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また読み直したいものを勝手に放り込んでゆくところです。 勝手に入れますが、御容赦ください。
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#写真

『サインインコワーキングオフィス』Webライターの記録#2

『サインインコワーキングオフィス』Webライターの記録#2

数年前から憧れていました。
『コワーキングオフィス』
私もいつか‥そんな場所でパソコンカタカタ打ちながら文章を書きたい!‥と。
図書館やカフェで記事を書くことはあるけれど、それとはまた違うあの場所に身を置きそしてその空気を味わってみたいの…と。

でも諦めていました。
都会じゃないし、山陰にそんなお洒落な場所があるかしらと。

それがね‥

あったんです!!
ある日、探してみるとヒット。
わぁ!あ

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結局なにがしたいんだ? raw現像から考えたこと

写真のraw(生のデータ)からの現像だと、いろいろ表現できると言うんだけどさ、、、結局何がしたいんだ?
と、自分に問いかけることになっちゃうんだよね。
現像とは関係なさそうな「自分…なんで生きてるの?」まで飛んでみちゃうみたいな。

昔みたいにフィルムの特性と現像ラボにおまかせの写真じゃなくて、今でもデジタルカメラまかせで出来上がった写真じゃなくて、自分で微調整しながら一枚の写真に仕上げることがで

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からだとともにあり からだを超えてゆく

からだとともにあり からだを超えてゆく

☆photopos-3084  2023.2.17

なにを見ているのか
なにを見ていないのか

見ることでしか
見ることは超えられないから
わたしは眼とともにあり
眼を超えてゆく

なににふれているのか
なににふれていないのか

ふれることでしか
ふれることは超えられないから
わたしは手とともにあり
手を超えてゆく

なにを感じられるのか
なにを感じられないのか

感じることでしか
感じること

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青玄羅漢はどこだ

青玄羅漢はどこだ

羅漢寺に来春の笑羅展のポスターとチラシを届けに行った。
風の強い寒い日だったが、羅漢場に着くと雲の合間から陽もさした。
こういうことがよくある。
石仏たちは晴男晴女が多いのかもしれない。

クレーの妖精のような一体の前に野菊が咲き群れていた。

陽射しを片頬に受けて、白く美しく輝いていたひと。

ワビスケ、サザンカの花、マユミの実、ドウダンツツジの紅葉の彩り。

この日のもう一つの目的は、とある句

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谷郁雄の詩のノート19

谷郁雄の詩のノート19

遠い国で始まった戦争は、終わる見込みのないまま、まもなく1年目を迎えようとしています。始めるのは簡単でも終わらせるのは至難の業です。その間にも犠牲者は増え続けています。戦争を始める人間もいれば、平和を祈る人間もいます。そんなことを考えながらも、ぼくの暮らしは続いていきます。そして暮らしの中にも小さな危機は訪れます。病気だったり、ケガだったり、老いだったり。生きることは心細いことのくり返しですが、勇

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それしかなかった

それしかなかった

大地に立ち

光を浴びる

重さはすべて

地に落とし

芯だけがのこる



それしかなかった
 

他に言葉がみつからないのが歯がゆい。

分かち合いたいからこそ、他のことばを探すのだけど。

やっぱり、それをあらわすのは「愛」しかないという、笑。

 

エッセイ/写「真」

エッセイ/写「真」

真実とはなにか、真理とはなにか、と問うとき、この言語で問われたその問いは、すでに幾分、間が抜けてみえるのだ。(もっとも、どの言語であれ、その問いそのものが間抜けていないか、私には何とも言えない。)

ことばという魔物は、いつでもじわじわと純粋思念を侵食するが、「写真」ということばも、そのひとつだろう。
それが白黒の粗い画像の時代から、誰の仕業か、こいつは「真を写す」などと、荷の重すぎる名を背負わさ

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