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リーダーシップと、人間的な魅力の関係

リーダーになりたくない、というご相談は数年前まで多かったように感じます。リーダーというと、メンバー全員を引っ張っていく人、指導者、部下の責任も負って残業をいとわない人、大勢を管理する管理職、といようなイメージを持つ方も多かったのではないでしょうか。

引っ張っていくためには、すべてにおいて、メンバーよりも秀でていなくてはならない、メンバーよりも残業して働き続けなくてはならない、プレッシャーもあったかもしれません。

リーダーというのは業務上の役割であって、業務知識やメンバーの信頼を得ているという点は他のメンバーよりもあるかもしれませんが、それ以外のすべてにおいて秀でている必要はありませんよね。また、リモートワークが進み、誰もが介護や体調、育児等と両立しながら働く時代では、長時間労働しない方のほうが喜ばれますよね。

最近では、他メンバーの力を引き出しグループとしての力を最大限に生かしていくリーダーシップスタイルや、他メンバーの支援に回るリーダーシップスタイルもあります。右肩上がりで経済成長をつ続けていた時は、圧倒的なパワーで引っ張っていくリーダーシップスタイルがフィットしていたのですが、変化の大きい現代においては、メンバーの力を引き出していくリーダーシップスタイルがフィットしているのです。

そうして、経験を積んでいくことで、ビジネススキルだけでなく人間力も磨かれていくことと思います。

先日も、あるところで取材を受けて、そのようなお話になりました。

ワークショップやキャリア相談でも、個別にお伝えしています。