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My Story&Another Story

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あなたのはなし。 あなたのりそう。 なんでもはなしてみて。 これは、どこにでもあるようで、ここにしかない。 あなただけのものがたり。
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#KaoTan

わたしがみたいもの

わたしがみたいもの

写真が好きです。
風景やモノももちろんですが、やっぱり人が好きです。
好きなことやってる人がすきです。
えがおがすきです。
そんなことをしみじみおもいながら夜道をあるいています。
みんなたのしくしあわせであれたらいいなぁと、そんなふうにおもっています。

また、お目にかかれますように。

おくり化粧師 Kao Tan
#おくり化粧 #おくり化粧師 #納棺 #納棺師 #おくりびと #kaotan

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コイスルオトメ

コイスルオトメ

昨日話していたことをぼんやりとおもいかえしていたら、「あ、これだな。」とおもえるこたえがみつかったので書き残しておこう。

当時好きだった人。
その人のことがほんとに本当に大好きだったんだとおもう。
だから、ひとことでいいから「わたしへの言葉」
がほしかった。
「いいね」ってみとめてほしかった。
その言葉があればなんだってできた。
なんていうのは幻想だろうけど、ほかの誰にでもなくわたしはいつもその

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「ひとり」では完結しないものがたり

「ひとり」では完結しないものがたり

最近ずっと考えていることがあって。

それは「わたしは「ひとり」では完結しない」ということなんですね。
どういうことかと言うと、インプットとアウトプットがセットなように、入れたものを出せる場所、みてくれる人が必要なんです。

服を買いました。
それ自体は自分の満足のためでもあります。
だけど、自分がよければそれでいいとはならなくて、その服を着た自分を誰かにみてほしい、そしてできれば肯定してもら

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あなたに感謝

あなたに感謝

なんだかわからないけどどうしようもなく落ち込むとき。
話したところで解決しないっておもってるけどかかえているのがおもくてつらくてしょうがないとき。
ないないづくしでどこにも道なんて見えなくて、それでも誰かに話したいと思うとき。

わたしはいつも、話しかけてる。
頭の中で。

本当にはいえやしないから。
もうここにはいないから。
ここにいてくれたならっておもうけど、もうここにはいないから。

いない

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夏のおいてけぼり

夏のおいてけぼり

‪#今日の現場

‪事務所でたまった作業をしていると電話が鳴った。急いで車を走らせ指定された場所に向かうと住宅地の中でらとても車は停められそうにない。コインパーキングからご自宅へと向かう途中、サンダル姿の女性を目にしてなんだか急に夏を感じた。‬
‪まるでおいてけぼりのような、強烈な感覚。‬

「そっか、もう7月か」

そう呟いて、ネクタイを締め直す。
今朝もどってきたというお身体はまだあたたかく、

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ほうわしてる

ほうわしてる

クラクラと目が回る。
真夜中の高速道路はあいかわらず綺麗でカメラだけを構えていたい欲望。
あぁ目が回る。
視界がぶれて幾重にも重なる。
このまま何処かへいけたらいいのに。

眉根に皺を寄せて、くちびるをおもいっきりひっぱって。
精一杯の笑顔。
あなたにみせたいな。
今いてくれたらいいのにな。

今日はもう眠ろうか。
あしためがさめなくてもいいように。
僕らの旅はどこまでつづく。
目指した先に虹がみ

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腕によりをかけたごちそうのような、きらきらしたキセキの時間。

腕によりをかけたごちそうのような、きらきらしたキセキの時間。

一回壊れて、でも修復された。
そんな関係。
言葉を交わさなくては気付かなかった、そんな関係。
お互いがどこかで壊れてもいいと、切れてしまっても仕方ないと自ら壊しにいった、そんな関係。
好きじゃなかったから話せた。
そんな関係。
過度に入れ込むこともなくどこか俯瞰して、またどこか試すように探りながら。でもやっぱり手放すには惜しいとどこかで踏みとどまった。
そんな関係。

あなたとあたしはそんな関係。

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かろやかに

かろやかに

ゆがんでる。
かおもココロも身体も全部。
視えているもの届かなくって、なんにもみえてこなくって。

急に飛び込みスレスレかわす。
飛び込んでるのはわたしなのかも。
みてないだけで。
みえないだけで。
みたくないのか聴きたくないのか。
考える頭はもうここにはない。

もうつかれた。

言葉をゆがめて心をゆがめて。
ほんとの自分はどこにもなくて。

つかれたんだ。
もういいかな。
いな

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ドミノ倒し

ドミノ倒し

‪一駅なんだけど、行き先も確認したんだけど、反対の電車乗っちゃったときの心許なさ。‬
‪よく知ってるはずの街が、駅が、急によそゆきのかおをする。‬
‪並んでいるとよこはいりされたりして、でもなにか行動を起こす勇気も気力もなく、ただすこしだけかなしくなる。
そうやってまたすこし東京に距離を置く。‬
いつもよりも敏感になって、ちいさな悪意がやけに目に入るよう。
わたしのせいかな、わたしのせかい。
みた

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記憶の片隅から

記憶の片隅から

ずっと忘れていた。
でも、ずっとここにあった。
記憶の片隅にそっと仕舞い込んであった。
つらいこと、かなしいこと、うれしかったこと、すきだったひと。
みんなここにあった。

ここにくると、なぜかおもいだす。
大切なもの、忘れたくないこと。
ひとつずつ、すこしずつ。

まとまらない話、まわらない思考、おちる沈黙、刺さる言葉。

一つ一つは痛くても、みんないつかは糧になる。
いまは全部わか

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光の前触れ

光の前触れ

真夜中の峠道、フロントガラスからちらりとのぞく星空に息をのむ。
一瞬で過ぎ去っていく風景。
次の瞬間にはもう過去になる。
だけど、立ち止まらない。振り返らない。
今はただ進み続けるんだ。
見えないくらいが丁度いい。
夜が明ける前にここをぬけて。
朝の光をまっているんだ。
#mystory #anotherstory #my #another #story #short #shortstory

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記憶のありか

記憶のありか

あなたのいちばん古い記憶はなんですか?
いくつのころですか?
その記憶を引き出しから出したとき、どんな気持ちでしたか?
あなたをかたちづくるその記憶たちは、あなたにとってなにをもたらしましたか?

そこにある、けれど仕舞われている。
その記憶はあなたなんです。
うれしいことも、かなしいことも、つらいことも、たのしいことも、なにもかもあなたなんです。
あなたのあゆんできた道は、あなたそのものです。

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ふうせん

ふうせん

手をはなすとふわり、風にさらわれた。
とっさに口にした願いごとがあなたに届くといいな。
風の船に乗せてあなたの街まで、あなたのところまで。

だれかの幸せを願う時、きっとあなたが幸せなんだ。
おめでとうって言えたなら、きっとあなたは笑顔になれる。

たくさんのありがとうを。
お互いにありがとう。
きみにもわたしにもあなたにもありがとう。
そうやってつながっていけたらしあわせなんだな。

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信じてみたいこと

信じてみたいこと

成功したい、何者かになりたいと望みながらも何者にもなれずただ毎日をこなすだけになったり、よしこれから、いや今から頑張るぞと意気込んだ次の日に大失態をおかしたり。
そんな毎日ばかりなんだ。

人の夢を心の中で笑いながら、だれよりも自分の夢を捨てられず、だけど信じることもできずにいるんだ。

一人でいたいのは、好きなだけ夢を描けるから。
心の地図にならどんな景色だって描きたしていける。
でもそ

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