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起きてるのに寝言言います。

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寝言は寝てから言え!なんて、そんなイジワル言わないで。
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2021年8月の記事一覧

貧乏暇なし

貧乏暇なし

ものすごく忙しい人が、謙遜気味に「貧乏暇なしですよ〜」とか言うのを見聞きすると、ものすごくモヤモヤする。

「貧乏暇なし」っていうのは、「貧乏な人ほど低給でたくさん働かなきゃいけないから忙しくて余裕がない」という意味ではない。

「暇」には「やることがない時間」という意味ではあるが、転じて「その身分や職責などを離れること=辞める」という意味もある。

現代ではあまり言わないが、「本日をもって『おい

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障害を乗り越えて?克服して?

障害を乗り越えて?克服して?

パラリンピック東京大会2020が開幕し、オリンピックに続いて日本人選手の健闘が(オリンピックよりやや小さく感じるものの)日々ニュースになっています。

以前書いたように、

もっともっとオリンピックとパラリンピックが、同じスポーツの祭典として同列に扱われてほしいと考えています。

日本で(他の国のことは知らないという意味で)障害者スポーツが単にスポーツとして認識され切らない要因が、「障害を克服して

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カテュジェチュが残念なのだ

カテュジェチュが残念なのだ

先日、こんなツイートに出会った。

いやあ、これね、もう膝(いや、正確に言えば腿よ)を打ったね。激しく。

一人で10ファボ付けたかった。

ホント、言えないのよ、滑舌悪くて、「滑舌」って。

運悪く名前も「タサキ」で、滑舌悪い人間にはキツい。

特に電話で手続きだので伝えようにも

「タサキです」
『タカギさんですね』
「あ、いえ、タ・サ・キです」
『ササキさん?』
「いや、ター!サー!キ!です

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ため息をつくと幸せが逃げる?

ため息をつくと幸せが逃げる?

これ払ってや~のハガキを眺める。

はぁ

手持ちはこれだけやでぇという現実を見つめる

はぁ

最近ため息ばかり。

いや、最近ってことはない。

うつ状態突入から早12年。

この間、それまでの32年間についたため息の数に追いつくんじゃないかってくらいため息をついた気がする。

ため息をつくと幸せが逃げる

いったいどれだけの幸せが逃げていったのか。

ため息をつくたびに寿命が1年縮まる

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置かれた場所…

置かれた場所…

置かれた場所で咲きなさい。

土は干上がり、痩せてしまっている。

今の場所では水をやることもままならない。

今の場所では土を入れ替えることもできない。

場所を移して土を替え、水や肥料をあげられるようにしたい。

なりません。
今置かれた場所で咲きなさい。

ならば、余計な葉を落としたい。

限られた養分を有効に使いたい。

なりません。
今置かれた場所で、今のままで咲きなさい。

優しい響き

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中田翔選手の移籍を受けて考える

中田翔選手の移籍を受けて考える

プロ野球界に大きなニュース。

暴力事件を起こして謹慎中の中田選手を、「紳士たれ」を球団訓とする読売巨人軍が獲得したというのは、なかなかの決断というか、それでいいのかというか。

誰が入っても風当たりの強い球団だけに、厳しい道のりにはなるでしょう。

こういう事態になって初めて獲得を考えたのか?と、巨人軍側を勘繰らずにはいられませんけど。

ただ、この件で個人的に一番気になったのは、

日本ハムは

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「おままごと」すらまだだった

「おままごと」すらまだだった

「メモの魔力」(前田裕二・著)や「佐藤可士和の打ち合わせ」(佐藤可士和・著)などのヒット作を手がけた編集者・竹村俊助さん。

Twitterもnoteもフォローしているのだけど、先日Twitterでご自身の過去のnoteエントリをあげてらしたので拝読した。

こちら↓

なんというか、私は竹村さんに今後の人生について相談したっけ?という気になった。

それくらい、自分に向けられたような文章だった。

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教員免許更新講習を受けました

教員免許更新講習を受けました

8月上旬の5日間、都内の某大学で開講された教員免許更新講習を受けてきました。

自分の性格上、オンラインなどの通信講習は馴染まないと思い、都内近辺で対面の講習を実施している受講先を探したのですが、このコロナ禍ではなかなか難しく、ようやく見つけた今回の某大学のご尽力には頭が下がる思いです。

この大学でも、対面とオンラインの並行開催でしたが、対面のほうが参加者が多かったそうです。
同じ考えの方が多い

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2021年8月15日

2021年8月15日

76回目の終戦記念日と言われている、2021年8月15日。

オリンピック閉幕が近かったこともあり、いつもより戦争に関する報道や特集が少ないか目立たない気がして、少しもやっとする。

「8月ジャーナリズム」への批判というのもあって、確かに8月15日とその周辺だけで戦争とは、平和とはを考えるのでは少し心もとない。

8月15日を一つの区切りとしつつ、戦争をいかになくせるか、平和はどうやって達成できる

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人権を備えるための条件

人権を備えるための条件

人権について考える授業をします。

さて、人権を備えるためには、二つの条件を満たす必要があります。

なんだかわかりますか?

人権について学ぶ授業をするなら、こういうつかみで始めたいなと思っています。

さて、人権を備えるための二つの条件とは?

私にも皆さんにも人権はあります。
当然、この二つの条件を満たしているからです。

生徒からはどんな回答が来るのでしょう。

そして、今これを読んでいる

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私の「もうあかんわ」が採用されました。

私の「もうあかんわ」が採用されました。

岸田奈美さんによる参加型企画、「今週のもうあかんわ」

何回目かの投稿でついに採用されました!

ドンドンパフ〜!

ちなみに、あかんわの中身を記事にしたのがこちら!…って紹介しようと思ったのに、記事にはしなかったみたい。

おかしいなぁ。

で、ワクワクして、岸田さんからのコメントを見てみたら…



いや、そんな、ご無体な…

最後が言いたいだけなんかじゃないもん!

トトロいたもん!

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命懸けの完走に感動していいのか

命懸けの完走に感動していいのか

昨日全ての競技を終えた東京オリンピック2020。

最終日にして、大変気になるトピックがあった。

男子マラソンに出場した服部勇馬選手。

レース途中でペースを落とし、ふらつきながらも73位で完走。

速報では、足を痛めたのではという見方もあったが…

結果は重症の熱中症。

深部体温40℃、ふらつきが熱中症による痙攣である可能性も併せれば、命に危険が迫るレベルである。

酷暑の東京を避けるために

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「五輪で変わる」から、「五輪が変わる」になるか

「五輪で変わる」から、「五輪が変わる」になるか

熱戦を終えた東京オリンピック2020。

普段あまり触れることのない競技に触れられるのも、オリンピック・パラリンピック観戦の醍醐味。

今まで見てきたところでは、スケートボードは印象的だった競技の一つ。

四十住選手と開選手の(珍名さんによるも含む?)金銀ダブルも素晴らしいけど、銅メダルのスカイ選手の経歴にも感動だけど、やはり世界ランク1位ながら4位となった岡本選手の“ゴン攻め”を決勝メンバー全員

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試合後のインタビュー

試合後のインタビュー

熱戦の続くオリンピック。

体操では男子の若きエース・橋本大輝選手の二冠に女子種目別での村上茉愛選手の銅メダル



女子ボクシングフェザー級・入江聖奈選手の同種目初の金メダル獲得

など、昨日今日だけでも注目ニュースが目白押しの今回。

試合後のインタビューにも注目が集まるわけですが。

これまでには

「今まで生きてきた中で一番幸せです」(当時史上最年少の13歳で金メダリストになった競泳・岩

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