one

大学4回生

one

大学4回生

最近の記事

日記 (食べ尽くし、仕事、社会)

今日は、総人・人環新歓(いま住んでいる寮の中で私の所属する学部向けの新歓、自分は運営に回る)というものがあったのですが、ここ最近ずっと悩んでいた自分の「食べ尽くし」的な志向性に関して、新たな気付きや思考が出てきたので、公開日記として残そうと思います。本当はもっとちゃんと綿密な文章を書きたいけれど、まぁ、いつもいつも完璧じゃなくたっていいかな、とか。 ここからは、私がいつも書いてる日記、今日も元々いつものように自分だけのために書こうと思った日記。読み始めるために必要な注釈を付

    • 大人になっていく私へ

      大人になってしまった私は私でいられるのだろうか。もう別人かもしれない。恐怖をぬぐえない。大丈夫と言えない。何も分からない、けど、きっと、別人になった私さえ愛せよ。」 「大人」を目指して いっせーの で駆け出した2年間と3か月は、振り返ればあっと言う間だったように感じる。そんなことを言うと まるで自分が大人になってしまったかのような言い草だが、別にそうではない。とはいえ、まだ大学生でありながら、就職活動で内定をもらい、もうひと頑張りして 自分が社会人として生きていくための道を

      • 日記 (『反転』)

        日記をここに投稿するのはイレギュラーみたいなこと言って、昨日の今日でこれかよ。でも、昨日の今日であっさりと、気分が、それに伴う文体が変わって、大変珍しいというか面白いので、ここに記録しておかなきゃなと思った。 〜〜〜 今日は談話室のみんなとM-1を観た。ちゃんと観るのは はじめてだったけど、すごく面白かった。 いま、気分がとても高揚している状態である。ここ数日〜昨日の陰鬱な状態から、やっと息継ぎができたような気がした。昨日の日記は ちょっとイマイチ何を言っているか分から

        • 日記 (『脆弱』)

          わたしは最近、人に触発されて、日記を書き始めました。Twitterに長文(といっても、せいぜい140字×n個分 でしかない文)を書き連ねるよりも、よっぽど健康的。と思いきや、自分の内面と向き合う時間を毎日多めに確保すると、それはそれで不健康な気分になっていくので、難しいものですね。 日記はSNSの場では公開しない、それゆえ人目をはばからず自由に書く、というつもりでいたが、普段のnoteのように、自由に書いてるつもりでも奥底では体裁と格好と人目を気にする文章を書きたい日が、そ

        日記 (食べ尽くし、仕事、社会)

          続・嘘

          ずっと眠りたい、なんて、ヤケクソが生んだ比喩に過ぎないつもりだった。言霊とは恐ろしいものだ。私は確かに歌を歌うという使命を果たした後、自分を酷使したツケを一身に引き受け、ずっと、とは言わないが、リアルに7割ぐらいは眠っているような時間を過ごしている。 布団は温かい。心は、冷たいかどうかも分からない。別に分かる必要もないと思う。病院には大人しく行く。明後日に予約が取ってある。 社会人を目指す過程で、今までの自分を許せなくなることが増えたと思う。調子に波があってしまっては周囲

          続・嘘

           最近、嘘をつくことが上手になった。キャパ的にしんどそうな用事は「インターンがある」と嘘をついて断り、本当は今すぐ帰ってゆっくりしたい飲み会の席では、「うわ、もうこんな時間か」「明日朝早いんですよ」「10:00から説明会があって」と巧妙な演技で退出することが可能であった。  こういう、自分をラクにしてあげられる、かつ誰も傷つけない嘘をつけるようになったのは、良いことだと思う。昔は嘘をつく理由なんて分からなかった。でも今なら分かる。真実だけで生きていくには、世の中はあまりに複

          インターンを切った

          インターンを切った。別に切りたくて切ったとかサボったとかじゃなくて、むしろその逆で、唯一マトモに選考を通り抜けて、けっこういいなと思える会社だったから、ちゃんとやろうと思った。寮はちょっと環境悪いからホテル取って、気持ち整えるためにスーツ着て、朝起きてちゃんとお化粧した。そんで1日目臨んだけど、何か嫌なことを言われたとかムカつく奴がいたとかではないのに、終わったら涙止まらなくて寝込んでツイッターしかできなくて朝起きても辛くてメールですばらしい美文を練り上げて仮病で休んだ。その

          インターンを切った

          私の幸せ

          最近、考えることが減った。いや、正確には、考え事はたくさんあるんだけど、その内容が 自分の内側だけに向くネガティブなものばかりではなくて、他者も含めたポジティブなものへと変わっている、その割合が大きくなっている気がする。 私は6月の頭に アイデンティティの暗闇に突き落とされてから、腐るほど悩み、恐らく 1つの峠を越えた。あるいは、色々なことをお休みすることを他者に、自分に、許してもらった。はたまた、私は1つの、大きくて、大切で、少しだけ秘密の恋を乗り越えた。わたしはまたひと

          私の幸せ

          愛すること、恋焦がれること

          「私をあたたかく包んでくれる上位存在は、時に自分自身で演じて、時に“誰か”を憑依させて、有り余る想像力を働かせて、そうやって、自らを満たしていくほかない。 それでも零れ落ちそうな欲望の行き場を、私はきっと他の誰かに、生身の誰かに、頼ることだろう。」 満たされない思い。愛情への飢え。私だけじゃないだろう。きっと多くの人が、少なからず、それを抱えながら生きている。 私を、そしておそらく人を、幸せにするのは 愛情だと思う。あたたかく、静かで、やわらかく、ずっと続いていく、無条件

          愛すること、恋焦がれること

          夢から醒める時

          弱みをさらすことが命の危機を意味することを、私は知っていた。 しかし、弱さを隠し続けることもまた 命の危機を意味することを、私は知らなかった。 私が 例えば臆病であったり、敵対的であったり、周囲となじまなかったり、悲観的であったり、内向的・内省的であったりすることは、それが時に一般的な程度と比べると過剰であったとしても、別にそれは私がバカだからとか 間抜けだからとか 学習能力がないからとかではなくて、むしろそれは自分が過去に置かれた 一定程度の過酷さを有する環境において 身

          夢から醒める時

          譲りたいもの

          「譲れないものがある。 譲った先に手に入れられる 幸せや あたたかさもある。わたしはかんたんに譲ることはしない。 自分で納得して、決めたいから。 もうすこし、時間を下さい。」 2年という少しの時間が経ったいま、この言葉に応えるような形で 自分の想いを言語化しようと思う。 そんなにかしこまってみると、うまく言葉が出てこなくて困ったものだが、結論から言うとすれば、私は、「譲りたい」という感情を覚えることができた。 私はプライドや理想が高く、それに伴って生きるコストも高いと

          譲りたいもの

          私の生き方

          「もう十二分に、私なりに、他者と関わりながら生きることができているのだ。」 この言葉は、20年間「他者との関わり」への答えを追い求め続けてきた私のことをあっさりと殺害した。他者との関わり方を言語によって学習し、成長する不断のプロセスは、私の生きがいであり人生そのものであった と言っても過言ではない。私はその点に関して常に満ち足りず、求め続け、考え続けた。その結果ついに、「もう十分」「できている」という答え、少なくとも暫定的な答えを導き出した。求めていたものが手に入ったはずな

          私の生き方

          みんなとの関わり方

          住んでいる寮の雑記帳に書いた文章と、それを読み返した後の所感を、ここにも残しておこうと思う。 紙のノートに思考を書きつづる作業、最近はごぶさた気味だった。今日の話は、さっき受けてきた水曜3限社会心理学演習Aの教科書「関係からはじまる―社会構成主義がひらく人間観―」について。 最初に断っておくと、私は普段 読書をすることがあまり好きではない。何だかイマイチ頭に入ってこないのだ。あるいは、自分のことばっか考えてるせいで、人の言うことを聞くのが嫌いなのかもしれない。(←これ、普

          みんなとの関わり方

          愛し、愛されること

          「愛される恋愛と、愛する恋愛、強いて言うならどちらに近い?」 この質問から始まった恋話の終わりに、私の大切な友達は「愛されながら愛していく」という歌詞を紹介してくれた。 私は往々にして、曖昧な事柄が不得手で白黒はっきりつけることを好むので、恋愛の話題でも もれなくそのようなお堅い二択を提供したりする。 ちなみに私の話を思い切りしてしまえば、「愛する恋愛」に決まっている。もちろん、どちらに優劣があるとか、考えを押し付けるとかじゃなくて、私自身の生き方として、「好き」を相手任せ

          愛し、愛されること

          言葉を紡ぐということ

          よくもまあ偉そうな題名をつけたものだと思う。 私は、言葉を紡ぐことがめっきり下手になってしまったようだ。 怖いから。人にさらされることが。評価されることが。 言葉の大きな意味の一つは、他者間での意思疎通だ。 人間はもっぱら言葉によって、情報を伝達し、つながりを生む。 言葉は人に伝えるものだから、人のことを考えて紡がなければならない。 自分の思考を、的確に、相手に理解可能なように表現せねばならない。 伝わらなければ、無いのと同じだ。 わかっているのに、同じことを

          言葉を紡ぐということ

          帰省

          早く大人になりたいと思った。 やけに狭くて小さい「自室」に何を思うだろうか。 かつての命綱であった散歩道に何を思うだろうか。 3年間お世話になった駐輪場は、使い勝手が変わっていた。 昨日まで側にあったかのような布団に、朝食に、両親の声に、何を思うだろうか。 夏に帰った時には、もう少し自然だったのになぁ。東京と自分との間に、はっきりと自覚可能なずれを感じた。 「時計の針は、日々は、止まらない」 この地から自分自身がずれて、浮いて、引き裂かれるこの感覚は、ある一点で行き先を分