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占い師の本棚

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占い師が独断と偏見で面白かった本を紹介するマガジン
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占い師という仕事にいま一度立ち返る

占い師という仕事にいま一度立ち返る

2024年6月に、占い界を震撼させる出来事がありました。

要約をすると、Xでフォロワーが5万人以上いた人気占い師が過去数ヶ月に渡って他人の著作物を盗用したという騒動でした。

この騒動を耳にした時、
「そのうち出ると思った」
というのが正直な感想でした。

私自身、過去に記事を盗用された経験があるからです。

私の周りでこのようなことが起こっているということは、
他にも同じようなことが大事となっ

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【読書感想文】病は気から【病気になるのにも意味がある】

【読書感想文】病は気から【病気になるのにも意味がある】

占いに使えそうな本を見つけたのでご紹介します📖

体調不良の夏
ここ数年間は占い業と並行して行っていた前職は販売業をしていました。

しかし冷凍庫のある職場に働いていたため、一年中体が冷えっぱなし。

冷えは万病の元とも言うし、このままでは良くないなぁと感じながら働いていたのですが、
今年の夏はとうとうめまいが酷くて出社できない状況に。

めまいを皮切りに39度の高熱、ぎっくり腰、扁桃腺炎に相

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【今更ながらまとめてみた】2023年3月の読書記録【読んでないから代わりにおすすめ本の紹介】

【今更ながらまとめてみた】2023年3月の読書記録【読んでないから代わりにおすすめ本の紹介】

ついうっかり読書記録をまとめるのを忘れてたので、4月の下旬の今になってようやく読書についての記事をまとめてみた。

3月はくっっそ忙しくて本が読めなかったので、おすすめの本を紹介するので勘弁して欲しい。

【自己啓発本】
デイトレード


最近投資についての相談が多いので、ことある事にお客さんに進めている本。

「株式を取引するのではなく、人を取引する」という作中の言葉の通り、テクニカル

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【読書紹介】2023年2月の読書記録【読んでないから代わりに書いた】

【読書紹介】2023年2月の読書記録【読んでないから代わりに書いた】

今月は忙しすぎて本をほとんど読めなかったので、代わりに今まで読んだ本を分野別に紹介してみた。

自己啓発本

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト
(講談社+α文庫)

ことある事に読んでる本。
頭がしっちゃかめっちゃかになりそうになった時に頭の中をスッキリさせるために読んでいる。

毎日が忙しくて、自分で意思決定をしたり取捨選択をする必要がある人の役に立ってくれる一冊。

物事の見方や発想の

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2022年10月の読書記録

2022年10月の読書記録

10月中に読んだ本についてまとめてみました。
今月は忙しかったけどまずまず読めたかな。

すでに11月に読む本を決めているので、積読にならないように頑張らねば。

2022年9月の読書記録

2022年9月の読書記録

9月に読んだ本についてまとめてみた。

今月はなかなかたくさんの本を読んだ感じ。
まだまだ毎日暑かったけど、わたしの中では
「読書の秋」

【書評】災害大国で暮らすということ『歴史を変えた自然災害/ルーシー・ジョーンズ』

【書評】災害大国で暮らすということ『歴史を変えた自然災害/ルーシー・ジョーンズ』

ここ数年頻発する台風や地震、ゲリラ豪雨などの災害に対して危機感を抱いていたので本書を手に取ってみた。

政治や文化などの歴史の転換期のきっかけになった災害についてまとめてあるので、災害史と言うよりも人類史にフォーカスされた本のように思う。

読んでみた感想を、備忘録としてまとめてみた。

災害が起こる土地は住みやすい土地
自然災害は、生命の誕生以来ずっと人々を苦しめてきた。
しかし、災害の多い

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2022年7月の読書記録

2022年7月の読書記録

2022年の7月の読了ツイートをまとめてみた。
どちらかと言うと出先で実用書や雑誌を読むことが多かった印象。

2022年6月の読書記録

2022年6月の読書記録

今月の読んだ本のツイートをまとめてみました。

もっと読んでるけど、面倒くさがってツイートしてない感じ。

来月は頑張ってアップしよ。

発酵は文化だ!「くさい食べ物大全」

発酵は文化だ!「くさい食べ物大全」

におい=個性個人のパーソナリティを表すもののひとつに匂いがある。
体臭だけでなく、生活臭や身につけている香水もその一部に入るだろう。
私は占い師の鑑定の仕事の傍ら、観相師として様々なデータを取ってきたが、その中でも「におい」というのは重要なファクターになると常々考えていた。

つまり、個人のにおいを特定して分類すればある程度相手がどういう人間か分かるということだ。

冒頭部分のこの文章を読んだ時に

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食を突き抜けたらこうなる📖「辺境メシ」高野秀行

食を突き抜けたらこうなる📖「辺境メシ」高野秀行

日本、いや世界各国を旅していると「なんだこりゃ」と思う料理はたくさんある。

日本ならくさや、フグの卵巣漬け、クチコ、コノワタ
世界ならドリアン、シュールストレミング

最初に食べた人はなにを考えたんだろうと思うものばかりだ。

この本は世界中の危険地帯を飛び回って、様々なものを食いつくした作者が書く食のエッセイ。

(冒頭の引用)

食の可動域が広がるといろいろなものを食べてみたくなる。実際、辺

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都合が悪いのは妖怪のせい📖「飢餓浄土」石井光太

都合が悪いのは妖怪のせい📖「飢餓浄土」石井光太

飢餓の果てに浄土があるのか、浄土でも飢餓は続くのか。

死ねばたいてい、この世から離れることになる。
変わるのは残された人の思い出と「解釈」だけ。
飢餓浄土とは、死者のことを指しているのではなく、残された人たちの住む世界を表した名前なのかもしれない。

うーん素晴らしいタイトル。

タイトルもいいが、表紙をめくったら出てくる言葉にさらにしびれる。

(引用)
現実のなかで、幻が人間を励まし、ふるい

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