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#子どもに教えられたこと
2分で読める子育てエッセイ№874『もう何度も何度も』
ある日、ドライブ中に小4の息子・イチが英語で自己紹介。
「ええっ! うまいじゃん!」
と褒めたら、
「授業で自己紹介の練習したの」
と、少し鼻が高くなっていた。恥かしがらずに言えるのは立派。
すると中1の娘がボソッとこう言った。
「そうそう、自己紹介。何度も何度もやるからね・・・」
それは英語だけでなく、ふつうの自己紹介も同じ。
子供たちが通う小学校は各学年1クラスで少人数。6年間、クラス替え
2分で読める子育てエッセイ№850『斬新な測り方』
ある日、小学生用の教材についていたメジャーを発見。退屈していた小4の息子イチに渡すと、興味津々で遊び始めた。
「僕の頭周りはどのくらいかな」
「背の高さは?」
と自分のあちらこちらを測りはじめた。
「そうそう、それやるよね~。でもイチみたいに髪の毛測るってのはやらなかったなぁ」
しばらくすると息子は
「今、10センチの物を探してるんだ~」
といいつつ家じゅうをウロウロ。それが終わったら
「今度は
2分で読める子育てエッセイ№844『全然気にしない派』
ある日、帰宅した小4の息子の靴が目についた。靴の中に砂がいっぱい。
こんなに入っていたら、ゴロゴロして気持ちが悪いだろうに・・・と思ったので
「靴の中に砂がいっぱい入っているから庭に捨てておいで」
と息子に声をかけたら、息子がなんてことなさそうにこう言った。
「あ、こっち、靴に砂が入っていても全然気にしない派」
うそ~ん! なにその派。
気になって仕方ない派のワタクシが、砂を捨てに行くと、そこ
2分で読める子育てエッセイ№837『ガーン!』
この春小4になる息子のプリント類を整理していたときのこと。
テストで何やら珍しいものを発見した。
よく頑張った100点と書かれているテストの点の横に、散々迷った様子で先生がもう1つの点を書きくわえていた。
「98点・・・かな」
何だこりゃ。テストを見てみると息子が「図工」を間違って「工図」と書いてしまっていた。
ザ・熟語あるある。上下間違えてる~。
先生も一旦は大きなマルをつけてくれたようだけ
2分で読める子育てエッセイ№821『イチの目の端は白状する』
小3の息子・イチは、ウソをつくのが苦手。
「今、ウソついたでしょ?」
と言うと、息子はニヤッと笑ってこう訊いた。
「お母さん、なんでわかったの?」
え~、知りたい~?
「イチ君はウソをつくと、まつ毛の端がクルンと巻くの。知らなかった?」
その後、何かちょっぴりカワイイ・ウソ、ごまかしを言うたびにまつ毛の端を両手で触って確かめようとする息子。
しめしめ。
ワタクシ、クルンと巻くまつ毛より確実
2分で読める子育てエッセイ№819『その姿、まるで・・・』
小3の息子はフルーツジュース、スポーツドリンク、炭酸ジュースが好き。
それは吹雪の日に、散々歩き回ったあと冷え切った身体を温めに入ったcafeでも「クリームソーダ!」と迷わず注文するくらいスキ。
「シュワシュワするのが、苦手・・・」
と言っている小6の娘とは、取りあいにならないので、わが家の飲み物の棲み分けはメッチャうまくいっている。
※
ある日、息子がワタクシにこう訊いてきた。
「お母さん、最近
2分で読める子育てエッセイ№818『周回遅れで』
ある日、宿題を始めるまでに時間がかかる小3の息子が、ワタクシに勝負を挑んできた。
「どっちが早くできるか競争しよう」
それはいいアイディア! 息子が漢字プリントの宿題をしている横で、ワタクシも毎日投稿用の作品を書くことにした。
でも、息子はとにかく、ずーっとしゃべってる。
分からない漢字が出るたびに「なんだっけ?」は、序の口。
息子は分からないなりに一旦漢字を書いてみるものの、こんどは納得できな
2分で読める子育てエッセイ №7 『はい、お隣へ』
食事が終わり、テーブルの上を拭くように、だんなにお願いした。
『了解〜』
とちょっと面倒くさそうに返事した次の瞬間、娘にこう言った。
『お姉ちゃん。テーブルの上、拭いておいて~。』
娘は当然反発した。
『えー!私?お父さんが言われた事でしょ。お父さんが拭いてよ~。』
それを見ていた息子がこう言った。
『こっち やりますから。』
そして私の所に笑顔でやって来て
『お母さん手伝って。ニッコリ』
2分で読める子育てエッセイ№36『これ勇気があったら使って~!!』
『うちの娘が着ていたの。よかったら使ってね』
娘が生まれると、デザインもカラーも豊富な子供服を、六つ子でも余裕なほど大量に頂いた。息子の時は、シンプルな服を中心に程よい量を頂いた。どちらも助かります!!
でも、この明らかな量の違いはなんだろうなあ?男女のオシャレの差?
この疑問が解決したのは、息子が幼稚園に通いだし二年半で4枚目のスモック購入を検討する羽目になった時だった。
娘のスモックの
2分で読める子育てエッセイ№43『ゲームがすごく役にたってます!?』
『痛い!!』
息子と三人で山道を散歩中 だんなが突然靴を脱ぎ始めた。
『くつのサイドメッシュの所から栗のイガが刺さった~』
と、靴を念入りに確認している。
だんなに何が起こったのかよく分からず、息子が心配そうにしているので、
『防具レベル99の靴を履いていたんだけど、栗のとげとげ攻撃が
レベル150で お父さんダメージ食らったみたい。』
と説明すると
『そーゆーことか!!』
伝わっ