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逆転当選!ドナルド・トランプから学ぶ。一生使える演説力

アメリカの大統領であるドナルド・トランプ氏。
この方は、大統領選の直前までの世論調査では7:3で
トランプは負けていました。

それが、午後12時をまわるとその割合は逆転したのです。

そこにはなにがあったのか。簡単に話していきたいと思います。

・大衆の前ではすぐに話しださない

トランプ氏は他の人の前に出る時、顔の表情や姿勢が抜群
にいい
のです。

そして、登場してもすぐに喋り出さない。
登壇するとまんべんなく視線を送り、手を挙げ、満足げな表情
を浮かべながらまた見回す。
これは、15m離れた距離でもわかるのです。

そして、顔を上下に振り、うなずく。
これはなのと、30m離れていてもわかる動作なのです!

これが、大勢あつまる演説の場で遠くから見ている人への
配慮でもあり、注目させる術でもあったのです。

これにより、「自信に満ち溢れた人が来た!!」となるのです。

これは、「グリンプス・バイト」(視線の噛みつき)という
パフォーマンス心理学で呼ばれているものです。

つまり、姿勢と表情で、元気さや熱心さをメッセージとして伝えていたのです。


・目立つジェスチャーを繰り返す

これは、海外の人達は特に日常会話の最中でもジェスチャーをしている
イメージがなんとなくあるのではないかな、と思います。

それは、この演説では頻繁につかわれています。

最も有名なのは、トランプ氏の就任演説のこと。

演説時間は、16分30秒と長くはありませんでした。
ですがそんななか指でOKを意味するジェスチャーをなんと、
112回もしていた
のです。
これはつまり、1分間に10回近くもしていたわけです。
これを、言葉を強調させる時に必ずしていたのです。

これは気分が良く、絶好調である。というサインでもあります。

目立った動作を繰り返すことによって、見ている人の視線を
自然とトランプの方へ向けさせ、耳を惹きつけていたのです。

・権威のある教典から引用する

トランプには少し謙虚さが足りていないと言われていました。
ですが、そこでトランプは「聖書」を持ってきたのです。

皆が信頼を置く聖書をもってきて、聖書のことばを
引用することによって、信頼感を上げたのです。

これは、前大統領であるバラク・オバマもつかった手法ではあります。
ですが、演説時間がオバマよりも3分ほど短かったにも関わらず、
聖書を語った時間は、トランプの方が長かったのです。

聖書から言葉を引用することは、誰が聞いても納得をする言葉
のため、このスピーチ事態に重みがついた
のです。


・終わりに

日本では、なかなか聖書をつかって信頼を得る。ということは、
考えにくいことかもしれません。

ですが、日本人でスピーチをするときにジェスチャーに重きを置いて
いる人はそこまで多くないのかなという印象があります。

どこか恥ずかしいと思ってしまったり、忘れてしまったり
ただ、今回のトランプの演説でどれだけ身振り手振りに効果がある
のか、なんとなくわかれたのではないでしょうか。

人がやらないということは、差をつけるチャンスでもあります。
そこで空気を読んでみんなに合わせてしまえば、伝わりきらない
まま終わってしまうでしょう。

今回のこの記事が、あなたの考え方の変化に繋がると嬉しいです
読んでいただきありがとうございます。



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