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随想

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みどりの季節には

みどりの季節には

昔、子育て中だった頃
今ごろの季節はよく
子どもたちを連れてコテージに泊まった

最初はテントを張りキャンプをしていたのだけれど
世間一般のお母さんたちより高齢の母である私が
体力的についていけなくなり
キャンプ場に併設されているコテージを借り
その庭先にテントも張り
子どもたちは出たり入ったりしていた

お気に入りが何ヶ所かできた
企業の保養所を一般に開放している温泉付きのコテージや
天文台の近

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【食事記録】そこに愛はあったのか【日記】

【食事記録】そこに愛はあったのか【日記】

今日は己の痩せる予感(一番当てにならぬ)を信じ
ブランチはバナナとチーズ
なので
もう気力がわかない

食事の代わりに
過去に作った弁当の画像を貼る

わが家は息子ばかり三人だったので
弁当も茶色がちになる

焼肉弁当  下の黒いものは昆布巻き

ポークピカタ弁当

豚肉の唐揚げ弁当

これもお肉なのだ

鶏の唐揚げ弁当

弁当の写真がまだたくさん撮ってあった
マンネリ化を防ぐ目的だったはずだけれ

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苺

夕方にスーパーマーケットへと行って
苺と晩柑を買った

スーパーマーケット入口のすぐそばに
目玉商品なのだろう
苺のパックが並べられていて
いつもならば
ダイエット中は我慢と
素通りするのだ

今朝起きがけに疲労感があり
気が付くと つ か れ た と声に出していた
一体何が起きたのかと
自分で自分を持て余しそうになった

昨夜もひとときの寛ぎが欲しくなり
檸檬サワーを一缶飲んだのだけれど
事業を

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リフレッシュ休暇の金曜日そして特別支援教育コーディネーターの名刺

リフレッシュ休暇の金曜日そして特別支援教育コーディネーターの名刺

三月の第四金曜日の札幌は
活気が戻っていた
席へと通されたシュラスコの店舗は
予定して配置したスタッフでは
人手が足りていないような印象だった
決して接客サービスが悪いのではない
精一杯スタッフで回している
そんな感じだった

客席については
5~6グループの容量に対して2~3グループ配置
そんなに窮屈ではないのだ

北海道の緊急事態宣言解除後
すぐの金曜は三連休の初日だったためなのだろうか
サラ

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高層ビル群の間にて

高層ビル群の間にて

新札幌駅からJRを利用しようとしたところ
電線の故障で上下線とも不通
回復の目途が立たないらしい

地下鉄を利用して
札幌駅近くのホテルまで戻る
16番出口を求めて歩く

最後の果ての出口だった
最果ての地こそ私にふさわしい
階段を上り出た先は政令都市札幌
それもビル街

そんな中にもあるのねセイコーマート
北海道民の心をつかんで離さない
あのオレンジ色のマークにひかれて
買った昼食がこれ

ホテ

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◆その線から内側に入らないで下さい◆

◆その線から内側に入らないで下さい◆

もう、何年も前のことだ。

長男次男と三人で、道東旅行をしたことがある。

まだ大学生だった二人と、9月とはいえ残暑の厳しい年だった。

神の子池に行ったり

美幌峠や屈斜路湖

まだまだ立ち寄った地はあるが、本当に楽しい旅であった。

あの日は網走監獄を見学し、知床横断道路を目指し車を走らせていた。

途中このオシンコシンの滝のパーキングエリアか、その次のパーキングエリアでの出来事だった。確か土

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和服を普段着として着ていた時代もあったね

和服を普段着として着ていた時代もあったね

光文社新書さんのnoteに↓の記事があった。

私の幼い頃は、まだ普段着として和服を着ている人が大勢いた。

小学校低学年のころのお隣のおばさんも、いつも和服を着ている人だった。

「みなかわさんのおばさん」だ。

そのころ共働き家庭だったので、学校から帰るといつもみなかわさんのおばさんのところに行っていた。上品で穏やかな人だった。

父の転勤に伴い引越しした先でのお隣に住んでいて、数年でみなかわ

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父のイカ刺と「なだ万」体験記(其の弐)

父のイカ刺と「なだ万」体験記(其の弐)

「こんな贅沢な時間を良いのだろうか」と独り言ちる息子と

「私は今まで正義を疑えとあなたたちに言い続けてきたけれど、美味しいは真の正義だと思う」と訳のわからない信念を語りだす母

「そうだよね、美味しいの前では皆が平和になる」

世界平和を願う田舎者親子は吟醸酒「鶴齢」を冷で飲み交わすのであった。

蒸し物河豚のスープ蒸し

焼餅 黄芯白菜 椎茸 葛きり

春菊 チリ酢あん 赤卸し 万葱

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長男の留年のことと温泉旅行と

長男の留年のことと温泉旅行と

何度か書いているが、長男は高校四年目で通信高校に編入し卒業、大学は一年留年している。

高校生のとき、朝起き上がれなくなったのだ。

起立性調節障害のお子さんを持ち、将来に不安を感じている方が随分いることを最近知った。

治るのだいつかは体調も戻る、ただそれが何時なのかわからないだけだ。きっと快方へと向かうのだ。

色々と重なるときは重なるものさ長男が大学五年生となる年の今ごろ、わが家はてんやわん

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春を待っていたころ

春を待っていたころ

「種芋」が春の季語であると、今日初めて知った。

高齢者こそTwitterやFacebookなどで発信しようと書いた日記に、「#kigo」と書いてはいたが、詳しく説明はしていなかった。

私も新参者なので詳しくはないが、

毎朝「今日の季語」を決め、それに従って定型であったり自由律であったりの俳句など「詩」をTwitterに書き込む、

遊びと言えば遊びであり、文芸作品の発表の場でもあるのかもしれ

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一周忌も終わった

一周忌も終わった

父の一周忌を終わらせることが出来た
お彼岸の忙しいところをご住職の日程の調整を
坊守さんが工夫して下さり
15時から開始の法要となった

歩行が困難になってきた母のため
実家に
兄妹夫婦が集まるだけの
簡素な法事だった
合理主義者の父にふさわしいと思う

父は無神論者を自認していた
私の祖母である父の母親が
よくわからない新興宗教に
傾向するタイプの人だったから
らしいのだ

幼い頃のこと
「鰯の

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そして日々は過ぎるのだったかもしれず

そして日々は過ぎるのだったかもしれず

そこにうっすらと雪が積もったベンチがあったとしたなら、あなたはすわろうとしますか。

ちょっと奥様(単なる呼びかけジェンダーフリー)おしゃれな出だしだと思いませんこと

座るか座らないかと聞かれると、座りたくなる年代なのである。自分の問いに自分で答え完結する、これが老化現象の一つであろう。

そう、座りたいのだよ。座ってくつろぎたいのだが、そこにあるのは雪積むベンチなのだった。

雪降りの今日は2

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お茶をしながら考えているのだよ

お茶をしながら考えているのだよ

何も思いつかないので日記を書こう今日は朝7時40分に目が覚めました。それから起きて、寒いけどがんばって着替えました。とても寒かったです。

朝ごはんは、セイコーマートの焼き立てクロワッサンと、事務所のドルチェグストでコーヒーをいれて事務所で食べました。「9時までには事務所にいてください」と、社長(夫)に注意されたからです。

それからお昼ごはんはカレーを食べ・・・・・ここまで書いて、私は今日は仕事

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人はそれぞれの行きつく先を探し求めているのかもしれない

人はそれぞれの行きつく先を探し求めているのかもしれない

きなこさんの感動的なnoteを読んだ後で、こんな感動から逆方向へどんどんと進む無益なことを書き続けてよいのかと、逡巡しているのだ。

ちょっと社会派なことも書いてみよう

皆さん(この記事を読んだ約1.5名の方々)「早寝早起き朝ごはん全国協議会」の存在をご存じだろうか。

詳細についてはhttp://www.hayanehayaoki.jp/こちらをクリックしていただきたい。(リンクできない場合は

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