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大学4回生

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大学4回生

記事一覧

日記 (食べ尽くし、仕事、社会)

今日は、総人・人環新歓(いま住んでいる寮の中で私の所属する学部向けの新歓、自分は運営に回る)というものがあったのですが、ここ最近ずっと悩んでいた自分の「食べ尽くし…

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1か月前
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大人になっていく私へ

大人になってしまった私は私でいられるのだろうか。もう別人かもしれない。恐怖をぬぐえない。大丈夫と言えない。何も分からない、けど、きっと、別人になった私さえ愛せよ…

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2か月前
4

日記 (『反転』)

日記をここに投稿するのはイレギュラーみたいなこと言って、昨日の今日でこれかよ。でも、昨日の今日であっさりと、気分が、それに伴う文体が変わって、大変珍しいというか…

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5か月前

日記 (『脆弱』)

わたしは最近、人に触発されて、日記を書き始めました。Twitterに長文(といっても、せいぜい140字×n個分 でしかない文)を書き連ねるよりも、よっぽど健康的。と思いきや、…

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5か月前
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続・嘘

ずっと眠りたい、なんて、ヤケクソが生んだ比喩に過ぎないつもりだった。言霊とは恐ろしいものだ。私は確かに歌を歌うという使命を果たした後、自分を酷使したツケを一身に…

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8か月前
3

 最近、嘘をつくことが上手になった。キャパ的にしんどそうな用事は「インターンがある」と嘘をついて断り、本当は今すぐ帰ってゆっくりしたい飲み会の席では、「うわ、も…

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8か月前
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インターンを切った

インターンを切った。別に切りたくて切ったとかサボったとかじゃなくて、むしろその逆で、唯一マトモに選考を通り抜けて、けっこういいなと思える会社だったから、ちゃんと…

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9か月前
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私の幸せ

最近、考えることが減った。いや、正確には、考え事はたくさんあるんだけど、その内容が 自分の内側だけに向くネガティブなものばかりではなくて、他者も含めたポジティブ…

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10か月前
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愛すること、恋焦がれること

「私をあたたかく包んでくれる上位存在は、時に自分自身で演じて、時に“誰か”を憑依させて、有り余る想像力を働かせて、そうやって、自らを満たしていくほかない。 それ…

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11か月前
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夢から醒める時

弱みをさらすことが命の危機を意味することを、私は知っていた。 しかし、弱さを隠し続けることもまた 命の危機を意味することを、私は知らなかった。 私が 例えば臆病で…

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11か月前
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譲りたいもの

「譲れないものがある。 譲った先に手に入れられる 幸せや あたたかさもある。わたしはかんたんに譲ることはしない。 自分で納得して、決めたいから。 もうすこし、時間を…

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1年前
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私の生き方

「もう十二分に、私なりに、他者と関わりながら生きることができているのだ。」 この言葉は、20年間「他者との関わり」への答えを追い求め続けてきた私のことをあっさりと…

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1年前
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みんなとの関わり方

住んでいる寮の雑記帳に書いた文章と、それを読み返した後の所感を、ここにも残しておこうと思う。 紙のノートに思考を書きつづる作業、最近はごぶさた気味だった。今日の…

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1年前
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愛し、愛されること

「愛される恋愛と、愛する恋愛、強いて言うならどちらに近い?」 この質問から始まった恋話の終わりに、私の大切な友達は「愛されながら愛していく」という歌詞を紹介して…

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1年前
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言葉を紡ぐということ

よくもまあ偉そうな題名をつけたものだと思う。 私は、言葉を紡ぐことがめっきり下手になってしまったようだ。 怖いから。人にさらされることが。評価されることが。 言…

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2年前
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帰省

早く大人になりたいと思った。 やけに狭くて小さい「自室」に何を思うだろうか。 かつての命綱であった散歩道に何を思うだろうか。 3年間お世話になった駐輪場は、使い勝手…

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2年前
日記 (食べ尽くし、仕事、社会)

日記 (食べ尽くし、仕事、社会)

今日は、総人・人環新歓(いま住んでいる寮の中で私の所属する学部向けの新歓、自分は運営に回る)というものがあったのですが、ここ最近ずっと悩んでいた自分の「食べ尽くし」的な志向性に関して、新たな気付きや思考が出てきたので、公開日記として残そうと思います。本当はもっとちゃんと綿密な文章を書きたいけれど、まぁ、いつもいつも完璧じゃなくたっていいかな、とか。

ここからは、私がいつも書いてる日記、今日も元々

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大人になっていく私へ

大人になっていく私へ

大人になってしまった私は私でいられるのだろうか。もう別人かもしれない。恐怖をぬぐえない。大丈夫と言えない。何も分からない、けど、きっと、別人になった私さえ愛せよ。」

「大人」を目指して いっせーの で駆け出した2年間と3か月は、振り返ればあっと言う間だったように感じる。そんなことを言うと まるで自分が大人になってしまったかのような言い草だが、別にそうではない。とはいえ、まだ大学生でありながら、就

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日記 (『反転』)

日記 (『反転』)

日記をここに投稿するのはイレギュラーみたいなこと言って、昨日の今日でこれかよ。でも、昨日の今日であっさりと、気分が、それに伴う文体が変わって、大変珍しいというか面白いので、ここに記録しておかなきゃなと思った。

〜〜〜

今日は談話室のみんなとM-1を観た。ちゃんと観るのは はじめてだったけど、すごく面白かった。

いま、気分がとても高揚している状態である。ここ数日〜昨日の陰鬱な状態から、やっと息

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日記 (『脆弱』)

日記 (『脆弱』)

わたしは最近、人に触発されて、日記を書き始めました。Twitterに長文(といっても、せいぜい140字×n個分 でしかない文)を書き連ねるよりも、よっぽど健康的。と思いきや、自分の内面と向き合う時間を毎日多めに確保すると、それはそれで不健康な気分になっていくので、難しいものですね。

日記はSNSの場では公開しない、それゆえ人目をはばからず自由に書く、というつもりでいたが、普段のnoteのように、

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続・嘘

続・嘘

ずっと眠りたい、なんて、ヤケクソが生んだ比喩に過ぎないつもりだった。言霊とは恐ろしいものだ。私は確かに歌を歌うという使命を果たした後、自分を酷使したツケを一身に引き受け、ずっと、とは言わないが、リアルに7割ぐらいは眠っているような時間を過ごしている。

布団は温かい。心は、冷たいかどうかも分からない。別に分かる必要もないと思う。病院には大人しく行く。明後日に予約が取ってある。

社会人を目指す過程

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嘘

 最近、嘘をつくことが上手になった。キャパ的にしんどそうな用事は「インターンがある」と嘘をついて断り、本当は今すぐ帰ってゆっくりしたい飲み会の席では、「うわ、もうこんな時間か」「明日朝早いんですよ」「10:00から説明会があって」と巧妙な演技で退出することが可能であった。

 こういう、自分をラクにしてあげられる、かつ誰も傷つけない嘘をつけるようになったのは、良いことだと思う。昔は嘘をつく理由なん

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インターンを切った

インターンを切った

インターンを切った。別に切りたくて切ったとかサボったとかじゃなくて、むしろその逆で、唯一マトモに選考を通り抜けて、けっこういいなと思える会社だったから、ちゃんとやろうと思った。寮はちょっと環境悪いからホテル取って、気持ち整えるためにスーツ着て、朝起きてちゃんとお化粧した。そんで1日目臨んだけど、何か嫌なことを言われたとかムカつく奴がいたとかではないのに、終わったら涙止まらなくて寝込んでツイッターし

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私の幸せ

私の幸せ

最近、考えることが減った。いや、正確には、考え事はたくさんあるんだけど、その内容が 自分の内側だけに向くネガティブなものばかりではなくて、他者も含めたポジティブなものへと変わっている、その割合が大きくなっている気がする。

私は6月の頭に アイデンティティの暗闇に突き落とされてから、腐るほど悩み、恐らく 1つの峠を越えた。あるいは、色々なことをお休みすることを他者に、自分に、許してもらった。はたま

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愛すること、恋焦がれること

愛すること、恋焦がれること

「私をあたたかく包んでくれる上位存在は、時に自分自身で演じて、時に“誰か”を憑依させて、有り余る想像力を働かせて、そうやって、自らを満たしていくほかない。
それでも零れ落ちそうな欲望の行き場を、私はきっと他の誰かに、生身の誰かに、頼ることだろう。」

満たされない思い。愛情への飢え。私だけじゃないだろう。きっと多くの人が、少なからず、それを抱えながら生きている。

私を、そしておそらく人を、幸せに

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夢から醒める時

夢から醒める時

弱みをさらすことが命の危機を意味することを、私は知っていた。
しかし、弱さを隠し続けることもまた 命の危機を意味することを、私は知らなかった。

私が 例えば臆病であったり、敵対的であったり、周囲となじまなかったり、悲観的であったり、内向的・内省的であったりすることは、それが時に一般的な程度と比べると過剰であったとしても、別にそれは私がバカだからとか 間抜けだからとか 学習能力がないからとかではな

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譲りたいもの

譲りたいもの

「譲れないものがある。 譲った先に手に入れられる 幸せや あたたかさもある。わたしはかんたんに譲ることはしない。 自分で納得して、決めたいから。

もうすこし、時間を下さい。」

2年という少しの時間が経ったいま、この言葉に応えるような形で 自分の想いを言語化しようと思う。

そんなにかしこまってみると、うまく言葉が出てこなくて困ったものだが、結論から言うとすれば、私は、「譲りたい」という感情を覚

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私の生き方

私の生き方

「もう十二分に、私なりに、他者と関わりながら生きることができているのだ。」

この言葉は、20年間「他者との関わり」への答えを追い求め続けてきた私のことをあっさりと殺害した。他者との関わり方を言語によって学習し、成長する不断のプロセスは、私の生きがいであり人生そのものであった と言っても過言ではない。私はその点に関して常に満ち足りず、求め続け、考え続けた。その結果ついに、「もう十分」「できている」

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みんなとの関わり方

みんなとの関わり方

住んでいる寮の雑記帳に書いた文章と、それを読み返した後の所感を、ここにも残しておこうと思う。

紙のノートに思考を書きつづる作業、最近はごぶさた気味だった。今日の話は、さっき受けてきた水曜3限社会心理学演習Aの教科書「関係からはじまる―社会構成主義がひらく人間観―」について。

最初に断っておくと、私は普段 読書をすることがあまり好きではない。何だかイマイチ頭に入ってこないのだ。あるいは、自分のこ

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愛し、愛されること

愛し、愛されること

「愛される恋愛と、愛する恋愛、強いて言うならどちらに近い?」
この質問から始まった恋話の終わりに、私の大切な友達は「愛されながら愛していく」という歌詞を紹介してくれた。

私は往々にして、曖昧な事柄が不得手で白黒はっきりつけることを好むので、恋愛の話題でも もれなくそのようなお堅い二択を提供したりする。
ちなみに私の話を思い切りしてしまえば、「愛する恋愛」に決まっている。もちろん、どちらに優劣があ

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言葉を紡ぐということ

言葉を紡ぐということ

よくもまあ偉そうな題名をつけたものだと思う。

私は、言葉を紡ぐことがめっきり下手になってしまったようだ。

怖いから。人にさらされることが。評価されることが。

言葉の大きな意味の一つは、他者間での意思疎通だ。

人間はもっぱら言葉によって、情報を伝達し、つながりを生む。

言葉は人に伝えるものだから、人のことを考えて紡がなければならない。

自分の思考を、的確に、相手に理解可能なように表現せね

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帰省

帰省

早く大人になりたいと思った。

やけに狭くて小さい「自室」に何を思うだろうか。
かつての命綱であった散歩道に何を思うだろうか。
3年間お世話になった駐輪場は、使い勝手が変わっていた。
昨日まで側にあったかのような布団に、朝食に、両親の声に、何を思うだろうか。

夏に帰った時には、もう少し自然だったのになぁ。東京と自分との間に、はっきりと自覚可能なずれを感じた。
「時計の針は、日々は、止まらない」

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