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心の断捨離

本当の自由とは、つかみとるものではなく、邪魔なものを捨てることではないかと思う。

心の中の断捨離が出来れば、悩み苦しみからも解放され、真の自由が手に入るはず。

しかし、人間が持つ煩悩と言う厄介者は、私達を簡単には解放してくれないもの。

ちなみに、わが家は今引っ越しを予定していて、長年ため込んでしまった物達の断捨離をしているところです。

個人的に思い入れの強いものは、やはり捨てにくいですね。

しかし、そんなことばかり言っていると何も捨てられなくなってしまい、断捨離にならないわけです。

思い切りが必要になります。

今、それは本当に必要なのか?
それが断捨離の選別の条件となります。

「将来必要になるかも?」と考えると捨てられなくなる。

何でこんなものを、大事にとっておいたんだろう、と思うものも多いのですが、それが良くも悪くも自分の歴史というものなんだろうとも思います。

懐かしい物に囲まれるのは気持ちの良いものです。しばらく、その中に浸っていたくなります。

しかし、前に進む為には、情け容赦は無用です。
人生では、さよならしなきゃいけない時が必ず来ます。

それが今だと信じて、さよならする。
過去の思い出は旅立っていき、部屋は、みるみるかたずいて行く。

空いたスペースがとても心地よい。
心までも整理された様に思ってしまう。

何で、もっと早くこれが出来なかったのだろうか。

それは、やはりきっかけというものだ。
引っ越しというきっかけ。

期限のある行動。

誰の人生にも期限はある。
長い短いの差はあれど。
それに目を向けていないだけ。

心の断捨離も、こう願いたいものです。

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