タケ

東京工業大学大学院中退のマスターです。 主に、詩を書いています。 よろしくお願い申し上…

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東京工業大学大学院中退のマスターです。 主に、詩を書いています。 よろしくお願い申し上げます。

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四季の軌跡

時に女性は、澄んだ瞳で愛を語った。 幻の中にいるような浜辺に、現れる人魚のように。 ーー君は、夢を持っているかと諭す。 赤いリボンは、最初の楽器であるフルートのよ…

タケ
9日前
5

寂しさが泳ぐ景色

僕たちは、いつも何かと新しさを求め続けている。 夜風に当たって、過去の悔恨を感じ、それを消している。未来都市は、その事を深層の裡に隠し、何だか軽い偏頭痛を伴いな…

タケ
4週間前
7

つぶやきについて補正です。ズバリnoteには新しい試みはしないことにしました。もう少し謙虚になり考えたいと思います。意見など下さった方ありがとうございます!

タケ
1か月前
2

(M2)iPad Air 13インチを買った。これは、発表があってからすぐに注文したものです。そのiPadからの投稿となります。ベットの上でゴロりんとしながら、原稿を書く。高い!

タケ
1か月前
3

青空に乗せて

初夏が近づく頃、少し汗ばんだ僕は拳闘で打ちのめすときの相手の顔、その眼差しを見てマウントを取っていた。その至る所で、計算したかのような相手の動きを、洞察して、幻…

タケ
1か月前
6

今日から日記(つぶやき)をつけます。
朝4時起き。夢は見ない。午前中、DHAを4ヶ月分注文(約3800円)届かず。昼になり、外に出かけていつもの道を散歩する。花の名前を一切知らない。その後、3時にシャワーを浴び、ボッとする。DHAですよ!とヤマトの人から自分の名前を呼ばれるw

タケ
1か月前
4

不思議に起こるパノラマ

しばらく時間の感覚が無くなったかのように思えた。眠っていたわけでも、何かに集中していたわけでもなかった。天井を見ると、わずかな照明が瞬きと少しずれて、震えている…

タケ
2か月前
7

投稿

久しぶりの投稿となります。東京から離れて、20年が経ちます。今は、実家で父と2人で生活しています。大した喧騒を起こすことなく過ごせています。僕の相互フォローの方が…

タケ
2か月前
6

空を駆ける

一瞬の時が、永遠になった。速いテンポで、流れ星の裂け目から、四方八方にペガサスが現れ発散していく。流れ星は、空を舞って消えていった。風が冷たかった。業火の炎から…

タケ
4か月前
11

まどろみ

幻は、朝の4時くらいに起こると誰かに聞いたことがある。何もないところから、竜巻のような香りがして、その音に気がついた。カーペンターズの歌にもあるように、友達も帰…

タケ
4か月前
8

かけがえのない世界で

I had a dream about a friend. 彼は重たい口を開いていった。おそらく、それは学生としての言い分だったのかもしれない。僕は、使命を持って、小さなギターを捨てて、ゆっ…

タケ
5か月前
4

初等数学の心得

川の流れのように、1が動いて位置になります。 何かのパノラマのように、光が射して、雷が叩き落ちるときに「存在」の意味を得る。どこからともなく、ロケットが飛んでくる…

100〜
割引あり
タケ
5か月前
6

遠くの方に

洗練された文章を、流れ落ちるキャンパスに、虹のクレオンのように奏でて、描写する。 僕は、詩を知らない。だから、パッと浮かび上がった情景に開いた眩しい瞳をみて、よ…

タケ
6か月前
10

生きていくこと

小鳥の群れは、はるか彼方に消えていった。白銀塔の景色は、緩やかな温かさを保ちながら、また迫る風、何度も願った岬にて、艶のよい光沢と混ざり合っていた。永い間、自分…

タケ
6か月前
3

魔法ができるまで

ー君がいて、僕がいて 放課後に鉛筆を転がしていた。本当の恋をすると、その人の顔が見えなくなる。真っ白な顔だけが残り、その輪郭さえもボヤけて見える。虚な恋。そんな…

タケ
6か月前
8

トンネルの向こうに

入り口の夢あとは消えず。 ここは、悲しみの街であった。視界には、欠けたピースとゆりかごが置いてあった。星空だけが、美しく、夢を忘れた主人公は、暗闇を彷徨い、全体…

タケ
7か月前
8
四季の軌跡

四季の軌跡

時に女性は、澄んだ瞳で愛を語った。
幻の中にいるような浜辺に、現れる人魚のように。
ーー君は、夢を持っているかと諭す。
赤いリボンは、最初の楽器であるフルートのように薄く響いていた。
ディキンスンの詩が、どこかに流れ出し、人を殺めた記憶も消したいと。それならば、私が作ってあげようと、声が聞こえて崩れ落ちる瓦礫の中から這い上がる勇者のように、人は平等さとうっすらとした均衡の中で叫ぶ。その声は、瞬く間

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寂しさが泳ぐ景色

寂しさが泳ぐ景色

僕たちは、いつも何かと新しさを求め続けている。
夜風に当たって、過去の悔恨を感じ、それを消している。未来都市は、その事を深層の裡に隠し、何だか軽い偏頭痛を伴いながら生きている。冬に巻いたマフラーは、もう記憶のどこかに薄れて、何かしらの感覚として残っている。暑い夏が、長い間に存在すらも透明に彩り、果てのない水平線の途中で射した光景を現在と表現するかのように。その連続した感覚が少しズレて闇が続いた「時

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つぶやきについて補正です。ズバリnoteには新しい試みはしないことにしました。もう少し謙虚になり考えたいと思います。意見など下さった方ありがとうございます!

(M2)iPad Air 13インチを買った。これは、発表があってからすぐに注文したものです。そのiPadからの投稿となります。ベットの上でゴロりんとしながら、原稿を書く。高い!

青空に乗せて

青空に乗せて

初夏が近づく頃、少し汗ばんだ僕は拳闘で打ちのめすときの相手の顔、その眼差しを見てマウントを取っていた。その至る所で、計算したかのような相手の動きを、洞察して、幻の中へまっすぐと拳を突いた。

珈琲を飲んでいる現実が僕に色々な知識を教えてくれる。サッと、形を整えた騎士団のリーダーが、近接戦で戦っている。想像できないほどのテンポではやぶさのように突き破る剣にはどこかの悲鳴にも似た、憤りのない虚しさがあ

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今日から日記(つぶやき)をつけます。
朝4時起き。夢は見ない。午前中、DHAを4ヶ月分注文(約3800円)届かず。昼になり、外に出かけていつもの道を散歩する。花の名前を一切知らない。その後、3時にシャワーを浴び、ボッとする。DHAですよ!とヤマトの人から自分の名前を呼ばれるw

不思議に起こるパノラマ

不思議に起こるパノラマ

しばらく時間の感覚が無くなったかのように思えた。眠っていたわけでも、何かに集中していたわけでもなかった。天井を見ると、わずかな照明が瞬きと少しずれて、震えている。時計を持っている、私の声がうっすらと聞こえたかと思うと、消えてしまい、ここでは何らかの作用が起こっているようだ。上下するように、2進法に流れる滝がある。自分を取り巻いて、0と1がずっと流れているような感覚。

そういえば、最近、脳関連の本

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投稿

投稿

久しぶりの投稿となります。東京から離れて、20年が経ちます。今は、実家で父と2人で生活しています。大した喧騒を起こすことなく過ごせています。僕の相互フォローの方が、スマホはAndroidだったということでしたので、懐かしくなりChromebookを買って投稿しています。

そして、眠りながらベッドで文章を書いています。
これにはいくつかの理由がありました。
まず、父はシンプルスマホなので、Chro

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空を駆ける

空を駆ける

一瞬の時が、永遠になった。速いテンポで、流れ星の裂け目から、四方八方にペガサスが現れ発散していく。流れ星は、空を舞って消えていった。風が冷たかった。業火の炎から、火花を散らして誕生するペガサスは、やがて形を変えていった。平和の象徴である鳩は、その風景をさらうように眺めている。モネの花は、迸る落雷に結界を張っている。現世は誠に、忙しい。勇者は、強靭な刀を持って、裂け目の方に飛んでいく。ペガサスが、一

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まどろみ

まどろみ

幻は、朝の4時くらいに起こると誰かに聞いたことがある。何もないところから、竜巻のような香りがして、その音に気がついた。カーペンターズの歌にもあるように、友達も帰ってしまった。その洞窟から抜け出すと、思ったよりも、気軽に外に出れるような気がした。過去の偉人や天才たちは、大抵は発狂したり、事故に遭ったりする。こんな偶然を歴史の連続として見るのか?確かに、時間というものは存在しているように思える。

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かけがえのない世界で

かけがえのない世界で

I had a dream about a friend.
彼は重たい口を開いていった。おそらく、それは学生としての言い分だったのかもしれない。僕は、使命を持って、小さなギターを捨てて、ゆっくりと上京していた。あの頃の、春の風は、僕を夢中にさせて、決して揺るがない思いやりと絶対的な希望に微笑していた風の中。どうして世界は滅んでいくのかを目の当たりにした、21世紀の悲しい夢。

それに対して、自分を

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タケ
割引あり
初等数学の心得

初等数学の心得

川の流れのように、1が動いて位置になります。
何かのパノラマのように、光が射して、雷が叩き落ちるときに「存在」の意味を得る。どこからともなく、ロケットが飛んでくるとき、楽観主義者はその中に入ってなければならないと考えます。
こうした発想の源が、ある程度の論理から成り立っているとすれば、その論理を構築するのではなく、ある程度、ぼやっとみていて、何回も何回も流れる小河の岸辺を、俯瞰するように、盗みを侵

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遠くの方に

遠くの方に

洗練された文章を、流れ落ちるキャンパスに、虹のクレオンのように奏でて、描写する。
僕は、詩を知らない。だから、パッと浮かび上がった情景に開いた眩しい瞳をみて、よろめいた小道に立つ。見上げた空には、小雨の中に和気藹々とした熱気を感じ、汽車の汽笛に光さす。

母性とは?

と女神が昇っていく姿に、まるで自分の存在がないのに、何故見えるのかを考える。空を仰いで、回転する螺旋のコンドルのような、一度はみた

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生きていくこと

生きていくこと

小鳥の群れは、はるか彼方に消えていった。白銀塔の景色は、緩やかな温かさを保ちながら、また迫る風、何度も願った岬にて、艶のよい光沢と混ざり合っていた。永い間、自分は眠っていたようにも思われる。どこかの船乗りが叫ぶ声がして、「現実」という時空に出会った。

その頃の僕らは、いつも何かに振り回されていて、途方もない迫り来る恐怖と安堵に、一喜一憂していた。大抵の人間は、何らかの大義がないと生きてゆけぬもの

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魔法ができるまで

魔法ができるまで

ー君がいて、僕がいて
放課後に鉛筆を転がしていた。本当の恋をすると、その人の顔が見えなくなる。真っ白な顔だけが残り、その輪郭さえもボヤけて見える。虚な恋。そんな時に一本線を引く。鉛筆は、白紙のノートの中に消えていった。
どこに線を引いたのかも何もわからない。曲率が0になっていた。こういう現象のことを、初期値鋭敏性と言うそうだ。つまり、2次元の山の頂上にボールを置く。すると東西のどちらかに落ちうるも

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トンネルの向こうに

トンネルの向こうに

入り口の夢あとは消えず。
ここは、悲しみの街であった。視界には、欠けたピースとゆりかごが置いてあった。星空だけが、美しく、夢を忘れた主人公は、暗闇を彷徨い、全体がわからなくなった。その時、小さな小箱から、一人のボリュームが泡散らす。シャポン玉の写像は、その中に、小雨が降っているような感覚で、ふらふらと揺れていた。微風は、いつの日にもやってくるとは限らない。僕は、感覚だけで生きているただのタンポポが

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