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あしたの小窓から。

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小窓のむこうに、ちいさな「あした」が見える。 ここでは音楽、教育、投資、霊性などについて、考えたり感じたりしたことをつれづれに綴っています。
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2019年5月の記事一覧

さよならするのはつらいけど。

さよならするのはつらいけど。

ぼくは転校や転職を重ねてきたので、去ることには慣れている。

はずだった。

でも、今回、児童館から去るのは、けっこうつらかった。

自分で「やめる」と決めて出ていくわけだから、お門違い話なのだけれど、全部が終わったいま、やっぱりさびしい。

後悔しているわけではないのだけれど、やっぱりなんかつらかった。

先週、この記事を書いている頃は、まだ余裕があった。

でも、

こんなメッセージとか、

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お別れがつづきます。

お別れがつづきます。

大事にしたいものが多すぎて
身動きがとれなくなってる
ぼくは小さく咳をして
そしてまた
あの日の野ばらを思い出す

一生ずっと いられたらいいのにね
でもそんなふうに人生は できてない

別れを繰り返しながら
誰かの面影を背負って
生きてゆくんだね

思い出は トタンの屋根
あなたのこと 忘れないよ
さよならは 光と影
またいつか 会おうぜ

またいつか 会おうぜ

『敬意と尊厳』という強烈な場が

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コメットさんがやってくる。

コメットさんがやってくる。

かんかん照りの つぎの日は猛烈な雨
たいくつな心 もて余してる

45度の角度の ホームランボール
あれみたく 飛んでいけたなら

留めてくれるな 天気雨
探しものが 見つかりそうなんだ
そんな気がする ってだけなんだけれど!

スピードスター 立ち上がれ
人は ダイヤモンド
磨けば光るという 宝石箱

スピードスター 泣かないで
別れはさびしくとも
一瞬の その光明に賭けて

涙がかわくよりも 

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祭りのあと。

祭りのあと。

二日間の『敬意と尊厳』という名のワークショップが終わった。
もう二度とない、そして二度とありえない時間の連続した、素晴らしい場だった。

しかし、僕自身の気分は晴れない。
単に寝不足なのかもしれないが。

それで、今日の歌日記を、とつくった曲はこんな曲だった。

ねぇ どんなにあがいても
許されない ことがある
雪の中を 歩みながら
生きる日が つづいても

ねぇ 痛んでもかまわない
ずっと残して

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いってきまーーーーーす!!!

いってきまーーーーーす!!!

ドキドキしている 透明なこころは
夏のせいか 流行り病か
こうしちゃいられない

ウズウズしている 稲妻のさけびは
二人きりの ありふれた部屋で
あふれ出す 蜜の味

スパークしてる エンジンかける
夢ばかりみてる
完璧すぎる 地図をやぶり
さあいこう 冒険だ!

飛び出して もっとはやく
追いつけないスピードで
夏の風を はるかに抜いて
いま きみの元へ

そういうことって
あるでしょう?

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歌うでしかし。

歌うでしかし。

泣きたくなることも あるでしょう
それぐらい 本気で生きてたら
そういうとき ぼくはこうするよ
ララララ ラララララララ

ドーナツ屋の 角をまがって
きみのことを もっと知りたいな
ぼくのことを 愛してるんでしょう?
ナーナナ ラララララララ

唐突だけど むかし話
まあまあ いい感じ
そういう時を 積みかさねて
育まれる愛、かな

うたおう こころに
強靭な野草を
二人きりの ちいさな部屋に

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グッドのバイである。

グッドのバイである。

今日の夜の児童館では、今月いっぱいで退職するぼくの「最期の日」と称して、中高生たちがパーティーを開いてくれた。

彼らはときどき口げんかをしながら、長いことバタバタと準備していた。サプライズのため、ぼくは中をみることができないが「最期」なので、葬式ごっこをすると聞いていた。

しばらくして呼ばれると、こんなホワイトボードが出迎えてくれた。

Arigatoo(笑)
いいなあと思いながら、まじまじと

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好きなものって流れ込んできちゃうよねぇ、どうしても。

好きなものって流れ込んできちゃうよねぇ、どうしても。

二人きり寄った 近場のガストで
積もる話は 下心 oh oh
身のほど知らずの 恋の花火
君はいつでも 高嶺の花

oh Miss May 不確かな心を
on display いまここで映し出したなら
そこには悲劇がうつるかな

おしゃべり上手の 君の話
聞けば聞くだに 高嶺の花

人気の無い夜の 夢の中で
人気の無い店の 夢をみたよ
人気の無い空を ながめながら
人気の無い場所を 探してたよ

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はじめて国語にふれたとき。

はじめて国語にふれたとき。

南のつよい風が 弱気をとばすとき
みなぎる若い力と 炎のおくに
光るリンネの花をみた

舞いあがるつよい風は
もう誰も止められない
期待の若いホープだ 超新星だ
さぁ 本領をみしてくれ

いそげ 昨日のウサギ
ひびけ 無料(タダ)の愛の歌

はしれ はしれ
このまま止まらずに
どこまでも oh oh

ゆけるところが どこであっても
途中ですっ転んで しんでしまっても

はしれ はしれ
きみも ぼ

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物事が思い通りにならないとき。

物事が思い通りにならないとき。

思うようにいかないとき
思い通りにならないとき
肝心なことは そこにはないのだ

ぼくがみてた 夕焼け
ひたすら 目にしみて
やたらに まぶしかった

きみもきっと みてるかな
沈みゆく太陽に 思いを託しながら

日ごとの現実が 夢とはちがくても
思うように 生きられなくても

昨日が ああ あああ
夕陽に沈んで とけた
さよなら ああ うーうー
またきっと 会えるといいね

思うようにいかないと

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この世にはどうも天使がまぎれこんでやしないですかね。

この世にはどうも天使がまぎれこんでやしないですかね。

天使のルールは 天界ルール
下界に生きるにゃ 都合がわるい
笑うべきところで 泣いてしまって
泣くべきところで 笑っている

天使のルールは 天界ルール
下界のそれとは いつもあべこべ
よかったことが わるいことになり
わるかったはずなのに 笑っている

どこかで
泣いているだれかの 声がする
あれはきっと
生きるのがへたくそな 天使だ

きみがみてる 無数のかなしみを
神秘に変えて そして光らせ

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鳥の羽ばたきって「こわい!」ってふるえた時の名残りかもしれないね。

鳥の羽ばたきって「こわい!」ってふるえた時の名残りかもしれないね。

ひな鳥のはばたき
まっ白なさいしょの根っこ
あかちゃん

はじめてのひとたちは
みんな みずみずしく輝いてる

空が 土が おかあさんが
抱きしめてくれるって
なぜ知っていたの

あんなに安心した顔で
いまきみは どんな夢をみてるの

ひとりっきり
暗い闇に 飛びこんだんだ
あったかかったんだよね
うれしかったよね、それは

はじめて空を飛んだとき
いったいどんな気持ちだったの

はじめて種から出

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あしたを待ちわびること。

あしたを待ちわびること。

あした どんなことがあるだろう
あした どんなことが

いいことだと いいなとおもう
やなことは かんがえないでおこう
あした きっとね

あしたって いいよね
きょうが どんなひでも
あしたがあるって それだけで
なんとかなりそうな きもするよ

あした どんなひになるだろう
あした どんなひに

いいひだと いいなとおもう
いやなひに なりませんように
あした またあえるね

今日がどうしょう

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うまく言えないまま、残った言葉はそのまま消えてしまうのだろうか。

うまく言えないまま、残った言葉はそのまま消えてしまうのだろうか。

言えなかったことばや
聞いてほしかった思いは
最後は言葉をなくして
ちいさなメロディになるのです

わかりあえない二人は
いつだってお互い 悲しすぎて
いままでの思い出が
黒一色に染められてゆくのです。

誰のせいでもない 誰の せいでも
何のせいでもない 何の せいでも

そんな言葉すら かき消されて
こんなメロディになるのです

ラララ ラララ ラララ ラララ
ラララ ラララ ありがとう ララ

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