meimy@日常エッセイ

文章と写真と旅行が大好きなOLです。感受性が豊かすぎて毎日色んなことを感じて生きていま…

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文章と写真と旅行が大好きなOLです。感受性が豊かすぎて毎日色んなことを感じて生きています。日記として使おうかなあ…。エッセイが好きでエッセイを書きたいです。 stand.fm▶https://stand.fm/channels/6069300abe8d4428b9ad9861

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記事一覧

妊娠出産育児が壮絶すぎてノートをお休みしていましたが、少しずつ再開していきたいな。また読んでもらえたら嬉しいです。

【通院妊活備忘録】1年半不妊だった私の初陽性記録・心掛けていたこと

いつもと全然違うテーマで、備忘録を残させてください。 1年半見ることのできなかった妊娠検査薬の陽性。初めて見ることができました。 この先まだまだ分かりませんが、初…

若者特有の孤独と焦燥

過去にベストセラーになったという、20歳の原点という本を読了した。 もう20歳なんてとうの昔に過ぎ去ってしまった私が読むと、どこか懐かしく心臓をつかまれるような気持…

焦燥感に苛まれ、春【日記】

ああ、何ということか。 現実は思った以上に厳しいらしい。 ついに妊娠せずに二年くらい経ってしまった。本格的に不妊向け病院に通ったのは夏からだから、医療に頼ってか…

選ばれる側になる方法

私たちは毎日、何かを選択して過ごしている。 夕飯の献立も、洋服も、休日の時間を何に費やすのかということも。それは自動的に決まるわけではなくて、全てが私たちの選択…

衝動と理性では衝動が勝つのか【日記】

はらはらと優しい雪がふる寒い日のこと。 私は仕事帰りにコーヒーショップのドライブスルーに寄った。 勤務中、休日に一人で出勤したせいもあり私の席はとても寒くて、絶…

老いに向きあうということ

「あれ…?白髪…!!」 先日旦那に見つけられてしまった私の白髪。 悲しいかな、そんなに年を取ったとは思っていなかったのに、私は老いてきているらしい。 老いという…

仕事、辞めるのも続けるのもしんどいなぁ

私はコミュニケーションが苦手だ。 初めての人と慣れるまでは時間がかかるし、距離感も分からない。 私のおっかなびっくりな対応について、「びっくりしやすいんですね」と…

愛されたい症候群だった頃

【18歳の私の気持ちの備忘録】 私のことを、唯一、特別だと認めてくれる存在が欲しい。 ======================== 私は全然美人という部類で…

よくわからないけれど、「誰かの嬉しいこと」って、嬉しいじゃない。

他人の幸せを喜べる人になりたい。 ===================== 少し前に、「きのうなに食べた?」という映画を観た。 年末年始前は旦那が仕事で忙しい…

家々の貧富の差を露呈させる結婚制度

他人の家庭の奥深くに入り込むことが、普段の生活にあるだろうか。 私は今までの人生には無かった。友達の家に遊びに行っても、彼氏の家の事情を聞いても、そこで知ること…

【備忘録】妊活辞めてもいいかな

【今回は個人的な日記です】 病院で排卵日を推定してもらって、規定の日にタイミングを取るという方法を続けて4か月ほど。 ついにタイミングが上手く取れなくなってきて…

【妊活】戦略立てて生きなければならぬ私たち

今回も駄目だった。 期待しないようにしていたが検査薬は陰性。 このコロナ禍の中だと「陰性」とは幸運の象徴なのだろう。 が、私が行ったのはPCR検査ではない。 妊娠検査…

何も救われない世の中だから冷たい珈琲を飲んだ

ああ、人はいつだって自分勝手だ。 世の中はどうしていつもこんなにも、他人に対して優しくできる人がいないのだろう。 定時で帰りたい人達が列をなし、労働時間の対価と…

100万円費やしても治らなかった皮膚炎と共にある私の人生。でも、希望はある。

私は皮膚が弱い。皮膚科やサプリなどには100万円は費やした。 でも治らなかった。学生時代は赤くただれる皮膚炎を人に見られたくなくて、性格も暗くなってしまい黒歴史…

「いい人」が一番損をする世の中なんて捨てたいけど

職場や家庭で、「誰がやるか決まっていない仕事」というものがある。 世の中にはそういう所在の決まっていない浮遊しているものがあって、 それは例えば「ごみ捨て」や「…

妊娠出産育児が壮絶すぎてノートをお休みしていましたが、少しずつ再開していきたいな。また読んでもらえたら嬉しいです。

【通院妊活備忘録】1年半不妊だった私の初陽性記録・心掛けていたこと

いつもと全然違うテーマで、備忘録を残させてください。
1年半見ることのできなかった妊娠検査薬の陽性。初めて見ることができました。
この先まだまだ分かりませんが、初陽性に至った経緯をまとめておきたいと思います。(異所性妊娠や化学流産だったとしても、まとめておくことで切り替えて頑張れそうです)

私は結婚して数年、本格的に妊活をして1年半。夫婦ともに30代です。おおよそ8ヶ月前から不妊専門クリニックに

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若者特有の孤独と焦燥

若者特有の孤独と焦燥

過去にベストセラーになったという、20歳の原点という本を読了した。
もう20歳なんてとうの昔に過ぎ去ってしまった私が読むと、どこか懐かしく心臓をつかまれるような気持ちがする。

10代後半には、社会に、世界に、押しつぶされてしまいそうになるような、禍々しくて大きい、特有の孤独があるのだ。
孤独は私を急かす。
急かすだけでなく悩ませる。

19歳、家族と離れ一人暮らしを始めると気づく。
家族というの

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焦燥感に苛まれ、春【日記】

焦燥感に苛まれ、春【日記】

ああ、何ということか。
現実は思った以上に厳しいらしい。

ついに妊娠せずに二年くらい経ってしまった。本格的に不妊向け病院に通ったのは夏からだから、医療に頼ってからは数か月だけれども。過去の自分が「この時までには絶対に妊娠している」と思っていた、春になってしまった。焦る。

ここ最近は病院からの人工授精圧がとてもあるのと、クロミッドなる排卵誘発薬の副作用に困り、精神的にストレスがかかったため1か月

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選ばれる側になる方法

選ばれる側になる方法

私たちは毎日、何かを選択して過ごしている。
夕飯の献立も、洋服も、休日の時間を何に費やすのかということも。それは自動的に決まるわけではなくて、全てが私たちの選択の結果である。

と同時に、「選ばれる」という逆の立場も経験している。
学校から、会社から、恋人から…。人生は選択の連続だとはよく言ったものだが、同時に選ばれることの連続だとも私は思う。結婚なんてその際たるもので、選んでいると同時に自分の価

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衝動と理性では衝動が勝つのか【日記】

衝動と理性では衝動が勝つのか【日記】

はらはらと優しい雪がふる寒い日のこと。
私は仕事帰りにコーヒーショップのドライブスルーに寄った。

勤務中、休日に一人で出勤したせいもあり私の席はとても寒くて、絶対に帰りにあたたかいものを飲んでやろうと強くこころに決めていたのだ。

待ちに待った順番がまわってきた。いざ注文パネルへ。
あたたかい、カフェモカのようなものを…と考えていたはずの私の心をわしづかみにしたのは、「チョコレートのフラペチーノ

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老いに向きあうということ

老いに向きあうということ

「あれ…?白髪…!!」

先日旦那に見つけられてしまった私の白髪。
悲しいかな、そんなに年を取ったとは思っていなかったのに、私は老いてきているらしい。

老いというものは、果たしていつから始まるのだろう。
生まれてから身長も体重も精神も成長の一途をたどり、できることがどんどん増えていく。そんな浮足立った日々から、急にどんどんできないことが増えていく、崩れていくステージになるなんて、あんまりだよなぁ

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仕事、辞めるのも続けるのもしんどいなぁ

仕事、辞めるのも続けるのもしんどいなぁ

私はコミュニケーションが苦手だ。
初めての人と慣れるまでは時間がかかるし、距離感も分からない。
私のおっかなびっくりな対応について、「びっくりしやすいんですね」とか、「ちょっと変だよ」と言われたりするくらい。だから、テキパキと物事をこなせる女性からは、煙たがられることもあった。

そんな私なので、新しく入ったこの会社はちょっと居心地が良くない。
前の会社はアットホームで、コミュニケーションが苦手な

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愛されたい症候群だった頃

愛されたい症候群だった頃

【18歳の私の気持ちの備忘録】

私のことを、唯一、特別だと認めてくれる存在が欲しい。

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私は全然美人という部類ではなくて、高校時代もカーストの割と下の方にいた。友達には彼氏もいたけど、私はそういうものとはめっぽう縁が無かった。

大学に入学し、初の一人暮らし。環境が変わることが大嫌いな私が、選んで立ったその地は溢れるほど人がいて、ああ、飲み込ま

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よくわからないけれど、「誰かの嬉しいこと」って、嬉しいじゃない。

よくわからないけれど、「誰かの嬉しいこと」って、嬉しいじゃない。

他人の幸せを喜べる人になりたい。

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少し前に、「きのうなに食べた?」という映画を観た。

年末年始前は旦那が仕事で忙しいし、一足先に年末年始休みに入った私は、
上記の映画をひとりで鑑賞することにした。
少し前に会った友人が、「良かったよ」とすすめていたことも決め手になった。

詳しい内容は割愛するが、私に一番響いた言葉をここに記しておきたい。

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家々の貧富の差を露呈させる結婚制度

家々の貧富の差を露呈させる結婚制度

他人の家庭の奥深くに入り込むことが、普段の生活にあるだろうか。

私は今までの人生には無かった。友達の家に遊びに行っても、彼氏の家の事情を聞いても、そこで知ることができるのはとても表面的な情報であり、家々の価値観や状況はつかみきれない。
だから普段は、「自分の生家がそんなに裕福じゃないな」とか「あの子はお金持ちかも」といったざっくりした理解で終わっていることがほとんどだ。

「私の家は貧乏かもしれ

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【備忘録】妊活辞めてもいいかな

【今回は個人的な日記です】

病院で排卵日を推定してもらって、規定の日にタイミングを取るという方法を続けて4か月ほど。
ついにタイミングが上手く取れなくなってきてしまった。
最後まで上手にできない。途中で終わってしまう。。。

排卵日あたり1週間で3回ほど取り組んでみたが、全て同じ結果。
旦那にとって妊活としてのタイミングがプレッシャーなんだと思う。
頭では分かっている。でも私は泣いてしまった。

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【妊活】戦略立てて生きなければならぬ私たち

今回も駄目だった。
期待しないようにしていたが検査薬は陰性。

このコロナ禍の中だと「陰性」とは幸運の象徴なのだろう。
が、私が行ったのはPCR検査ではない。
妊娠検査薬だ。

体液が染みていく検査薬に1本しか線が出ないことを
確認した瞬間、
わんわんと声をあげて、一人リビングで泣き出してしまった。

朝五時。旦那はまだ寝ている。

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妊娠なんて、正直興味が無かっ

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何も救われない世の中だから冷たい珈琲を飲んだ

ああ、人はいつだって自分勝手だ。

世の中はどうしていつもこんなにも、他人に対して優しくできる人がいないのだろう。

定時で帰りたい人達が列をなし、労働時間の対価としてできるだけ多くの金銭をむしり取りたい奴らがはびこっている。
気付いたらよく働く私が一切の仕事を請け負っていた。海のようだ。ごみを投げても一瞬で消えてなくなる、なくなるように見えて海底に蓄積していくというのに。

仕事で人の役に立ちた

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100万円費やしても治らなかった皮膚炎と共にある私の人生。でも、希望はある。

100万円費やしても治らなかった皮膚炎と共にある私の人生。でも、希望はある。

私は皮膚が弱い。皮膚科やサプリなどには100万円は費やした。
でも治らなかった。学生時代は赤くただれる皮膚炎を人に見られたくなくて、性格も暗くなってしまい黒歴史だった。写真も撮られたくなかった。
もし同じ状況の人がいれば、希望を持ってほしいので人生の記録をしておきく。

小学校のころはつるつるぴかぴかの綺麗な皮膚だった。
たまに感染症になって目のまわりの皮膚がぼろぼろになるくらい。
生活には支障が

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「いい人」が一番損をする世の中なんて捨てたいけど

「いい人」が一番損をする世の中なんて捨てたいけど

職場や家庭で、「誰がやるか決まっていない仕事」というものがある。
世の中にはそういう所在の決まっていない浮遊しているものがあって、

それは例えば「ごみ捨て」や「掃除」「整理」「シンク磨き」「ポットのミ水入れ」「コーヒーメーカーのセット」などである。

忙しい毎日。1分1秒が惜しいようなそんな日々の中で、誰もやる余裕がない。みんなが「辞めたい」と思っている会社では、みんな自分のことが一番になって、

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