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なぜ「出版社のウェブメディア」には未来がないのか 〈後編〉 成功に見える失敗
なぜ「出版社のウェブメディア」には未来がないのか 〈前編〉 の続きです。
〈前編〉では、ウェブメディアビジネスは出版社が注力すべきものではない理由を、
1.収益 2.集客 3.運営
という点から説明しました。
こちらの〈後編〉では、
・旨味の少ないビジネスに出版社が傾倒してしまった理由
・未来がないと気づいても止められない理由
そして、
・今、まずすべきこと
さらには、
・それでもウェブメディ
なぜ「出版社のウェブメディア」には未来がないのか〈前編〉消耗戦に陥る構造
2010年代は「出版界の失われた10年」だと私は考えています。
その主な要因の一つとして、
ウェブメディアに邁進してしまったこと
が挙げられます。
ウェブメディアビジネスは、その構造上、出版社には未来がないのです。
○百万PV! ○千万PV!と喧伝されている昨今だからこそ、その理由を整理して、しっかりと説明したいと思います。
■ウェブメディアに注力すること自体が間違い私自身、一時は、ウェブ
【ビジネスや教育に役立つ】 ウェブメディアを8タイプに分類&図解しました
多種多様なウェブメディアがありますが、
それぞれがどのような目的で作られ、
どのように収益をあげようとしているのか
を把握すると、「そのサイトとどう接すればいいか」が格段に理解しやすくなります。
メディアリテラシー向上にもつながります。
以前、大学での講義や、会議・打合せで使用するために作成した図を
広く役立ててもらえるよう、公開することにしました。
皆さんのビジネスや教育などに活用してもら
編集者が『編集思考』を読んで考えたこと:「流通」と「信者」
このタイトルは編集者としては読まないわけにはいかない…
という本が、時折あります。
佐々木紀彦さんの著書『異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考』もその一つ。
そのまんまですが。
率直な感想は「この内容でこの分量は多いかなあ…」ですが、
気になる箇所は随所にあり、面白く読みました。
気になったところをピックアップしていきながら、
出版業界や自身の仕事について考察していきま
「コンテンツの価値を最大化」視点から「出版社ビジネスモデルの変遷」を図解してみる
大学で講義した内容を、自分自身の振り返り用に記した前の記事「編集者の仕事は「コンテンツの価値を最大化」:明治大学の講義で話したこと」が、想定していたよりも多くの方に読んでもらえ、コメントもいただけました。
その反応を見ることが、自分自身でも「この先の出版社のビジネスモデル」について、「コンテンツの価値を最大化」という視点から熟考する機会につながりました。
noteという場にアウトプットしたこと