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今思うこと 記事まとめ

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脳の妄想

脳の妄想

不安や恐れは脳の反応である。
DNAに組み込まれた自己防衛反応だ。

起こった現実だけを受け止め理解し、余計な不安や恐れは感情が作り出した自己防衛のための反応であり妄想だということを理解すること。

負の妄想は事態を悪化させ、自分の心を制御不能にしてしまう。
妄想を真に受けてパニックになってはいけない。

理性を保つためには、客観的な思考と意志の力が必要になる。
自分の心に否応なしに浮かんでくる負

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盲信は逃避である

盲信は逃避である

何かを信じたい、と人は思う。

宗教
思想
教育
政治

だが、それらを盲信することは危険だと思う。

妄信することは簡単だ。
その方が楽だから。

断片を捉えて全てを理解したように思ってしまう。

若者が何かと言えば神という言葉で表現するのもそうだ。
神という言葉が薄っぺらいものになってしまっている。

盲信する人間は、満たされないものを抱えているのだと思う。

自分自身の現状に対する不安や不満

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自分を疑え!

自分を疑え!

自分の前に立ちはだかる現実と
その現実に負けそうになる自分の弱さに
どう向き合えばいいのか?

現実とは、時に残酷で容赦がなく、苦悩に満ちている。

何でこんな目に会わなきゃいけないんだ?
何で自分だけこうなんだ?

そう思いたい気持ちにもなる。
しかし、嘆いても何も現状は変わらない。
落ち込んだり悩んだりし始めると、その現実に翻弄されて行くことになる。

どんな現実であろうと、それが目の前で起こ

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被害者と加害者の構図

被害者と加害者の構図

国の給付金4,630万円が誤って一人の人間に振り込まれた事件が連日話題になっている。振り込んだ役所が被害者で、振り込まれた方が加害者という構図が成り立っている。誤って振り込まれたお金は返すのが確かに筋だ。それは間違いのないことだ。

しかし、どうもスッキリしないのがこの被害者と加害者の構図だ。どちらも加害者であり、被害者ではないか。役所が間違えなければ、顔までさらされて、この人の人生に傷をつけるこ

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手を出した方が負け⁉

手を出した方が負け⁉

アカデミー賞の授賞式でプレゼンターであるコメディアンのクリス・ロック氏をウイル・スミス氏がビンタした。
スミス氏のこの行動に対して賛否両論が世界中で飛び交っている。

ことの発端は、プレゼンターのクリス・ロック氏が、スミス氏の妻で、脱毛症に悩むジェイダ・ピンケット・スミスさんの髪型を映画『G.I.ジェーン』の角刈りになぞらえて茶化したことにある。

スミス氏は妻を侮辱されたと感じ激怒し、舞台に上が

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生徒会長VS番長

生徒会長VS番長

ウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカの国会演説で、今回のロシアによるウクライナ侵攻を、イスラム過激派による9.11テロと日本による真珠湾攻撃に例えて強く非難した。

これに対して、不快感を示した日本人は少なくないようだ。
一方、日本の国会演説でゼレンスキー大統領は、日本をアジアのリーダー、ソビエトと最初に戦った国である、と賞賛している。

この人、なかなかしたたかな人だと感じる。

「ロシアの

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拝啓、プーチン大統領様

拝啓
プーチン大統領様

あなたは今どうお過ごしでしょうか?
毎日気の休まる時がないんじゃないでしょうか。

一度振りかざした拳は、なかなか下ろすことが出来ません。
無益なプライドもあるのでしょう。

その間に、ロシアとウクライナの数千人の罪のない人達が亡くなって行きます。

この殺略にはどんな意味があると言うのでしょうか。
そしてどんな結末を迎えるのでしょうか。

愛国心?
人殺しのどこが愛国心

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母が亡くなりました。

母が亡くなりました。

今月、母が亡くなりました。

母は、最後の四年間を病院で過ごしました。
それなりに覚悟はしていたのですが、やはり辛いものですね。

入院中、後半の二年間はコロナのせいで面会は出来ませんでした。

何年も前のことですが、母は肺炎になり、生死の境をさまよったことがあります。

わたしは医師に呼ばれ、「もう回復することはないでしょう」と言われました。レントゲン写真の母の肺は、片方が真っ白、もう片方も半分

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心の断捨離

心の断捨離

本当の自由とは、つかみとるものではなく、邪魔なものを捨てることではないかと思う。

心の中の断捨離が出来れば、悩み苦しみからも解放され、真の自由が手に入るはず。

しかし、人間が持つ煩悩と言う厄介者は、私達を簡単には解放してくれないもの。

ちなみに、わが家は今引っ越しを予定していて、長年ため込んでしまった物達の断捨離をしているところです。

個人的に思い入れの強いものは、やはり捨てにくいですね。

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無益な怒り

持病があるので病院に行った。
病院の職員に大声で怒っている人を見掛けた。

「またか…。」

何故か、この光景をよく見る。
人の振り見て我が振り直せ、と言うけれど…。
「お前も気を付けろよ」という神のお告げか 笑。

怒っているのは、中高年の男性に限定されてしまう。
待たされたことに怒っている。
確かに長々と待たされるのはしんどい。

わたしも朝の九時半に家を出て検査・診察を終えて帰ってきたら夕方

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未来はこの手の中に

未来はこの手の中に

子供の頃見た風景が、こころの中に映像として今も残っている。

確か小学校3,4年生の頃だったと思う。
実家の近くの原っぱで遊んでいた時のこと。

記憶では近くに今は絶縁状態の兄が居たように記憶している。
兄の声が聞こえる中、わたしは草むらで大の字になって寝転がり、流れる雲を見上げていた。

もう何十年も前のことなのに、今でもたまにあの雲を思い出すことがある。

あの流れる雲の向こうにあるだろう自分

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コロナワクチン接種しない正義?

コロナワクチン接種しない正義?

YouTubeで高須クリニックの院長である高須幹弥氏が、コロナワクチンを接種しない自由もあると言っていた。
それに対して大勢の射ちたくない派の人達がコメント欄に群がっていた。

大多数の人は打たない権利を主張していた。
周りからも「なぜ打たないのか?」と問い詰められて不愉快だ、という意見も多かった。

まず、ここで混同してはいけないのは、

・打たない人
・打てない人

二種類の人がいるということ

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人生は長距離走ではなく短距離走

人生は長距離走ではなく短距離走

人生は長い旅路の様なもの?

近頃世間では、人生100年時代と言われている。
健康寿命と言われるように、元気なら長生きも悪くないかも知れない。

もしも、人生がマラソンならゴールははっきりしている。
42.195km先がゴールだ。

しかし、ゴールの見えないマラソンは苦痛でしかない
それでは我慢比べになってしまう。
リタイアしたら、そこがゴールとなるだろう。

自殺する人は、ゴールまでの遠さに耐え

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オリンピックは観ない?

オリンピックは観ない?

これは、個人的な意見ですが、
わたしは、コロナの感染が広がる中でのオリンピック開催には反対でした。
人命に勝るものはないと思いますから。

現に、思った通り東京ではオリンピック開催後、コロナ感染者が急増しています。

政府は国民の反対を押切り、オリンピックを開催しました。
国としての考えもあるのでしょう。

政府の立場として、命を踏み台にしても優先しなければいけない事があるのでしょう。

それでも

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