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インターンを切った

インターンを切った。別に切りたくて切ったとかサボったとかじゃなくて、むしろその逆で、唯一マトモに選考を通り抜けて、けっこういいなと思える会社だったから、ちゃんとやろうと思った。寮はちょっと環境悪いからホテル取って、気持ち整えるためにスーツ着て、朝起きてちゃんとお化粧した。そんで1日目臨んだけど、何か嫌なことを言われたとかムカつく奴がいたとかではないのに、終わったら涙止まらなくて寝込んでツイッターしかできなくて朝起きても辛くてメールですばらしい美文を練り上げて仮病で休んだ。そのあとはずっと寝てるか、就活系のYouTube観るか、ごはんたべるか、他の企業の情報収集とかしてた。いまは変な時間に目が冴えて、カップ焼きそばを食った。

「涙止まらなくて寝込んで」というのはもれなく ストレスが閾値を超えてしまった結果に他ならないが、その原因を考えてみることにする。そうでもしないと、昨日と今日といまの意味わかんない空白の時間が報われない。

まず大体わたしはストレス耐性がかなり低い。まあ俗にいう“繊細”。あとは、とてつもない思考量。頭は常に回転しており、文字で埋め尽くされている。この考えの内容がネガティブなものになると途端に自分にとっての凶器になるし、別に実際9割方ネガティブである。救われねぇ。
このような根本的な性質に、以下のような個別的要因が加わった。

グループワーク、たぶん相当苦手というか、神経すり減らすんだよね。まぁ一番雑な言い方をすれば「自称ASDだから」とでもまとめればいいか。具体的に言うと、zoomで自分と他の人の顔が常に見えるから、なんかずっとがんばって笑顔作ってた。私は顔の力を抜くとすげえ印象悪そうな表情になるから、ずっと力入れてた。あと、ずっとどのタイミングで話そうか気ぃ張ってた。さらに、話し合いからドロップアウトしないようにめちゃくちゃ神経使った。というのも、考えてみれば当たり前で、私は普段の公的な複数人の会話で歯車になれた記憶がほぼない。奴らは私の望む1.8倍の速度で会話を進めるし、わたしはたまにがんばって発言を試みると場の流れをぶつ切りにし、少しでも気を抜くと自分は空気と化し、とにかく適当なことをそれっぽく言ってギャラリーの反応というフィードバックから自分の発言の正誤を判定し続けなければならない。

あとそもそも話が興味なかった。私のダメというか少なくとも「社会不適合」なところは、興味のないものに対してほぼ何もできないということだ。個人のリソースを食いつぶして業務外のビジネスに取り組むよう「教育」する人財戦略も、他の会社の事例も、慶應のジュノンボーイズの話も、全く興味がなくてただただ苦痛だった。

…なんか書くだけ書いたら疲れちゃった。もうちょい今後につながることとか、ポジティブ転換できることとか考えたかったけど。まあまた今度かな。辛うじて1つ言えることがあるとすれば、1日だけでもこんなに疲弊してしまったプログラムの2・3日目からきちんと逃げて自分を守れてえらいということかな。弱いとか社不とか甘えとか無能とか子供とか自責する私が根強くいるけど、さらにもう1人の私から、「えらい」と肯定しておきたい。そうしていいと信じたい。

2023. 8.31-9.1


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