はじめて国語にふれたとき。
南のつよい風が 弱気をとばすとき
みなぎる若い力と 炎のおくに
光るリンネの花をみた
舞いあがるつよい風は
もう誰も止められない
期待の若いホープだ 超新星だ
さぁ 本領をみしてくれ
いそげ 昨日のウサギ
ひびけ 無料(タダ)の愛の歌
はしれ はしれ
このまま止まらずに
どこまでも oh oh
ゆけるところが どこであっても
途中ですっ転んで しんでしまっても
はしれ はしれ
きみも ぼくも
どこまでもゆけるよ
人のいのちが はかないもので
あったとしても かまわない
振りきって 走ってゆこう
「はしれ はしれ」というのは、小学校一年生の時、国語の教科書の一番最初に載っていた詩の、冒頭のことばだ。
いま調べても、元のタイトルはわからなかったけれど、たしかこんな感じだったと思う。
はしれ はしれ
はやい はやい
ひかる ひかる
そらのうえ
あの風が心地よく吹く感じとか、いまでも抑揚とともに覚えているから、かなり印象的だったのだと思う。
詩を朗読したのも、そのときがはじめてだったのかな。
いずれにしても、これがぼくと国語とのはじめての出会いだった。
一方、つくった曲のほうは、もうちょっとロック寄りなイメージ。
のっている時というのは「ハマった」という体感がある。
でも同時に、このままアクセルを踏んでいいのかという躊躇もある。
そんなとき「いけー」と背中を押すような、そんな曲を作ったつもりなんだけど、実際にはギターの伴奏がむずかしくて、ちょっと弱気になっていた。
はしれはしれ。いけいけいけ。
すぐにひるんで小さくなりそうな自分に、そんなふうに言い聞かせながら進んでいるこの頃です。
記事を読んでくださって、ありがとうございます。 いただいたサポートは、ミルクやおむつなど、赤ちゃんの子育てに使わせていただきます。 気に入っていただけたら、❤️マークも押していただけたら、とっても励みになります。コメント、引用も大歓迎です :-)