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2分で読める子育てエッセイ№823『ゲームを片手に夢の中』

ある休日前の金曜日。明日は予定もないので夜更かししようとワタクシほくそ笑んだ。こたつでぬくぬくしながらPCに向かっていると、同じくこたつの反対側に小3の息子の気配。どうやらこちらもゲームを堪能しているようだった。
次に気がついたら2時前。これはさすがにヤバい。焦って息子に声をかけた。
「お母さん、寝るよ~」
ところがそこにいるはずの息子の返事がない。あれ?
息子を見たら、ゲームを片手に夢の中。思いっきり寝落ちしていた。
「わ~、幸せの極みだね~」
ワタクシ寝顔をひとしきり堪能すると、もう1回息子に声をかけた。
「布団でねるよ~」
息子は片目を開けた。そしてすぐに迷惑そうに眼を閉じた。
やばい。
慌ててワタクシちょっと大き目の声をかけた。
「起きれる~?」
全く起き上がる気配はない。
「まじですか・・・」
何度も何度声をかけ、ついでに変顔をさせて楽しんだけれど、息子はそのままグーグーと寝息をたてて深い眠りについてしまった。
「どうすんのこれ」
自由時間を堪能するはずの夜更かしの先にまさかの罰ゲーム。
夜中の2時に22キロもある息子を2階まで抱えて上がるハメになった。
とほほ。




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