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学び続けなくちゃ症候群と、リスキング

リスキングとは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必
要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する」です。特に、今不足しているデジタルスキルを習得することの必要性を入れています。

一方でリカレントとは、「働く→学ぶ→働くのサイクルを回し続ける、学び直し」と言われています。一度、職場を離れて学び、再び職場に戻るもしくは再就職するというイメージです。


リスキングで注意したいのは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化 とリスキングの内容がフィットしているのかどうか。次の職場で必要なスキルかどうかわからないまま、働く➡学び➡学び、になっていないか、ということです。

リカレントで注意したいのは、働く→学ぶ→働くのサイクルになっているのかどうか。学び➡学び➡学び、になっていないか、ということです。


学びは、達成感も得られやすく、資格取得は自信にもなりやすい大切な事柄です。けれど、市場ニーズや職場のニーズとフィットしていなければ、将来的に自信がさらに低くなるかもしれません。一度、現在の職場のニーズや、想定している就職先のニーズを確かめてみることも大切ですね。


専門家として、講座やキャリア相談でご相談に乗っています。


参考:経済産業省「デジタル時代の人材政策に関する検討会

   リクルートワークス「リスキングとは