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手紙になるような一日を終えて、自己を知る。
その日の約束は、昨年の9月からの約束になる。僕は、逸る気持ちを抑えきれずに待ち合わせの40分程前にそこに着いた。伊勢佐木町のBOOK・OFF前が待ち合わせ場所だったのは、きっと僕が早く到着しても大丈夫なようにという気遣いからだろう。
僕に渡したい本がある。
そう言っていただき、実際に会うまでに5ヵ月。聞きたい事、話したい事が積もりに積もっていた。
大江健三郎という一人の作家がいる。僕が大江健
僕達の矜持は翻弄される推し活。~中年の楽しみ方編~
お正月が明けると決まって僕達は、昨年めでたく社長になったばかりの男、ポップの仕事を手伝う。それは、顔見せだったり近況報告だったり、お互いのプライドをかけた推しの女子の話しだったりする。
高校時代からの同級生である僕達は、もう、40を越えた中年の集まりである。それを踏まえてこれから紡ぐ話しを心して聞いて欲しい。
毎年行われるその儀式は、どれだけ歳を重ねようとも全く実りのない話しなのだが、誰がどう
贈られた「手作りカルタ」で僕は僕を知る。~自己紹介編~
「午前中に届くように郵送したので受け取ってください」
そう言われて待機していた僕に届いたものは、自分を見つめるにはタイミングが良すぎる理由になるものだった。これを贈り物と言わずに通過出来そうもない。
北九州からの贈り物は、明らかに僕への贈り物だった。それは厄年を迎える僕の躍年への願いが込められていた。中でも目を奪われずにいられない箱があった。そこに描かれていた文字は、
かるTAWA。
かる
「憧れの人」になった自分は、恋愛対象外と知った夏の日
「打ち合わせの時間を一時間ずらせますか?」
その日、伊勢原での打ち合わせを一時間ずらしてもらった。自分の中で自分を知るのにどうしても必要な時間だと思ったからだ。
それは、17年越しに訪れた過去の自分と重ねたくなった贅沢な時間だった。
「これで最後かも知れないので、ありがとうございました。憧れの人なので会いたかったです」
私は、Instagramの個人アカウントを11月のイベントに専念するた
使用方法を間違った事に気付いた私はこうしてnoteにやってきた。
SNSというものは、この世の中に多数のものが存在する。
私が生を受けて40年。存在を認識し始めて20年位だろうか。さだかでは、ない。
先日、振り返るとnoteを始めて一年経過したことに気付いた。しっかり書こうと思ったのは、まだ3.4ヶ月位だろうか。もともとはInstagramのバックアップのはずだった。私にだって私なりのnoteに至るまでのドラマがあるのだ。
振り返っとこう。
遡ること一