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#写真
あなたが見てるのはあなただけの映画(クリエイティブディレクター千原徹也さん×映画監督犬童一心さんのトークライブを見た夜のこと)
週末に、クリエイティブディレクターの千原徹也さんと、映画監督の犬童一心さんのトークライブを見に行った。
その中で出てきた話で、「ああ、このメッセージは、今年一年を通じて何度も受け取っているものだなあ」と思ったので、メモがわりに書いておきます。
最後の質問コーナーの時、ある参加者の方が「映画を撮っていて一番面白いことはなんですか?」と言う質問をした。犬童監督がそれに応えて話したのはこんなことだった
「肩書がない自己紹介」 山より海が好きです。
昨日、「肩書がない自己紹介」という記事を見つけて、とても素敵だなと思ったので、やってみたいと思う。
ちなみに私は、昨日、もう一段高みを目指すにあたって「写真家としてやっていきたいの?」と聞かれて、「清水美由紀としてやっていきたいんです」と答えたくらい(そしてこう答えたのは初めてでない)、肩書きではないところで生きたいと願っている人間です。そして、今松本に住んでいるので誤解されがちですが、山より断
私が写真という表現を選んだ理由 続
数年前、私の強みはこの辺にありそうだと、と教えてくれた友達がいる。
その子が少し前、さらに私の強みとして核心にせまったことを伝えてくれた。それが、「私が世界を見る視点」
その子は言った。
「新海誠監督って、東京の街をすごく綺麗に描くじゃん。あれって、美しく誇張して描いているっていうより、本当にそう見えてるんじゃないかって。うりちゃんも同じ目を持ってるんだと思う。」
この言葉を聞いたとき、うん
時代感覚とクリエイティビティ
やっぱりアーティストと呼ばれるような人たちは 時代の感覚を日々捉えているんだろうなと感じることがある。
例えば、ある人はこう言ってた。
「コロナが落ち着いたら〇〇したい」と言うのをよく聞くけれど、コロナは落ち着いてるんですよ。コロナによって落ち着かないのは人間の方。
私はアーティストとは程遠いけれど、 こう言う感覚の方がストンと理解できる。アーティストは自然とともにあることが多いからかも
条件を外したら、願望はシンプルな一文になる
先月から絵を描きはじめた。
OLの頃は、銀座のアートスクールに通って、週末に絵を描くことを楽しみにしていた。初めての社会人生活で無意識に「ちゃんとしなきゃ」を発動させていた私にとって(とは言えきっと社会人標準なんてものがあったら全く適合できてなかったと思う)、会社にいる時に比べたらスケッチブックの上で私は自由だったけれど、誰に見せるわけでもない絵を描きながら、それでもどこかに他人の評価軸を感じて
絶望は、殻を破って新しい自分になるチャンス
「先行きの見えない時代」
そんな言葉をこの数ヶ月で何回聞いただろう。
この先どうなるか分からない。
不安定で、確証もない。
自分が宙ぶらりんな気がする。
不安を打ち消そうとしても、
もやもやが残る。
楽しいこともあるけれど、
その根底に流れているのは言い知れぬ恐怖。
日々心配が募る。その気持ちに侵食される。
早く元に戻ればいいのに、そう焦る。
そんな気持ちの断片が、SNSやメールから日々発せら
指の間をさらさらと流れ落ちてくのは記憶(2020/6/15-21の日記)
2020年6月15日(月)春先に蒔いたパクチーの種。今は5cmくらいの高さになり、少しづつ葉を摘んで食べようかなという頃。鉢の縁に蟻と蜘蛛がいる。蜘蛛は縁の真ん中に居座り、蟻の行く手を阻んでいる。蟻は蜘蛛から逃げたり、回り道を探したり蟻同士で触覚を触れ合いながら何かを伝えている。
それを見た娘は、枝を拾い、蜘蛛をどかした。「これでありさんとおれるね」と。どうやら私たちの心の中には、弱い者を助けた
庭や散歩道で見つけた花を食卓に(食べる花の話)
いつも忙しく西へ東へ動き回っていた私だけど、この春夏は松本にもう3ヶ月もいる。自然に囲まれた環境の中で、ハーブの種を蒔いて芽が大きくなるのを愛でたり、庭で摘んだ花を部屋に飾ったりしていたわけですが、この春はそこから一歩進んでやってみたかったことにいくつかトライすることができました。
それは、花を食用として使うこと。
エディブルフラワーを使ったお菓子も巷では増えています。初めて見たときは私も感激