2分で読める子育てエッセイ№852『おやつがおかずに変身』
ある日、小4の息子がこんなことを言い出した。
「お母さん、じゃがりこでポテトサラダ作れるって知ってる?」
なんですと! どこで知ったのそれ?
息子が手に持っていたのはじゃがりこの袋バージョン。それをワタクシに差し出した。
「ほら、袋の裏側に作り方が書いてある」
うそーん! じゃがりことお湯でできるの? まさか~。
半信半疑で息子と作ってみることにした。
「お母さん、じゃがりこを50グラム量りたい」
するとじゃがりこがちょっぴり余ると気がついた息子。
「こうやって、こうやって」
と多い分、自分の口の中にポイポイし始めた。
「置くところないから」
ちゃっかり味見を済ませる。
そして、耐熱用のビニール袋にじゃがりことお湯を入れて3分。やわらかくなったじゃがりこをモミモミしたら出来上がりという、料理? 料理と名乗っていいの? というレベルの簡単さ。
ひょーっ! これだけ~?
おやつがおかずに変身するという世紀の瞬間に立ち会った気分。
ところがあまりにも簡単すぎて満足しない息子。
「もうすこし、包丁でトントンとかしたい」
急遽、切った不揃いのキュウリをいい感じにトッピングして、食卓に出すことにした。簡単すぎる、というのも罪。
家族の感想は・・・
「うまーい! これイチが作ったの? え? これじゃがりこなの?」
もともと味が整っているので、味付けも不要。あとはお好みでマヨとかブラックペッパーをと袋の説明にあった。なるほどー。
ところどころカリカリとしたじゃがりこが残っている方が食感も楽しめるのでおススメ。
息子のお陰で、ちょっと話題になるトリッキーな得意料理が1品増えた。
ああ、誰かを驚かせたい。「これ、じゃがりこなの?」って言わせたい。
素直に驚いてくれる人を探さなきゃ。
うけけ。
※※※カルビーさんの公式ページにも作り方が載っています(*'▽')そこには食べて調整しなくてもいい分量が載っていました。だから、途中で味見はできませ~ん ヾ(≧▽≦)ノ
よくよく考えてみたら、じゃがりこは味がいろいろ。次回は別の味をためしてみようと思います(*'▽')b
最近なにかと話題のこの袋。熱には強いので安心して使える(*'▽')
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