澤 祐典

音楽家、社会福祉士。15分のお話から世界に二つとない曲をおつくりする『あなたのうた』、…

澤 祐典

音楽家、社会福祉士。15分のお話から世界に二つとない曲をおつくりする『あなたのうた』、歌える人生の扉をひらく『歌い手冥利』、ハナウタから曲ができるまで伴走する『作曲事始』といった歌、作曲、子どもに関する仕事をしています。

マガジン

  • ピーターパン、父になる。

    2023年9月にわが家に赤ちゃんがやって来ました。 なにもかもがはじめての経験。バタバタしているうちに忘れてしまいそうなので、その日からの出来事や感じたことを、できるだけ毎日書き留めています。

  • あしたの小窓から。

    小窓のむこうに、ちいさな「あした」が見える。 ここでは音楽、教育、投資、霊性などについて、考えたり感じたりしたことをつれづれに綴っています。

  • 歌の音箱

    これまでにつくった歌を入れています。聴いてもらえたらうれしいです。

  • 暮らしの詩

    起きたことを文章で書くのが、おっくうになって、詩を書きはじめました。

  • 読書感想文

    読んで「これはいい!」と感じた本の感想文を集めています。

最近の記事

わが家のおもちゃランキング(0歳10か月時点)

赤ちゃんは生後10か月。先月からの大きな違いはつかまり立ちをするようになったことで、いまではそこらじゅうの手の届くところにつかまっては立ち、高くなった視界からの景色を楽しんでいる。 そんな現在の赤ちゃんにとってのお気に入りのおもちゃをランキングにしてみた。(ちなみに前回のランキングはこちら↓) 第5位 Sassy (サッシー) 最初期から使っている歯固めおもちゃの「Sassy(サッシー)」は、外出時や入浴後の着衣の際に気をまぎらすおもちゃとして大活躍している。さらに昨日

    • 歌え、かいじゅうのうた。

      ふとした拍子に、Vaundy の『怪獣の花唄』を口ずさんでいることがある。たとえば、風呂に入っているときだとか、掃除機をかけているときだとか。 そういうとき、決まって「歌え、怪獣の歌〜♪」と歌っているのだけれど、いま歌詞を調べたらそんな箇所は一つもなく、すべて「騒げ怪獣の歌」だった。 ところで、うちの赤ちゃんは眠たくなると「ゔーゔー」とうなり出す。その声は怪獣さながらで、それでいて寝かしつけようとすると「寝るもんか」と抵抗するもんだから、うなり声はますます大きくなる。眠い

      • わが家の絵本ランキング(0歳10ヶ月時点)

        先日、10か月検診のときに看護師さんから 「絵本は読ませていますか?」 と聞かれた。 他の質問には「はい、一応……」と歯切れ悪く返していた私たちだが、この質問だけは「はい!」と元気よくお返事。「絵本は買うよりも図書館のほうがいいかもしれません」という看護師さんのアドバイスを(すでにそうしています)と内心思いながら聞く。 そんなわが家の10か月時点でのランキング。 ここまで来てまだ新顔が入ってくることに驚く。 5位 にこにこ (絵・文・デザイン: LaZoo) わが家で

        • 立ちあがる立ちあがる。

          ・昨日、無事10か月検診を終えた。生まれたとき、50㎝ だった身長は 73㎝ に、3,300g だった体重は 8,640g にそれぞれ成長。大きくなったもんだ。なんの異常もなく、健康そのもので育ってくれたことにひたすら感謝。 ・つかまり立ちを覚えてから視線が高くなったのが楽しいのか、そこかしこにつかまっている。いままでの這い回る前後の動きに加え、高低の動きが加わった感じは、それまで平面だったRPGが『ファイナルファンタジー7』でいきなり 3D になったのに近いのかもしれない

        わが家のおもちゃランキング(0歳10か月時点)

        マガジン

        • ピーターパン、父になる。
          203本
        • あしたの小窓から。
          723本
        • 歌の音箱
          67本
        • 暮らしの詩
          4本
        • 読書感想文
          12本
        • 歌の日記帳
          84本

        記事

          スマイル。

          いら立っていた。 朝の散歩でおぼつかない運転の自転車にぶつかられそうになったり、歩きタバコと二度もすれ違ったり(副流煙を気にしている)、家に帰ってきて抱っこひものまま洗濯物を干そうとするが、妻の脱いだシャツの袖が片方は埋もれ、片方は丸まっていて干しづらく、赤ちゃんがぐずったのでミルクをつくろうとするが粉が足りない。あわててかき集めたら粉が跳ねて赤ちゃんの髪にかかってしまった。 髪の毛を拭いていると、赤ちゃんのぐずり声がひときわ大きくなる。このところ、赤ちゃんの声はますます大

          スマイル。

          ねむりの門。

          午後3時半。買い物から帰ってきた妻が抱っこひもから赤ちゃんを下ろす。床に付いた衝撃ですっかり寝ていた赤ちゃんが目をさましてぐずる。 あわてて僕が授乳クッションを装着し、赤ちゃんを抱きあげる。 目をさましてから寝かしつけまでは、できるだけ時間をあけない方がよい。「ねむりの門」が閉じてしまうからだ。一度「ねむりの門」から覚醒側に戻ってきてしまうと、再び寝付かせるのはとても大変になる。 授乳クッションの上に赤ちゃんを横たわらせ、バランスボールに座る。最近、赤ちゃんはこのバランス

          ねむりの門。

          小首をかしげる。母を求める。

          ・昨日か一昨日ぐらいから、赤ちゃんが小首をかしげるようになった。顔を30度くらい倒してにっこりと笑う。これを連発する女性がいたら昨今は「あざとい」と言われてしまうのかもしれないが、赤ちゃんがやるぶんには大変かわいらしい。このしぐさに妻も僕もメロメロ。いっしょになって首をかしげて笑いあっている。 ・妻がトイレなどで離席するとき、とても寂しそうな顔をするようになった。時には泣いてしまうことも。これまた大変かわいらしいのだけれど、僕が離乳食をあげているときにも、妻が視界からいなく

          小首をかしげる。母を求める。

          へそ研とか離ミルクとか。

          ・赤ちゃんは今朝6時半に起きた。このところ遅寝が続いていたので「6時か7時台に起きるリズムになるといいなぁ」などと話していたが、実際にそうなると、眠い。しかし隣には僕よりさらに眠そうで動けない妻の姿が。彼女を寝かせるため、大量の洗濯物を抱えてコインランドリーへ出発。 ・家に帰ってきてふとんに転がると、すかさず赤ちゃんがおなかに近づいてくる。このところ、僕の短パンのヒモを引っぱることとTシャツをバッとめくってへその穴を確認するのが日課になっている。ひそかに「へそ研」と呼んでい

          へそ研とか離ミルクとか。

          はじめてのオーディション。

          毎日、赤ちゃんの顔を見ているうちに 「これはちょっと親の欲目をこえて『かわいい』んじゃなかろうか」 という思いが芽生え「ベビーモデル 博多」で検索した事務所に書類を送り、オーディションを受けることになった。 僕も奥さんも就職面接は受けたことがあるが、オーディションは初体験。 「いったい何をするんだろうね」「スクールの勧誘で終わるのかね」 などと話しながら、若干の緊張と好奇心いっぱいの気持ちで会場に向かった。 会場には僕らと同じく「この子はかわいすぎる」と思っているであろう

          はじめてのオーディション。

          わんぱく王子。

          最近ますます赤ちゃんが「わんぱく」になってきた。 離乳食を食べるとディスコ・フィーバーのごとく体をはげしく揺らし、顔やからだに食材を塗りつけ(フェイスペイントなのだろうか)、服や床をにんじんやさつまいもの残骸でべちゃべちゃにしてしまう。 お風呂に入るとひと時もじっとしておらず、湯船をたたいたり、ベビーバスから身を乗り出して床を触ろうとしたり、じゅるじゅるとお湯を飲んだりする(やめてほしい)。 奥さんが授乳しているときには、噛む。これは大変痛そうで、時々「ひぃぃぃ」というホ

          わんぱく王子。

          おとうさんがんばる。

          朝起きて、夜の授乳をがんばった奥さんのために赤ちゃんの面倒をみるのは ”寝かす者” としての僕の大事な任務だ。 今日は奥さんが風邪気味だったこともあって「寝かす」時間を長くした。 結果、朝から夕方16時ごろまでずっと赤ちゃんと過ごすことになった。 洗濯物を担いでコインランドリーに行き、乾燥させる。帰ってきたら自分の朝食を用意して済ませ、ミルクをあげ、大をしたおむつを替え、離乳食をあたためて与える。赤ちゃんがおとなしかったのと長く寝てくれたこともあって、思いのほかスムーズに

          おとうさんがんばる。

          すっくと立つ。

          昨日、赤ちゃんがつかまり立ちに成功した。 それまでも体を支えて立たせてあげれば、つかまり立ちはできたのだけれど、昨日は自分の力で立ち上がった。 ロッキングチェア用のオットマンに両手でしがみつき、腕に力を入れてまずは膝立ちになる。そこから脚にぐんと力を加えてすっくと立つ。 それまでしなかった動きが現れるときは必ずそうなのだけれど、このときにも「うわぁ」という感動があった。植物の芽からそんな速度で伸びるはずのない葉っぱが出てきたような新鮮さと驚き。「かっこいい!」と叫び、立ち

          すっくと立つ。

          どんなひとになっていくのかな。

          今日も赤ちゃんは ”後から聞いてもなにも「おぼえてない」時期” を過ごしている。こんなにたくさん動いて、奥さんや僕にじゃれて、泣いて笑って怒っているのに一つも「おぼえてない」なんてすごく不思議だし、ちょっぴりさみしい。大人の僕たちも同じ時期を過ごしてきていて、やっぱりなにも思い出せない。こっちはそれほどさみしくない。 いろんなことがおぼえられるようになって、この記録を読んだら彼はどんなことを思うのだろう。やっぱり不思議そうな顔をするのかもしれない。その日を楽しみにして書き続

          どんなひとになっていくのかな。

          アワワワ。

          ・昨晩、夜中に赤ちゃんがしょっちゅう起きて、いつものように授乳してもぐずっていたので奥さんが大変そうだった。朝、ちょうどよく曇っていたので久しぶりに赤ちゃんを連れて海まで歩くことができた。その間に奥さんも赤ちゃんもぐっすり寝て、起きたのはなんと11時。二人とも疲れていたんだね。 ・夕方から天神に行き、帰りの地下鉄で赤ちゃんが大きめの声を出した。奥さんは口にくわえるおもちゃを出し、僕は手を赤ちゃんの口に近づけて「アワワワ……」とやった。まだ指一本分くらいでふさがるちいさな口が

          アワワワ。

          高級な和菓子のような。

          ・暑い暑い暑い。こんなに暑いと散歩にも行かれない。と思いつつ、朝日は浴びて生活リズムを整えてほしいので、朝、ちょっとだけ散歩に行く。昼間より手加減されているとはいえ、もうずいぶん生暖かい。赤ちゃんがバテないか気にしながら、あっという間に散歩を終えて帰ると休憩していた奥さんが「もう帰ってきたの?!」という顔をしたので、スーパーにもう一度買い物に行く。 ・お昼すぎに大きいほうの用を足す(ここから「用」の話です。あしからず)。ここ数日、ほとんどニオイがしないので気づきにくい。開い

          高級な和菓子のような。

          ロックンロール赤ちゃん。

          ・梅雨で毎日雨が降っていたところから、急に晴れて暑くなった。そうした気候の変化が影響しているのか、赤ちゃんが起きる時間が7時台から9時ごろに遅くなった。梅雨の前までは早朝散歩を楽しんでいたのだけれど、この頃は暑くて長く散歩できない。今日ひさしぶりに「夏前ってこんなに暑かったかな」と思いながら、朝の散歩に出かける。 ・離乳食のときには、頭をブンブン横に振って、ブルーハーツの『リンダリンダ』みたいになっていた。 親が甲本ヒロト好きだからだろうか、とてもニコニコして、実にたのし

          ロックンロール赤ちゃん。