もんじゃ焼|小学校教諭

近畿 | 公立学校小学校教員| 2年生担任| 研究主任 | 情報教育 | 特別支援教育…

もんじゃ焼|小学校教諭

近畿 | 公立学校小学校教員| 2年生担任| 研究主任 | 情報教育 | 特別支援教育 | ウェルビーイング |学校図書館司書教諭 | ロイロ認定ティーチャー | AppleTeacher | EDUBASE CREW

記事一覧

音読の課題は、Microsoft Teamsでほぼ解決!

結論を先に申し上げると、Microsoft Teamsの課題機能「音読の課題」は小学校現場において有効な機能であることです。 小学校での音読課題は、多くの学校で慣例の宿題の…

まもなくパパ育休終わる

2024年3月月現在、育休中です。 皆さん、家事に育児にお仕事などお疲れ様です。 2023年度(令和5年度)末となりました。 noteを見ていても、卒業式・卒園式の内…

育休中の平日の過ごし方

2024年1月現在、育休中です。 今回は、育休中の(子どもがいないときの)平日の過ごし方について、今の心境とともに記していきます。短めです。 育休中は平日に子ど…

パパ育休、2023年を振り返る。

2023年12月現在育休中です。 大みそかの夜、子どもが寝静まった合間を縫ってnoteを記しています。 今年も様々なことにチャレンジしようと様々なことに試みた1年で…

育業で気づいた社会の温かさ

2023年12月現在、育休中です。 東京都が育休の愛称を考えたようです。その名も「育業」。 以前の記事で、育休は「育児休業」なのか「育児休暇」なのかという話をし…

育児休暇?

2023年11月現在、育休中です。 さて、今日は重箱の隅をつつくような話題ですが、印象的な出来事でしたので記します。 結論から申し上げますと、言葉選びって大事だ…

学校の先生の育休取得期間と時期

2023年11月現在、育休中です。 この記事では、教員で育休を検討しようとしている方をメインターゲットに書いていますが、もちろんどなたでもご覧ください。 1.い…

ママサロンはあるけれど…

2023年11月現在、育休中です。 さて、職場と家庭との往復生活から一変、子育てに比重をおいた生活が始まっています。 今回は第二子ということもあり、産まれたばかりの子…

教室での育休宣言

笑い出す子。 おめでとうと言ってくれる子。 いつ生まれるの? あとから泣く子。 「嫌やって。」 好きな果物何?買ってくるわ。 子どもたちの生の声。 管理職と相談した日…

ウェルビーイングって、何なん?

はじめに 昨今、ウェルビーイングについての研究が進んでいる。 といっても、「ウェルビーイング」という言葉自体は、1946年にWHOで初めて定義された言葉であるので、…

場のウェルビーイングを考える

野中さんのnoteを読んで、私自身もこのYoutubeを拝聴した。 30分弱の動画で丁寧に説明されているのだが、自分の理解力では1度の視聴では理解が追い付かず、2回拝聴した…

全国学力・学習状況調査(算数編)を考える

令和5年度の全国学力・学習状況調査を小学校教員の目線で考えていく(ひとりごと)の、最終回です。 今回は、小学校算数編です。 算数では、2つだけピックアップしてお伝…

質問紙編(令和5年度全国学力・学習状況調査)

前回の小学校国語編に続き、質問紙の結果を小学校教諭の立場で考えてみる。 注目した点をいくつか述べる。 自分には、よいところがあると思いますか。 この項目は、前回…

令和5年度全国学力・学習状況調査の結果(国語編)

2023年7月31日月曜日、毎年恒例となっている全国学力・学習状況調査の結果が出た。 義務教育学校の教員であれば、夏休みのこの時期の恒例行事(?)といってもいいのではな…

生成AIに関するガイドラインを読んで

https://www.mext.go.jp/content/20230704-mxt_shuukyo02-000003278_003.pdf 2023年7月4日に文部科学省から「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガ…

音読の課題は、Microsoft Teamsでほぼ解決!

音読の課題は、Microsoft Teamsでほぼ解決!


結論を先に申し上げると、Microsoft Teamsの課題機能「音読の課題」は小学校現場において有効な機能であることです。

小学校での音読課題は、多くの学校で慣例の宿題の一つとなっています。
発声力や表現力、読解力を向上させる1つの手段として授業中でもよく取り入れられる学習活動の1つです。
宿題でも音読カードなどを教師が作成し、子どもが持ち帰り、保護者などがサインし、次の日に提出することが行

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まもなくパパ育休終わる

まもなくパパ育休終わる

2024年3月月現在、育休中です。
皆さん、家事に育児にお仕事などお疲れ様です。
2023年度(令和5年度)末となりました。
noteを見ていても、卒業式・卒園式の内容が多くなってきました。
私も今月末をもって、いよいよ育休期間が明けようとしています。
(いわゆる年度初め復帰)

自身の子どもと過ごしてきた数か月間は、本当に豊かな時間でした。
ほぼノーストレスであったので、逆にしんどくなってしまっ

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育休中の平日の過ごし方

育休中の平日の過ごし方

2024年1月現在、育休中です。

今回は、育休中の(子どもがいないときの)平日の過ごし方について、今の心境とともに記していきます。短めです。

育休中は平日に子どもと過ごす時間がたっぷりとありますが、様々な事情で子どもがいない時間もあります。
そんなときの自分の居場所は、
家 のみです。
というのも、パートナーに子どもを任せて一人で食料や日用品の買い物や役所、銀行に行くぐらいなら気負いしなくても

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パパ育休、2023年を振り返る。

パパ育休、2023年を振り返る。

2023年12月現在育休中です。

大みそかの夜、子どもが寝静まった合間を縫ってnoteを記しています。
今年も様々なことにチャレンジしようと様々なことに試みた1年でした。
家族の一員が増え、私たち夫婦としても幸せな日々がさらに増したように思います。
さて、今年のチャレンジの1つに育休の取得がありました。
今の気持ちを残しておき、来年の新たな一歩を迎える整理をしたいと思います。

育休取得で我が子

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育業で気づいた社会の温かさ

育業で気づいた社会の温かさ

2023年12月現在、育休中です。

東京都が育休の愛称を考えたようです。その名も「育業」。
以前の記事で、育休は「育児休業」なのか「育児休暇」なのかという話をしたのですが、こちらはそもそも省略形に愛称をつけるというユニークさです。

子育てをしていると、1日の時間はあっという間です。
時計を見たときには、「え、もうこんな時間。」なんてことは日常茶飯事。
学校のように決められたスケジュールで動くこ

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育児休暇?

育児休暇?

2023年11月現在、育休中です。

さて、今日は重箱の隅をつつくような話題ですが、印象的な出来事でしたので記します。
結論から申し上げますと、言葉選びって大事だなというお話です。

私が育休を取得する旨を管理職へ報告した数か月後、全職員へも管理職によって周知されました。
その時、管理職より「もんじゃ先生は、〇月より育児休暇を取得することとなりました。」という話がありました。
最初は聞き間違いかな

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学校の先生の育休取得期間と時期

学校の先生の育休取得期間と時期

2023年11月現在、育休中です。
この記事では、教員で育休を検討しようとしている方をメインターゲットに書いていますが、もちろんどなたでもご覧ください。

1.いつから取得するかさて、育休を取得すると決めたら、悩むことの1つに「いつからいつまで取得するのか」ということではないでしょうか。

学校教員であると、「業務が落ち着く時期」なるものは存在しないと思っています。強いて言うなら、夏や冬の長期休み

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ママサロンはあるけれど…

ママサロンはあるけれど…

2023年11月現在、育休中です。
さて、職場と家庭との往復生活から一変、子育てに比重をおいた生活が始まっています。

今回は第二子ということもあり、産まれたばかりの子のお世話よりも、上の子の日中の過ごし方を考えます。

どこにお住まいの地域でも、自治体や社会福祉協議会などの子育て支援事業やNPO、有志のもので行う子育てサークルなどがあると思います。

最近、それらに参加させていただくことが増えた

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教室での育休宣言

教室での育休宣言

笑い出す子。
おめでとうと言ってくれる子。
いつ生まれるの?
あとから泣く子。
「嫌やって。」
好きな果物何?買ってくるわ。

子どもたちの生の声。
管理職と相談した日の出来事です。

小学校教員として、担任が担任から外れることはどんな理由であれ、影響が大きいことは十分に承知していました。
とるべきかとらないべきか、様々な悩みや葛藤を行った決断の結果、そんな子どもたちの生の声をもらいました。
覚悟

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ウェルビーイングって、何なん?

ウェルビーイングって、何なん?

はじめに

昨今、ウェルビーイングについての研究が進んでいる。
といっても、「ウェルビーイング」という言葉自体は、1946年にWHOで初めて定義された言葉であるので、まったく新しいものではない。
一先ず今日は、ざっとウェルビーイングの入門と思って読んでほしい。

ウェルビーイングの定義

結論から言うと、正確には定義はない。    ・・・え。

例えば、
こんな感じに使われる。
Physical

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場のウェルビーイングを考える

場のウェルビーイングを考える

野中さんのnoteを読んで、私自身もこのYoutubeを拝聴した。
30分弱の動画で丁寧に説明されているのだが、自分の理解力では1度の視聴では理解が追い付かず、2回拝聴した。
率直な感想を述べたいと思う。

学び1 日本版ウェルビーイング

ウェルビーイングの定義は幅広く、日本国内ではまだ十分に浸透していないのではないだろうか。Well-being研究の第一人者である武蔵野大学の前野隆司教授は、幸

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全国学力・学習状況調査(算数編)を考える

全国学力・学習状況調査(算数編)を考える

令和5年度の全国学力・学習状況調査を小学校教員の目線で考えていく(ひとりごと)の、最終回です。
今回は、小学校算数編です。
算数では、2つだけピックアップしてお伝えします。

正三角形の意味や性質について理解しているかどうかをみる。

問題2(3)
3年生、5年生での指導事項が問われています。
問題を見ていただくほうがイメージはしやすいが、正答である30度と回答している児童は、25%程度だった。

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質問紙編(令和5年度全国学力・学習状況調査)

質問紙編(令和5年度全国学力・学習状況調査)

前回の小学校国語編に続き、質問紙の結果を小学校教諭の立場で考えてみる。
注目した点をいくつか述べる。

自分には、よいところがあると思いますか。

この項目は、前回調査と大きな差はない。
だが、9回前の調査からは小中学生共に10ポイント程度上昇していることがわかる。やや控えめな国民性であるといってもよいのだが、子どもたちには自己肯定感の高まりが感じられる。全国で、たくさんの良さを認められたり、感じ

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令和5年度全国学力・学習状況調査の結果(国語編)

令和5年度全国学力・学習状況調査の結果(国語編)

2023年7月31日月曜日、毎年恒例となっている全国学力・学習状況調査の結果が出た。
義務教育学校の教員であれば、夏休みのこの時期の恒例行事(?)といってもいいのではないだろうか。

いつも思うのは、

「学力って何だ。」

という点である。
この調査の名称は長く使われているのだけど、この言葉が独り歩きしている点がとても気になる。「学力って何だ。」を先生たちで話し合わないでこの結果だけを見ると、受

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生成AIに関するガイドラインを読んで

生成AIに関するガイドラインを読んで

https://www.mext.go.jp/content/20230704-mxt_shuukyo02-000003278_003.pdf

2023年7月4日に文部科学省から「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドラインの作成について(通知)」が出てきた。
現場感覚の個人的な主観を述べるなら、「やっと、出た。」というところなのだが、国の文書はとても丁寧に作られている

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