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#キャリア相談
聴く力と場を創る力、コミュニケーション力の内訳
先日、担当した研修の中で話題となった本が「LISTEN」です。
「相手が自分でもわかっていないことを聞けるのが、優れた聞き手」等、心に残る言葉が綴られています。
一方で、普段の生活の中ではそこまで「聴く力」に注目が当たることは少ないのではないでしょうか?それは私たちが、「コミュニケーション」という言葉を聞いたときにイメージする内容が「話す力」に関わるものが多いためです。
私達は、「コミュニケー
パフォーマンスの質を見直す、ディスカッションパートナー活用法
仕事でモヤモヤしてきた時には、問題を分解してそれぞれの対処法を考えると解決しやすい、というお話を複数の方からお聞きさしました。
つまり、自分に関わる全ての課題を、「仕事内容」だけに結びつけないということです。
例えば、以前よりもパフォーマンスが出しにくくなってきたと感じたとき、
プライベートで問題が影響して集中できにくい場合は、プライベートの悩みの解決法を考える。
体調があまりよくなくて、
棚卸から未来志向に変える。大人のレジュメ添削。
社会人経験が長くなってくると、経歴を棚卸するだけでもかなりのボリュームです。実績も増えてきますね。けれども、それらをただ書き記して、転職やフリーランスの際の仕事獲得に活用しても、なかなか次に進めません。組織内での異動希望の交渉時も、同様です。
これからやりたいことや、企業のニーズとの関連性がわからないからです。
大人世代こそ、レジュメはご自身のキャリア戦略に沿ったアップデートが重要ですね。
リーダーシップと、人間的な魅力の関係
リーダーになりたくない、というご相談は数年前まで多かったように感じます。リーダーというと、メンバー全員を引っ張っていく人、指導者、部下の責任も負って残業をいとわない人、大勢を管理する管理職、といようなイメージを持つ方も多かったのではないでしょうか。
引っ張っていくためには、すべてにおいて、メンバーよりも秀でていなくてはならない、メンバーよりも残業して働き続けなくてはならない、プレッシャーもあった
45歳が分岐点?やりがいと昇進の関係
タレントマネジメントのイベントでお聞きしたお話では、組織においては「45歳前後で、キャリアの終わりを意識する人が多数派になる」とのこと。
なぜなら、昇進の可能性が判明し、可能性がない場合には「期待が低い」と捉えて、挑戦的な行動を起こしにくくなるからです。
参考:法政大学石山教授「シニア活躍とは 企業の人材施策と自律的なキャリアの方向性」
期待が低いと捉えると、挑戦しにくくなることは、どの組織
話を聴く経験が不足する理由
「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる」を読んで印象に残ったこエッセンスと感じたことをご紹介します。
私たちは話を聴くことを学んでおらず、自分の話を聴いてもらう経験も不足してるとのこと。人前でプレゼンをすることや、話をすることが上手かどうかは学んできているというのに、という内容がありました。
日本では、小さい頃から大人の話を聴く機会が多い環境ですが、何を伝えようとしているのかを集中
複数の強みを持つ人。大人のキャリアデザイン。
ミドル層のキャリア相談や、企業内キャリアコンサルティングでは、「もう一つの強みを持つ」というトピックが増えているように感じます。書籍の「ライフシフト」では、複数の強みを持つ人を連続スペシャリストと表現し、今後のニーズを紹介していました。
昔ながらのキャリア形成では、一つの職種を極めることや、同じ業界でスキルアップすることが一般的でした。最近、複数の強みを持つことへのハードルが下がった背景には、定