がアップデートしていくけど、
自分の身を持っ
「なんでもない」が積み重なって、人間が作られていく 【今日もいち日、ぶじ日記(高山なおみ 著)】
なんでもない日常に、価値を見出すこと。
なんでもない日常を面白がって、エッセイにしたためたり、絵に描いてみたり、
案外、誰かを面白がらせるのって、誰かの何でもない日常から生まれ出たものなんじゃないかって思います。
高山なおみさんの「今日もいち日、ぶじ日記」を読みました。
高山なおみさんの作品は何冊も読んでいますが、高山さんの作品からは
どれも、なんでもない日常を、そのまま文章にしたためている、
共に生きる、が出来る自分でいたい 【隠居すごろく(西篠奈加 著)
「共に生きる」って何でしょう。
同じ屋根の下で生きていくことでしょうか。
誰かの生活を養って生きていくことでしょうか。
はたまた依存しあって生きていくことでしょうか。
西篠菜加さんの、「隠居すごろく」を読みました。
あらすじを簡単に説明しますと、
商人として由緒ある糸問屋の主人をバリバリと努めてきた徳兵衛は、
悠々自適な隠居生活を始めようとするのですが、孫の千代太が訪ねてくるようになってから生